表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/53

『失せ物漂着場』:Result

 『雨野 中』


 HP18/18 MP13/13


◇術式


・『霊術:霊傘』


 死者を弔う気持ちが、この『失せ物漂着場』において傘を差しだすという形で具現化した優しい霊術。浄化の力を持ち、悪しきものにある程度の影響を与える。


 半透明の、霊体のような傘を具現化することができ、その傘は実際に触れることができる。もちろん普通の傘として機能する。


 使用者が死者を弔う気持ちでこの傘を差しだし、死者がそれを受け入れれば成仏させることができる。


 また、この傘は使用者が望むか、物理的に破壊されるまで永続的に残り続ける。


 この傘の下は害意がないものには居心地がいいのか、やがて残されたこの傘の下は、無力なものたちの憩いの場所となるだろう。




・『霊術:雨乞い』


 霊力を消費し、使用者の周囲に雨を降らせる霊術。それは時に、恵みの雨となって大地を癒すだろう。


 慣れてくれば範囲や降水量を変えることもできるが、霊力の消費が大きくなることには留意すべきだ。


 本来であれば攻撃性のない優しい霊術であるが、ことアタルにおいては、むやみにこの霊術を使ってはならないだろう。


 それほど厄介なものに、魅入られているのだから……




・『霊術:雨上がり』


 虹の弓と光の矢を作り出し、解き放つ霊術。対象を呪いや邪悪な気配ごと貫く退魔の矢。或いは、空にかかる雲をも散らす、晴れをもたらす一撃。


 矢を当てるには技量が必要だが、使用者の強い思いに応じて対象に追尾して矢が放たれることもある。


 大切な存在を弔うため、もうこれ以上苦しませないため、約束の景色を見せるために、アタルの気持ちに答えて形となった『虹をかける一撃』。


 闇を祓い、この世界を照らせ。




◇装備


・『雨宿り』 耐久値 7/7


 スキル 『暴風来』『癒しの霧雨』


 アタルが今待て使ってきたビニール傘を強化し、二度の死線を共に乗り越えたことでかけがえのないものとして扱われその名をつけられた。


 名を与えられたこの傘は、その瞬間に有象無象のビニール傘から一つの個として確立した。


 傘を勢いよく開くことで耐久値すべてを消費してその分の威力の暴風を発生させる『暴風来』と、傘をさしている際に周囲の望む相手に癒しを与える霧雨を降らせる『癒しの霧雨』の二つのスキルを所持している。なお、ここで発生する霧雨は『雨宿り』由来のものであり、アタルが発生させるものではない。


 また、『想いの結晶:癒し』の影響で、時間はかかるが自動的に自身の耐久値を回復させることもできる。


 誰かを守るために名をつけられたその傘は、これからも持ち主のことを守り続けるだろう。


 たとえ自身がボロボロになり続けたとしても、主を守れれば、それでよいのだ。





・『カラスの要石』


 『濡れ羽鴉への挑戦状』を乗り越え、『雨切大鴉』に認められたことで『濡羽石のネックレス』が変化したもの。


 以前よりも美しさと輝きが増し、純粋に人々の目を引く美しい宝石とかした。


 これを使用すれば『濡れ羽鴉』の霊体を召喚することができる。現在は1匹しか召喚できないが、育てれば複数匹召喚できるようになるかもしれない。


 MPを使えば、さらに力を引き出すこともできるやも……




 『濡れ羽鴉』たちは、恨みの連鎖を断ち切るアタルの選択に驚愕し、胸打たれた。


 そして彼らの恨みから生まれて、そのためだけに生きた『雨切大鴉』はアタルのことを恨めなくなり、存在意義を失い消える定めとなった…… はずだった。


 今彼はこの宝石の中にいる。これから彼と共にあるために。


 今は自由に飛べない『濡れ羽鴉』でも、いずれはきっと、自由に空を飛べるだろう。彼と一緒なら……




・『蝸牛の盾』 耐久値5/5


 カタツムリの殻の形をした盾。頑丈ながらも軽量で、雨の日はさらに頑丈になる。


 腕に着けると引っ付き、腕の動きを阻害しない。さらには石を与えれば耐久値が回復する優れもの。


 商店街に惹かれて訪れたお人好したちは、『ヤマイマイ』と契約して呪われ、カタツムリとなって『ヤマイマイカブリ』に食べられてしまった。


 食べられた後もその魂は殻に閉じ込められ続けたが、自分たちをこのようにした元凶は討たれ、その魂は解放された。


 これは救われた人々と、救われた商店街からのプレゼントである。




・『るるのれいんこーと』 耐久値5/5


 ルルからの最期の贈り物。


 黄色い大人用のレインコートは、それが液体であればどんなものでも弾き、着用者を守る。


 見た目は脆く見えるが、非常に頑丈で並の刃物では切り裂けない。ただし熱に弱い。




 ルルは最期までアタルのことを思っていた。


 もうこれ以上一緒にいれないと悟ったルルは、せめてアタルの身を守れるものを残そうとした。


 最期の力を振り絞って、怪我ばかりする彼のことを思って、ほんのちょっぴり憶えていて欲しくて自分のトレードマークの形にして、ずっと一緒にいられるように気持ちを込めて……


 最期に見た景色は、人生で一番美しかった。




◇状態


・『川の主の寵愛』


 川の主に認められ、与えられた恩寵。


 それは雨を呼び、水を従える力。


 雨乞いの力を強化し、必ず成功させる。また、水上を自在に動き回ることができる。


 この町に流れ着いた老人は、はじめその事実を受け入れることができなかった。


 かつての栄光に縋りながら、一人よがりに叫ぶしかなく……


 やがて訪れた者のおかげで、ようやくあるがままを受け入れられた。


 この恩寵は、そんな己を救ってくれたものへの感謝のしるし。


 やがてこの力は、その身に宿る悍ましい呪いへの対抗策となることだろう……




繝サ縲手オ、縺?岑縺ョ蜻ェ縺??


