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(38)いらぬ告白

あらすじ***魔王と勇者入れ替わり。魔王(IN勇者)はたすかりましたが・・・?!。

勇者(IN魔王)は襲われました。

※勢いで書いてるので設定間違いや違和感を感じたら気軽に教えてください。よろしくお願いします。

★魔王(IN勇者)サイド★


恐怖の朝餉タイムが終わり、現在は昼だ。

昼飯も奢り、ついでになぜか買い物にまた駆り出されている。

荷物持ちもさせられている。

アイテムボックスは禁止令を出された。

それをこなしたら許すとアスナに言われた。

なぜかわからないが、理由を聞いたら絶対怒られる。

我には確信があった。


勇者のように人間の男がどこか情けないのは

女が恐ろしいからに違いない。

本当に恐ろしいのは勇者でも魔王である我でもないのだ。

そこかしこに魔王を超える女が歩いている。

町は魔王の住処か。


「さて、じゃあ冒険者ギルドに行きましょ。

あと数日何もしないと体がなまっちゃうわ。」

「そうですね〜。この姿、あの方たちに見せたいし〜。」

「わたくしたちの大事な仲間ですものね!重〜い関係ですわ!」

この荷物のことか。


ギルドに顔を出すと、ざわついていた。

みんなが あっ来た という顔や声をだす。


「あいつだ・・・受付のアイドルであるリスちゃんラスちゃんをあんな風に・・・。」

「くそっ いくらギルド長から止められていても我慢したくねえ!!」

止められていたらしい。どうりで睨むだけで何もしてこないわけだ。

別に止めなくとも人間など・・・いかん。

ここは普通の人間らしく済ませねばならんところだろう。

だがあいにく今我は、荷物持ちだ。

ただ立っていることしかできない。


ふわっと花のような香りが漂う。

甘く濃い花の匂いは受付のほうから流れてきた。

これは昨日嗅いだあの・・・


そちらに目をやるとリスティアとラスティアがいた。

服装は私服だ。今日は仕事ではなく個人的にきているらしい。

どこか見た目が違う。気づかねば!!気づかねば!!!

よく見ると耳!!耳毛が薄桃色に変わっている。二人とも。


「か、カワイイ耳になったな!!」

気づいたぞ!我は偉い!!ちゃんと耳毛色に気づいたぞ!!


「「「「てめぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!」」」」

ギルドの男どもが一斉に半泣きで襲いかかってきた。


・・・


その後守ってくれたのはアスナたちだった。

ちょっと情けないが我はずっと大人しく荷物持ちをしていた。

許してくれないと怖いから仕方がない。

それに仲間とは守り合うものだ。

我が守られているという点が微妙だが。


最終的に大股で現れた壮年のギルド長が場をおさめた。

ギルド長も殺気立ってはいるが理由は個室に入ってから聞かされた。


「獣人はな、発情期ってもんがあるんだよ。

二人は人間に近い獣人だからこれまで発情期もなく

楽しくやらかしてきたが、お前がこいつらを発情させちまったんだ。」

「ア・・・アルは悪くないよー。私たちもこうなると

思わなかったもん・・・。」とリス。

昨夜のがそこまで影響するとは。


「発情期って・・・!じゃあ、えと、どうなるの?」

ちょっと途中から照れるアスナ。

「獣人の発情期は1年と言われています。

その間に子供を作ってできたら結婚するの・・・。」とラス。


「「私たちを、もらってください!!」」


勇者よ・・・今なら元にもどってもいいぞ。

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