第81話 温泉まで監査項目に入れるな
ひなたの帰還予定まで、あと半日。
因果状態を安定させるために激しい戦闘や長距離移動は避けろ、と銭神から指示が出た。だったら宿で寝ればいい、と俺は提案したのだが、ゼニスは「長時間の自然魔力環境で身体反応を見る必要があります」と言い出し、ミャオが「それなら王都近郊にいい温泉宿があるにゃ」と乗った。
そこへルヴィアが、最悪の方向から話を豪華にした。
「おーっほっほっほっほっ!! でしたら一棟借りればよろしいでしょう! 料理も最上級、湯も一番広いところを取りなさいな!」
「ははーっっ!! スポンサー様、一生ついていきます」
「陸、今だけ声が綺麗にゃ」
「金持ちへの敬意だ」
結果、人数が増えた。俺、ひなた、ゼニス、ミャオ、ルヴィア、モグ、リリア、ティアナ。
さらに、近くで任務を終えたアレクシスたち勇者パーティまで合流した。アレクシス、ロイド、シェリア、エルミナ、喋る聖剣ルクシオン。ついでに三馬鹿のアンディ、ポーレン、タンナーまで「師匠の休養も修行です!」という意味不明な理屈でついてきた。
「お前ら、温泉に修行要素どこにあんだよ」
「熱さに耐える精神鍛錬です!」
「アン、お前それ我慢大会って言うんだぞ、覚えとけ」
温泉宿は、山肌へ沿うように建った木造の大きな宿だった。硫黄の匂いは薄く、湯気の向こうには深い緑の山。内湯と露天が分かれ、男女の浴場は厚い石壁と魔導式の目隠し結界で完全に隔てられている。
受付で浴衣を渡された時点から、女性陣は普段との印象が大きく変わった。
ひなたは健康的なショートカットに淡い藍色の浴衣。現代では動きやすい服か制服姿の印象が強いので、柔らかい布を着ているだけで年相応の二十一歳に見える。本人は慣れない帯を気にして何度も触っていた。そして幼かった体つきも鍛錬と成長でだいぶ育っていた。
ミャオは小柄な身体に薄桃色の浴衣を着て、猫耳だけが髪の上からぴょこんと出ている。尻尾を帯の横から逃がすために宿の女将と相談したらしく、後ろ姿は最初から猫人族用に仕立てたように収まりがいい。
ルヴィアは浴衣になっても高級感を捨てなかった。燃えるような深紅の髪を腰まで流し、いつもの縦巻きロールはほどき気味にしている。金色の瞳と赤い小さな角、赤金の帯まで自前らしく、「宿の物ではわたくしの格に合いませんわ!」と意味不明なこだわりを発揮していた。
ティアナは淡い桜色の髪を高い位置で簡単にまとめ、白地に青い模様の浴衣。普段の実用ローブよりずっと華奢に見えるが、青紫の瞳だけはいつも通り俺を値踏みするように冷たい。
シェリアは褐色の肌に深緑の浴衣がよく映えた。長身で引き締まった体格だから、武器を外していても姿勢だけで弓兵だと分かる。いつものポニーテールをほどいた髪を肩へ流し、「何見てんの」と笑っていた。
エルミナは青黒い長髪を背へ下ろし、眼鏡を外すと知的な印象が少し柔らかくなる。本人は温泉より先に、浴場を温める魔導配管の構造を聞きたがって宿の従業員を困らせていた。
リリアは白銀の長髪と病的に白い肌のせいで、薄紫の浴衣を着ると余計に幽霊旅館の看板娘みたいになった。暗赤色の瞳の下にはいつもの濃い隈があるのに、本人だけは一番元気だ。
「陸! どう!? 死人の浴衣! 色っぽい!?」
「旅館で出たら部屋変えてもらう」
「ひどぉぉぉぉぉ!!」
最後にゼニス。
艶のある黒髪を今日は完全に下ろし、濃紺の浴衣をきっちり着ていた。長身で姿勢が良く、普段のスーツより布が柔らかいぶん、豊かな女性らしい線がかえって目立つ。金色寄りの琥珀の瞳と細い光輪がなければ、高級旅館の広告へそのまま載せられそうな完成度だった。
ゼニスは俺の前で一度くるりと回った。
「どうです? 今回は業務服ではありませんよ」
「帯に請求書隠してない?」
「第一声がそれぇぇぇぇぇぇ!? 少しは人の浴衣姿を普通に褒められないんですかぁぁぁぁぁ!!」
「似合ってる似合ってる。で、宿代は?」
「ルヴィアさん持ちです!」
「最高に似合ってる」
「評価基準が金ぇぇぇぇぇぇ!!」
モグだけは浴衣の柄にも帯にも興味を示さず、受付横へ並んだ夕食の見本へ鼻を向けていた。小さな身体のどこへ入るのか分からない量を食うくせに、本人には食べ過ぎという自覚が一切ない。