縲?縲手オ、縺?岑縺ョ譌・縲上↓逶ョ繧偵▽縺代i繧後?∝測繧上l縺溯ィシ縲


縲?譛?螟ァMP繧?螂ェ繧上l縲∬?繧峨′逕溘∩蜃コ縺呎ーエ縺ッ縺吶∋縺ヲ縲手オ、縺?岑縲上→縺ェ繧


縲?縲手オ、縺?岑縺ョ譌・縲上?讌ス縺励∩縺ォ縺励※縺?k縲


縲?縺薙?迯イ迚ゥ縺後?∬?繧峨?螂ス縺ソ縺ョ蜻ウ縺ォ閧イ縺、縺セ縺ァ窶ヲ窶ヲ




繝サ縲主セ。菴ソ縺?巨縺ョ邏?據縲


縲?縲主セ。菴ソ縺?巨縲上↓隱阪a繧峨l縺溯ィシ縲


縲?縲主セ。菴ソ縺?巨縲上↓隱阪a繧峨l縺溘b縺ョ縺ッ縲√?寂蔓縺ョ笆?笆?繧翫?上↓諡帙°繧後k雉??シ繧呈戟縺、縲


縲?繧?′縺ヲ縺薙l繧呈戟縺、繧ゅ?縺ッ縲√?寂蔓縺ョ笆?笆?繧翫?上↓諡帛セ?&繧後k縺薙→縺?繧阪≧縲






◇怪異


『失せ物たち』


・アタル

「えっと、最初はビビったけど、なんか無害だし、結構感情豊かに思えて見てて飽きないな。一緒にいて楽しいし、なんかペットみたいだ」


・おじさん

「……まぁ、少なくとも危険はないな。たまに俺がなくしたものがこいつらになってて戻ってくることがある、そう考えると便利だ」




『雨唄音楽隊』


・アタル

「いつも楽しそうな音楽を奏でてくれるし、雨ばっかりの町であの子たちの音楽を聴けるのは良かったと思う。正直リラックスできたし、あの町の数少ない娯楽だな」


・おじさん

「……見たことないぞ?」




『人面瘡蛙』


・アタル

「見た目はちょっと気持ち悪いけど、意外と無害だし、よく見るとなんか愛嬌があって悪くないな」


・おじさん

「……哀れな奴らだ、見逃している」




『濡れ犬』


・アタル

「正直、ちょっとかわいそうだと思ってしまった。だから傘をさしてあげたんだけど、なんだかんだで懐かれてしまって…… ちょっと嬉しい」


・おじさん

「……なぜ逃げる?」




『悪意に濡れた獣』


・アタル

「最初は怖かったけど…… こいつの結晶の説明を読んでしまったら、そんなに憎めなくなってしまった」


・おじさん

「……雑魚だな」




『濡れ羽鴉』


・アタル

「最初は怖かったし、憎いくらいだったけど…… なんか懐かれてからは、憎めなくなってしまった。俺って結構現金な奴だったんだな……」


・おじさん

「……雑魚だな」




『雨切大鴉』


・アタル

「正直、強かった。倒せたのはたまたまだし、もう一回戦えって言われても、やりたくない。でも、こいつと正面からぶつかったからこそ、一緒についてきてくれるようになったんだよな」


・おじさん

「……雑魚だな」




『ヤマイマイ』


・アタル

「正直、あんまりいい思い出はないな。放置して他の人が犠牲になったらいやだけど、大体『ヤマイマイカブリ』に食べられているから、あまり気にしなくてもいいんだろうか?」


・おじさん

「……まぁ、奴らの餌がなくならない程度には間引いている。何も知らん奴があの呪いを受けるのは、さすがに酷だ」




『ヤマイマイカブリ』


・アタル

「初めに出会ったやつは怖かったけど、それ以降に出会ったやつは全然襲ってこない、と言うか眼中にないって感じだった。ルルはこいつの背中に乗せてもらってたな…… 俺も頑張れば乗れたのだろうか?」


・おじさん

「……益虫だ、放置している」




『下水道に潜むもの』


・アタル

「……あんまり、思い出したくないな。強くて、早くて、何処にいるかわからなくて…… あの時おじさんに助けてもらわなかったら、あのまま死んでたと思う」


・おじさん

「……逃げるのが得意なだけの雑魚だな」




『雨童』


・アタル

「……俺はルルしか知らない。だからこれに関してはノーコメントだ」


・おじさん

「……飴を渡すと喜ぶから、この町にいるときは常備してる」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