(40)魔王をがんばる
あらすじ***魔王と勇者入れ替わり。魔王(IN勇者)は結婚を申し込まれました。勇者(IN魔王)はいい夢を見たようです笑
※勢いで書いてるので設定間違いや違和感を感じたら気軽に教えてください。よろしくお願いします。
★勇者(IN魔王)サイド★
散々訓練をし、昼ごはんに駆り出され
結局俺の仕事は魔王軍団の飯作りとなってしまった。
悲しい。でもアリアとルミヤの分も一緒だからな。
自分をそう慰めていると、また魔王(IN勇者)が唐突に現れた。
なにやら楽しそうにクリスタルに何かを言い
何かを渡して去っていった。
なんだよ。自由だな。
アリアは気づくと俺の横にいて
少し、いや、かなり寄ってくる。
逃しませんよって顔に見えるのは俺の気のせいだ!うん
さて魔王らしく自分の訓練もしなくては。
ちゃんと魔王に教えてもらった訓練は役立った。
夢の中でだけど。
他のスキルも見ていかなくては・・・。
異空間の訓練にアリアも誘ってみる。
これを見れば兵をあげるのを諦めてくれるかなと
魔王スキルを多種多様使ってみた。
本当にしょうもないスキルだらけだ。
カツラを飛ばす とか クシャミを我慢するとか
かと思えば地上に火の糸を張り巡らす火炎蜘蛛糸とか
地味に痛そうな針山剣山 文字通り地上がチクチクする
最初は順番に試していたが数のあまりの多さに
飽きてきて強そうな技名を試すことに集中した。
ちなみに技名の横にちゃんと効果内容がわかる説明文がある。
これまで確認してきたステータス確認能力は
一部特殊職の人間だけが持つ『ステータス強制表示』スキル。
俺も魔王も持っているがアリアなども含めほとんどの人は使えない。
一般的にステータスはギルドでしか確認できないし
特殊職にのみ許された隠蔽スキルもある。
スキル名の変更は国単位の許可がなければできないため
許可がある人間には『能力隠蔽』と出るのみ。
そのスキル内容を聞いてはいけないのが暗黙のルールだ。
そもそも普通の人間が隠蔽するスキルとは余程のものだ。
そういう奴の大半は盗賊や泥棒のため表舞台に立つことはない。
「おお、これは使えそうだな・・・。」
「何か素晴らしいスキルがございましたか?魔王様。」
「手山剣山!!」
あたり一面に手が生える。
ワキワキとしてみせる。
相手の足とか掴めば転ばせられる。
国が攻めてきたら真っ先にえらい人転ばそう。
なぜか顔を赤らめるアリアだが
勇者(IN魔王)は指使いを緻密にすべく
集中していて気づかないのであった。