「風呂より飯は? さっき、あっちに肉と魚と甘い物が並んでおったぞ。湯へ入る前に食えば、上がった後でもう一回食える」
「おいデブ。温泉を二食制にすんな。お前が先に食堂へ入ったら、俺らが上がる頃には皿しか残ってねえだろ」
「誰がデブじゃああああっ! 細いわらわのどこがデブなのじゃ!! 見よ、このプロポーション! 腕も脚も細いし、腹だって出ておらぬわ!」
「見ねえよガキンチョなんざ。おめえの身体じゃなくて食欲がデブなんだよ。胃袋だけ古竜の本体みてえに膨張してんだろ」
「食欲に太いも細いもあるかぁぁぁぁ! それを言うなら陸の腹だってやばいじゃろうがあああっ! 座った時、服の上からちょっと段になっておるの知っておるんじゃぞ! わらわより先に自分の腹を鍛えろぉぉぉぉ!!」
「うるせえ! 三十二歳の腹にはたくさんの夢と人生が詰まってんだよ!」
「ハァ。酒とつまみが詰まってるだけにゃ」とミャオ。
「黒田、ダンジョンで上げた基礎レベルもう落ちてるんだから運動しなさいよ」とティアナ。
「今、全員で俺の腹を包囲する必要ある!?」
「陸さんが先にモグをデブって呼んだんでしょ」とひなた。
「後輩まで敵側につくなぁぁぁぁぁ!!」
モグは勝ち誇って鼻を鳴らすと、「牛乳もあるのじゃろ?」だけは聞き逃さず、食堂の方向へ走っていった。ひなたがその背中を見送りながら「モグはお風呂入らないんですか」と聞くと、ミャオが肩をすくめた。
「あとで入れるにゃ。今は先に食わせた方が静かにゃ。放っておくと浴場でも『湯より飯』って言い続けるにゃ」
「つまり食堂の守護竜だ。飯が外へ逃げないよう全部腹へ保護する、な」
「守ってないにゃ。食ってるだけにゃ」
男女に分かれて浴場へ入った。男湯側は俺、アレクシス、ロイド、アン、ポン、タン。ルクシオンはなぜかアレクシスが壁際へ立てかけている。
「聖剣って温泉入る必要あんの?さびねーの?」
『我は入浴などしない! 勇者の監督だ!』
「過保護な保護者だな」
『貴様がいるからだああ黒田!!』
露天へ肩まで浸かると、さすがに気持ちいい。山風は冷たいのに肩から下は熱い。戦闘、ダンジョン、神界監査で固まっていた首を回すと、湯へ浸かった分だけ動きが軽くなった。
「……悪くねえな」
「黒田さんが素直に休んでる」とアレクシスが言った。
「俺は休むことに関しては誰より真面目だ」
「そこ誇るところですか?」
隣の女湯から笑い声が聞こえてきたところで、俺は湯気の向こうにいる勇者へ悪い遊びを一つ思いついた。
「なあ、アレクシス。ちょっと確認したいことがあるんだけどよ」
「その言い方でまともだった試しがないんですけど、何です?」
「覗き、しよーぜ」
「……はい?」
アレクシスは聞き間違いを疑って俺の顔を見直し、壁際のルクシオンは石床へ刀身を鳴らした。
『黒田。もう一度だけ聞く。いま勇者へ何を提案した』
「覗き。温泉へ来た男が一回くらい口にする馬鹿話だろ。実行するかは別として、文化的な確認だ」
「そんな文化ありません! 少なくとも僕が日本にいた記憶の中で、犯罪を温泉文化に入れないでください!」
「そうか。じゃあ今日ここで新設するか。異世界交流ってそういうもんだろ」
『交流の名を借りて文化を捏造するな!! しかも最悪の方向へ輸出するなぁぁぁぁ!!』
女湯をどうしても見たいわけではなかった。見たところで借金は一枚も減らないし、腹も膨れない。俺が見たいのは、白飯と味噌汁に泣き、コンビニのホットスナックを見せると条件交渉まで始める勇者が、ファミチキ何個で倫理と食欲の間を揺れるかだ。性格の悪い遊びなのは分かっているが、だからこそ試したくなる。
「アレクシス。仮に、仮にだぞ。向こうを覗く計画へ参加したら、ファミチキ一個奢るけど」
「行きません。黒田さん、人を何だと思ってるんですか! ファミチキに魂を売る悪魔じゃないですかそれだと」
「勇者。じゃあ二個ならどうだ?」
「…………二個」
「お前いま個数を復唱したよな。迷っただろ」
「迷ってません! 現代へ帰れない僕にとって二個という条件の重さを確認しただけです!」
『貴様、迷ったなァァァァァァァァ!! 我には分かるぞ勇者ァァァァァァ!! 世界を救う男がホットスナック二個と犯罪行為を天秤にかけるなぁぁぁぁぁぁ!!』
