エイリアンアイソレーション 〜会いに行ける恐怖〜
映画『エイリアン』シリーズを題材にしたステルスホラー。
エイリアンの出現したコロニーを舞台に、主人公の女性が脱出を目指します。
私がPS4で一番最初に買ったソフトがこれです。
ホラー映画を観ていると大多数の人は“こんな目にいたくない”と感じるでしょうが、まさにエイリアンと会えるようにしてくれたのがこのソフトです。
本作の大きな特徴として、エイリアンが1体しか登場しないことが挙げられます。
映画の2よろしくもりもり出てくるエイリアンを銃で撃ちまくるゲームが多い中、絶対強者として君臨するお姿を堪能することができます。
エイリアンは絶対に倒すことができません。
原作同様非常に強力で、見つかったらまず逃げられず銃を撃っても怯まず突っ込んできます。
捕まれば即ゲームオーバー。
音の出るボールなどをおとりにして対処する形になりますが、これも同じ手段をとり続けると学習して引っかからなくなります。
“エイリアンのAIが賢すぎてプロト版だと誰もクリアできなかった”という逸話があるほどです。
襲い方も容赦がなく、ホラーゲームではおなじみの作中テキストを読んでいる時でも彼はプレイヤーを探し続けます。
ヌメテカとした質感や美しいデザインも美麗なグラフィックで再現されており、FPSゲームですので画面を通してエイリアンと遭遇している気分になることができます。嬉しいですね。
そんなエイリアンに対する主人公の装備はきわめて貧弱です。
エイリアンの動きを探知するための道具は動体センサーしかありません。
これは映画にも登場した道具で、近くで動くものがいると大まかな位置がわかるだけの機能です。
“動体”センサーなので、エイリアンが棒立ちしていたらどんなに近くでも反応しません。
そのため、プレイヤーはエイリアンがいるかいないかもわからない状態で部屋のドアを開け、曲がり角を恐る恐る覗き込むことになります。
自分の目と耳、そして運に頼る状況が凄まじい緊張感を生み出すのです。
唯一、エイリアンが通気口を移動している時だけはドコドコと移動する音が聞こえます。
遊び初めの頃は恐ろしくてこの音が聞こえる(=エイリアンが通気口にいることが確定している)まで隠れた場所から動くことができませんでした。
いるかいないかもわからない、という恐怖は制作陣も意識しているようで、おまけとして収録されている映画を再現したステージではなにも見えない煙幕の中手探りで進んでいく場面があります。
主人公は必死で幸運を祈り“私のお星さま”に祈り続けるのですが、おそらく多くのプレイヤーも主人公と同じ心境になるのではないでしょうか。
ゲーム自体の出来としては少々ファンアイテムの域を出ない部分もあるのですが、エイリアンが好きならぜひ。
ちなみに、このゲームPSカメラを接続するとエイリアンが現実世界の音に反応するようになります。
やや理不尽な難易度になってはしまいますが、持っている方はぜひ音の出せない恐怖を体験してみてください。




