♪大混雑、トランペットパート
「金管楽器って行った?」 弘実先輩が聞く。
今日は金管楽器を見学することになった。
トランペットに行くらしい。
私達の学年はトランペット志望が多くて、私を除く部員9人のうち、5人がトランペット志望。 ……と、いうことは?
“ガヤガヤ”
(はい、混んでまーす。先輩合わせてその数9人!)
「…こんにちはっ!」
賑やかな教室と人の多さにおじけづく陽。
「こーんにっちはーっ!トランペットへよーこそっ!」
ビックリするくらい声が大きかった、秋山七海先輩。
ちょっと待っててねーと人をかきわけ、かきわけ……。
七海先輩は金属の小さい棒を持ってきた。
マウスピース、略してマッピというらしい。
口をひいて音を出すらしいが、全く音がでない。
「ちがうっ!口、もっとひいて!ニコッと笑ったマッピをつけて、そのまま息入れてっ!お腹から息吸って、しっかり前向いてっ!」
熱血すぎてどんどん顔が近くなってくる。
声もどんどん大きくなる。
もう、ビックビクだった。
早く音出さないとーって。それしか頭にない
ビービー
はぁー、音出たー。良かったーって思ってると……。
「はい、本体つけてやるよー!」
………! いやっ、気が早くないですかっ?
とか思っていると、「これ、七海の楽器だから壊さないでねっ!」と一言。
そんなこと言われると、ガチガチじゃん!
もー怖いよー!早くここから抜け出したーいと、頭の中はそれだけだった。
おかげ様で一発で音がでました。
が、しかーーーーーーし!
いやーーーー、怖いっ!
そのあともラッパの説明が続いたが、全く頭に入ってこず……。
いつの間にか終わっていて、七海先輩と隣の教室へ向かっていた。
そう、あの魔法の部屋へと、ゆっくり近づいていった……。
てか、七海先輩!勝手にたくさん書いちゃってすみませーーんっ!笑笑




