SEKIRO 〜防御は最大の攻撃なり〜
死にゲー(何度もゲームオーバーを繰り返して攻略する難易度の高いゲーム)で有名なフロムソフトウェアのアクションゲーム。
本作は戦国時代の日本を舞台としており、刀を使った激しい剣戟が売りとなっています。
皆様ちょっと思い出して欲しいのですが、アクションゲームで最後に“ガード”をしたのっていつですか?
スマブラは格ゲーなので除外してください。
私の場合『モンスターハンターワールド』なのですが、それ以前となるとPS2の『三國無双3』まで遡ることになります。
アクションゲームにおいてガードという要素は曲者で、敵の攻撃への対応がボタン1つで終わってしまいます。
攻防の防の部分が単純化してしまいおもしろくありません。
そのため伝統的に回避を求めてくるゲームが多いのです。
そんな中、防御を主軸にしたゲームとして作られたのがこちら『セキロ』です。
このゲームには体力ゲージと体幹ゲージの2本があり、どちらかを0にすることで敵を倒すことができます。
体力ゲージは一般的なゲームと同じように攻撃することで減っていきます。
そして体幹ゲージ。
これは敵の攻撃をジャストタイミングで防御することで減らすことができるのです。
このゲームでは敵の防御能力が高く、正面から斬りかかるとザコですら攻撃を防いできます。
スーパーアーマー(敵が攻撃に対してひるまない)を利用して積極的に攻撃してくるため、闇雲に剣を振っても返り討ちにあって終わりです。
そのため、敵の攻撃を弾いて体幹ゲージを減らすことで倒すのがメインになります。
これが非常にエキサイティングで、退屈な回避の時間がないうえ敵もどんどん攻撃してくるため、休む間のない激しい戦いが繰り広げられることになります。
正直、セキロプレイ後だと他のアクションとか退屈でやっていられなくなりそうなほどです。
体幹ゲージは敵を休ませると回復してしまうため、防御だけではなくスキを見つけたら攻撃もしなくてはいけません。
それも、かなり積極的に。
カウンターを取り入れたゲームはたくさんあると思うのですが、それを使わないとクリアできないという作品はなかなか珍しいのではないでしょうか。
難しそうと思われるかもしれませんが、実際敵の攻撃をしっかり見切って対応する必要があるためそれなりの上達を要求されます。
私は最初の中ボスで1時間近くリトライを繰り返しました。ボスじゃなくて中ボスですよ?
ただ、防御がジャストタイミングにならなくてもそのまま敵の攻撃を防ぐ形にはなるので意外と優しい面もあります。
いわゆる“フロムの死にゲー”ではあるのですが、同社の『ブラッドボーン』に比べるとかなり遊びやすくなっていると思いました。
嫌らしいショートカット隠しもありませんし(ブラボは本当にこれが苦手でした)、回生というコンテニュー要素があるので初見殺しゲームオーバーもかなり少ないです。
回復アイテムもセーブポイントで支給してもらえます。
鉤縄でピョンピョン飛び回る移動やステルスによる一撃必殺などちょくちょく爽快な気分を味わわせてくれるため、遊んでいて気分もいいです。
ただ、私は昨年発売した再販版を買ったのですが、攻略が出揃っている状況だからこそ楽しめるゲームだったようには感じます。
正直、自力で攻略法を見つけるのがしんどいボスが少なくありません。
特に義父の爆竹、修羅一心の床炎、怨嗟の鬼の炎攻撃辺りはお手上げ状態でした。
ちょっと辛いと感じたらモーション解説に頼るぐらいでちょうどいいかなと個人的には思います。
大丈夫。
攻略サイトに頼り切りでも、このゲームには十分な歯ごたえがありますから。




