(36)聖女のターンです
あらすじ***魔王と勇者入れ替わり。魔王(IN勇者)は夜の舞踏会2。
勇者(IN魔王)。もとうとう狙われています。
※勢いで書いてるので設定間違いや違和感を感じたら気軽に教えてください。よろしくお願いします。
※ノクターンで『魔王♂⇄勇者♂〜入れ替わりからの、ハーレム官能〜』にて36話以降の展開をR18閑話にて投稿してます。大人の方はそちらもぜひご覧ください。
★勇者(IN魔王)サイド★
情けない魔王をみせないように
クリスタルがなるべく音を立てて魔王寝室に入ると
勇者(IN魔王)は慌てて取り繕った。
今更なのだが、アリアの前ではまだ魔王のフリはできている
つもりのようだ。
威厳を持って問う。
「急になんだっ 騒々しいっ びっくりしただろうが。」
全然取り繕えていない。
突然母親が部屋に入ってきた時の少年のようだ。
クリスタルは無視して場所を譲ると
頰を上気させたアリアが姿を表した。
あと1分遅かったらやばかった!!
勇者は血の気が引いた心地であった。
「お・・・おおアリアだな。どうした?」
「実は魔王様がいつもがんばってらっしゃるので
心配になりまして、特製のスープを持ってきましたの。」
見るからに怪しい。緑の湯気が立っている。
毒かもしれない。そっとクリスタルを伺うが
妖艶に微笑んだクリスタルはそっと頷く。
これは飲むしかないようだ。
「わ・・・わかった。ありがとう、アリア」
「はい!」
ええい、男は度胸だ!!飲み干してしまえ
一気に煽ると世界がグラっと回り出した。
そのまま倒れこむ。
やっぱり毒・・・だった・・・か?
・・・
気づくと勇者(IN魔王)は暗闇に寝かされていた。
気を失ったのは一瞬だったようだ。
アリアがすぐそばにまだいる。
器を手に取りクリスタルに手渡していた。
アリア、と声をかけようとして驚く。
体がまったく動かない。動かせない。
クリスタルが出ていき部屋に二人残された。
途端にアリアが飛びついてくる。
「??!??!!!?」
クリスタルと取引でもして俺を殺すつもりか?!
目が開かなくとも状況が見えるのは魔王の力ではない。
魂が少しずれているような感じだ。
それで見えてるし体が動かないが匂いや感触は感じられる。
アリアの周りをソワソワうろつく。
ごめん ごめんよアリア
こんな辛い思いをさせて俺は最低だ。
「っ もうっ 最高!!」
え、なんて?
アリアが最高の笑顔で俺の(魔王の)顔を触りたくる。
「もうっ ふっさふさ。ダメっ もうたまらないっ!!」
いきなり魔王の衣類を脱がせにかかる。
キャーヤメテー!!
女子ならこう叫ぶであろう。
なんてことを、ってか何をする気だアリア!!
傍でおろおろする俺だがアリアは止まらない。
どんどん服を脱がせて俺は(魔王は)すっぱだかだ。
といっても獅子の身であるので
でかい動物が寝ている姿でしかない。
よく動物園でみかけるあんな感じだ。
この世界に動物園はある。
アリアさんの知らない一面を俺は知ることとなりました。