「違うんです違う、ルクシオン! 僕は覗きたいんじゃなくて、ファミチキ二個って現代日本へ帰れない僕にとって相当な価値が――」
『価値を説明するな! 余計に情けなくなるわ!!』
ロイドが顎へ手を当てた。
「ファミチキ二個って、こっちの金にするとどのくらいだ?」
「知ると多分驚くぞ」
「いや、勇者の買収単価として市場調査をだな」
『調査してるんじゃねえぇぇぇぇぇぇ!!』
三馬鹿までこちらへ寄ってきた。
「師匠。これは潜入訓練ですか?」
「アン、お前は黙って湯に浸かってろ」
「では僕が結界の弱点を――」とポン。
「おい探すな」
「僕、見張りします」とタン。
「お前が一番実務的に加担しようとすんな!」
俺は笑いながら湯の縁へ腕を乗せた。
「冗談だよ。つーか本当にやったらゼニスに違約金取られる。女湯より請求書の方が怖い」
「倫理で止まってくださいよ!」
「止まった結果は同じだろ」
「理由が大事なんです!」
アレクシスは胸まで湯へ沈み直し、ようやく警戒を解いた。
「僕も行きません。ファミチキは欲しいです。でも、それとこれは別です」
『当たり前だ! なぜ勇者が当たり前へ戻るだけで我がここまで疲れねばならん!』
ルクシオンの怒声に、俺たちは笑った。そこまでは、本当にただの悪ふざけだった。
悪ふざけはそこで終わり、男どもはそれぞれ湯へ沈み直した。数分ほどして、石壁の上に並ぶ湯気抜き用の魔導板から「ぱちっ」と乾いた音が走る。古い設備らしく淡い光が明滅したかと思うと、目隠し結界の一部分だけが紙を切り抜いたように消えた。
「……ん?」
見えたのは湯気の向こうの岩場と、人影が数人いること、それから肩より上に濡れた髪の色が重なった程度だった。誰がどこにいたか判別する前に結界は戻り始める。普通なら「設備事故」で押し切れたかもしれないが、俺とアレクシスは数分前まで覗きの相談をしていた。よりによって最悪のタイミングだった。
俺とアレクシスは、完全に同じ顔で固まった。
「……あ」
「……あ」
向こう側も固まった。最初に聞こえたのは、ティアナの声だった。
「――黒田?」
次にミャオ。
「陸?」
ひなた。
「陸さん?」
リリア。
「陸ぅ?」
最後に聞こえたゼニスの声だけ、怒鳴る前より低かった。
「黒田さん」
俺は反射的に両手を上げた。
「待て! 事故! 今のは設備の故障だ!」
「僕もです! 本当に何もしてません!」
ルクシオンが凄まじい勢いで叫んだ。
『我が証人だ!! こいつらは確かに覗きを検討したが、実行前に中止していた!!』
女湯側から返事が途切れた。
「ルクシオン」
「はい?」
アレクシスが青ざめた。
「今、それ言わない方がよかったんじゃ……」
結界が復旧した。男湯には、死刑宣告を待つ空気だけが残った。
「黒田さん」
「何だ勇者」
「逃げますか?」
「俺だけなら、現代帰れるぞ」
「この人、最低だ!!」
現代へ逃げる案は魅力的だったが、戻った時に女性陣とゼニスの怒りが利息つきで増えている未来しか見えない。俺とアレクシスは観念して風呂から上がり、十分後には休憩所で横一列の女性陣と正座して向き合っていた。全員きっちり浴衣を着直しているぶん、湯上がりの濡れ髪や火照った頬が普段より目につく。
ひなたの短い髪は少し湿って頬へ張りつき、健康的な肌には湯の赤みが残っている。ミャオは濡れた猫耳をタオルで挟みながら、尻尾だけ怒りで太く膨らんでいた。ルヴィアの深紅の長髪は縦巻きが完全にほどけ、金色の瞳だけが笑っていない。ティアナは淡い桜色の髪をタオルでまとめ、青紫の瞳で俺を射殺せそうな勢いで睨んでいる。
シェリアは褐色の肌に浴衣をきっちり合わせ、腕を組んで呆れ顔。エルミナは眼鏡をかけ直しているが、曇ったレンズの向こうからでも冷たい視線が分かる。リリアだけは死体なので湯上がりでも顔色が一ミリも良くならず、白銀の濡れ髪を垂らしたまま笑っているのが逆に怖い。
そしてゼニス。黒髪は濡れたまま背へ流れ、琥珀の目だけが完全に据わっている。普段なら色気だ何だと自分で演出する女神が、今は光輪まで薄く震えていた。
「黒田さん。説明を」
「設備事故です」
「その前に何を話していました?」
「温泉の効能とかー?景色がいいなとか、夕飯何食べるー?とか」
『黒田貴様、嘘をつくな!!』
