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シゴノセカイ《改訂版》  作者: 福乃 吹風
95/107

95話 秘密基地その19 濡羽玖朗

 千年もここに滞在してもうすぐ、本当の終止符の幕が来るだろう。ここには思い出のものがぎっしり詰まった僕(やつがれ)の部屋であり、そろそろこの思い出にも終止符が打てる。ずっと心残りだったから、僕(やつがれ)はずっと留まっていた。これが終わり次第、僕(やつがれ)は旅立つ。


 あー僕(やつがれ)は濡羽玖朗と言って、今はブラックノ団長を務めており、汀春の異父兄妹のものだ。それとこの秘密基地はその20で区切りをつけるらしく、いわばここが終幕を開ける寸前でも言える。

 おそらくだが125話ぐらいでこの世界が終わると認識しつつ、この世界を見届けてほしいというのが、僕(やつがれ)の願いだ。


 んじゃおさらいというやつをやろうか。


 91話は、寅萩家に救われて五年の月日が経っていたが、まあその五年の間は日々、冬人が寅萩家のことについて話していたから省略したのだろうとは思う。

 知っての通り、僕(やつがれ)の家系は天を司る神の真逆と捉えればいいってことだ。地がなければ人は住めないからな。そして早くないかというペースで、汀春と照秋が春がいる黄泉の国へと言ってしまい、僕(やつがれ)がどんな感情でいたのかは、読者に任せるとしよう。


 92話は、ここでも汀春を苦しめる気かというくらい、汀春を一人にさせたが、そこに花畑蓮と偽名を使って冰春と一緒に過ごす日々が、僕(やつがれ)はよかったなと思っていた。まあその時は僕(やつがれ)たちも気づかず、冰春探しを続けていたんだがな。


 93話は、クソ親父登場であんまり喋りたくはないが、汀春に謝罪をしていたな。その理由も明かされたとしても汀春は冰春想いがあるから、冰春と過ごしたかった気持ちが強かったな。

 それに冰春いじりもみれて俺は満足している。何もなければあんな感じで僕(やつがれ)たちは過ごしていたんだろうと。


 94話は、汀春の心が揺らぎ始め、冰春がどんな人生を送っていたのか見たことで、汀春は完全に闇落ちをし、デステクライン使いへとなった。恐れていたことが起き、すぐさま冰春が駆けつけてくれるも、冰春はもう止められなかった。

 そして冰春は決意をし、汀春が寝た後、暗示をかけ、僕(やつがれ)たちと共に過ごすことになった。冰春はそれでよかったのか、今でも思うことがある。


 この先は後1話ぐらいで、汀春の話が終わると思うが、想心が全てを知り、冰春とどう向き合うのかを見届けてあげてほしい。もしかしたら汀春の話が延びるかもしれないとだけ言っておく。


 伝えたいのはそれくらいかと思っていると、だんちょーどこーと伊雪の声が聞こえた。


「次回、96話秋に照らせ、春は汀⑥だ。くーたんと呼んだらいつでも駆けつけるからな」


※こちらは本編ではございません。出来上がり次第、随時更新させていただきます。

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