「聖剣てめえ裏切るな!」
ルクシオンが全部喋った。ファミチキ一個。二個。アレクシスが迷ったこと。三馬鹿が潜入訓練と勘違いしかけたこと。ただし、本当に覗く前に全員やめたこと。説明が終わるまで、女性陣は静かだった。ティアナが一歩前へ出た。
「つまり、実行はしてない。でも提案はした」
「そう」
「ファミチキで勇者を買収しようとした」
「ああ、壮大な社会実験だ」
「黒田、死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!」
飛んできた桶が額へ直撃した。
「痛ぇ!」
「死んでないんだから大丈夫!」とリリア。
「なんの慰めだよ!!」
ミャオのタオルが顔へ飛び、シェリアに肩を小突かれ、ひなたには無言で脛を蹴られた。
「ひなた、お前まで!?」
「陸さんが悪いです!」
「事故だって!」
「事故の前が悪いです!」
アレクシスもエルミナとシェリアから説教されている。
「勇者様。二個で迷うって何?」とシェリア。
「だから日本へ帰れない僕にとっては――」
「まだ言い訳するの?」
「すっ、すみません!」
ゼニスは俺の前まで来ると、仕事中に使う完璧な営業用の笑顔を作った。口元だけなら接客中の女神だが、琥珀色の目には「逃がさない」しか書いていない。
「黒田さん。私はさっき、あなたが温泉でもコンプライアンスを守ると言っていたことを、ほんの少し評価していました」
「守っただろ。実行してない」
「提案したでしょう」
「思考と行動は別だ」
「勇者をファミチキで買収しようとしたでしょう」
「買収じゃない。市場調査」
「その屁理屈を今ここで続ける度胸だけは認めますよ」
ゼニスが笑った。
「神罰、いきます?」
「有料?」
「無料です」
「じゃあどっちにしてもいらない」
「てめぇに選択権あると思ってんのかこのクソ無職ぅぅぅぅぅぅぅ!!」
ゼニスの光輪が鋭く明滅し、俺とアレクシスの視界が白く塗りつぶされた。光が引いた時には二人そろって休憩所の畳へ再度正座させられ、頭には示し合わせたように同じ大きさのたんこぶができていた。男湯側の三馬鹿は「未遂だったので厳重注意」、ロイドは「止めなかったので説教」、俺とアレクシスは「主犯と買収されかけた勇者」という扱いらしい。食堂から戻ってきたモグは牛乳瓶を五本抱え、正座している俺たちの前で足を止めた。
「何をしたのじゃ。飯を食いに行く前は普通の頭だったのに、陸も勇者も同じところが膨らんでおる。温泉に入ると頭まで育つのか?」
「何もしてない。設備事故へ巻き込まれた被害者だ」
「被害者はそんな正座をさせられぬじゃろ。陸、ただでさえ腹が育っておるのに頭まででかくなったな」
「さっきの腹の話まだ引っぱるのかよ。これはたんこぶだ。あと牛乳五本飲んでる奴に健康指導されたくねえ」
「五本ではない。これは六本目を取りに行く途中じゃ」
「もっと悪いわ!」
モグは「牛乳は液体だから腹へ入る場所が別じゃ」と意味不明な理屈を残し、六本目を取りに戻った。
夜。同じ部屋へ放り込まれた俺とアレクシスは、布団の上で仰向けになっていた。
「黒田さん」
「何だよ?」
「ファミチキ……二個」
「まだ言うかお前」
『反省しろ勇者ァァァァァァァァァァァ!!』
隣の部屋からルクシオンの絶叫が響いた。
【神界・追加ご請求】
・第三者滞在因果安定監視費 金貨60枚
・温泉地環境適合確認費 金貨30枚
・魔導結界事故緊急記録費 金貨20枚
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今回加算 金貨110枚
今回加算・日本円換算 550,000円相当
前回繰越残高 金貨48,194枚
前回繰越残高・日本円換算 240,970,000円相当
合計残高 金貨48,304枚
合計残高・日本円換算 241,520,000円相当
※宿泊・料理・貸切追加費用はルヴィア・ヴァーミリオン負担。黒田陸の神界債務へ算入しない。
「結界が壊れた被害者なのに十万円取られてる!」
「事故記録です!」
「じゃあ宿から取れ!」
「ルヴィアさんが設備修繕費まで払いました!」
「スポンサー様ぁぁぁぁぁ!! 一生ついていきますぅぅぅぅ!!」
「陸! そこだけ絶叫の声が綺麗にゃぁぁぁぁ!!」




