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盲目遊戯 1  作者: Svolik
24/42

第二十四章

第十五階層は、それまでのすべてに見合う代価を要求した。


それは、最初の十分で分かった。


それまでは、マルブルクは数で、異常さで、本来いるはずのない魔物が上へずれていることで、疲労で、狭い通路で、そしてダンジョンそのものが異質な力に窒息しかけているような感覚で、彼らを押し潰してきた。だが第十五階層は違った。


ここには、もう群れがなかった。


小さな生き物も、ほとんどいなかった。


脇道から滑り出てくる群れもいない。上へ逃げようとする臆病な魔物もいない。暗闇から聞こえる、馴染み始めていた爪の軋みや飢えた威嚇音もない。


ここでは、待っていた。


一つ一つの広間が、別々の試練のようだった。


最初の広間には、四本の腕を持つ石の魔物がいた。目のない顔をし、部隊が中へ入るまで動かずに立っていた。そして、彼らが踏み込んだ瞬間に打ち込んできた。その一撃は、ベラの盾を腕ごとひねり飛ばしかけた。彼女を三人で支えた。中央にベラ、両脇に二人の盾持ち。リニは土の打撃で魔物の脚を砕き、テリは石の皮膚の亀裂へ魔法の矢を撃ち、メイは悪態をつきながら背後へ回り込み、斬れる場所を探した。彼と銅の輪の魔導士たちは、内側の力の結節を壊そうとしていた。


その魔物がようやく崩れ落ちた時、誰も歓声を上げなかった。


早すぎた。


二つ目の広間には、荷馬車ほどの大きさの蜘蛛がいた。だが普通の意味で生きているものではなく、骨、腱、黒い金属、地下の魔力で組み上げられたものだった。跳ばない。考える。盾を迂回し、糸を編み、弱い者を隊列から切り離そうとした。一人の弩使いが天井へ引きずり上げられ、テリが矢で糸を断ち、メイが足場へ跳んで間に合わなければ、その男は早く、そしてひどく見苦しく死んでいただろう。


三つ目は、膝まで水に浸かった広間だった。


水の中には、攻撃する直前までほとんど見えない、長い何かが棲んでいた。


一体ではない。


数体。


下から打ち、足を掴み、引きずり込もうとする。そこではベラは壁としてほとんど役に立てなかった。そして、それは傷より強く彼女を打った。隊形を変えなければならなかった。魔導士たちが水を波として持ち上げ、リニが小さな区域だけを凍らせ、メイと数人の速い戦士が跳び出した身体を仕留め、彼は恐慌で線が崩れないよう保ち、テリは誰よりよく見える水面の揺れを射った。


水の後、彼らはそのまま通路で休憩を取った。


短い休憩だった。


悪い休憩だった。


休息ではなく、倒れないための試みだった。


「これは普通の魔物ではありません」


リニが石に腰を下ろし、長靴の中の水へ掌をかざして、小さな熱で湿気を抜きながら言った。


「階層のボスみたいだな」


彼は答えた。


髪を絞っていたメイが、顔を向けた。


「ボス?」


「俺の世界では、次の段階の前に試練みたいに立つ強い敵をそう呼んでいた」


「あなたの世界、好きじゃない」


「俺も、そこのたとえがだんだん嫌いになってきた」


ベラは黙って座っていた。


盾は隣に立ててあり、その表面には新しい深い傷が刻まれていた。彼女が見ていたのは盾ではなく、通路の縁から広間へ戻っていく水だった。


彼は近づいた。


「お前は役に立った」


彼女が目を上げた。


「私はほとんど何もできませんでした」


「下から水が襲った時、人々が散り散りになるのを止めた。中心が使いやすい形でなくなっても、お前は中心を保った」


「でも……」


彼は彼女の頭に掌を置いた。


「いい娘だ。タンクは、盾だけで解決できない場所でも立たなければならない時がある」


ベラは目を閉じた。


疲れたように。


「ありがとうございます、マスター」


第十五階層は続いた。


また一つの広間。


また一体の魔物。


また一つの試練。


まるでマルブルクそのものが、通常の秩序を失ったせいで、弱いものと強いものを正しい順に置くのではなく、深部の防御の残骸を、ほかのものと一緒に上へ押し上げてしまったかのようだった。群れではない。結節。守護者。本来ならもっと下、心臓に近い場所にいるべきものたち。


もしそうなら、その考えは不愉快だった。


これらが第十五階層まで上がってきたのなら、下には何が残っているのか。


答えは、階層の終わりに現れた。


彼らは巨大な門へ出た。


木ではない。


鉄でもない。


石だった。


三階建ての家ほどの高さを持つ二枚の扉が、地下広間の壁へ直接はめ込まれていた。そこには亀裂が走り、鈍い赤い光で満たされていた。周囲は熱かった。冷たい上層の後では、その熱はほとんど間違っているように感じられた。足元の石は乾いている。空気は揺らいでいた。門の向こうで、何か大きなものが低く、ゆっくり動いていた。


とても大きなものが。


「戻る?」


灰色の矢の誰かが、静かに尋ねた。


誰も答えなかった。


背後には、十四階層分の痛み、血、傷、疲労があった。


そして前方には、彼らがここまで来た理由があった。


門はひとりでに開いた。


ゆっくりと。


まるで二つの岩山が、千年続いた口論の末に道を譲ると決めたような音を立てながら。


その向こうは、広間だった。


いや、洞窟ですらない。


地下の神殿だった。


天井は闇の中へ消えていたが、その上には凍った稲妻に似た赤い脈が走っていた。下では細い溶岩の川が、石の水路に閉じ込められて流れている。足場は橋でつながり、柱は灼けた裂け目から立ち上がり、空気は乾いて重かった。そして記録に書かれていた火の精ではなく、広間の中央には竜が横たわっていた。


巨大だった。


赤金の鱗、黒い角、体に沿って畳まれた翼、短剣ほどの大きさの爪。もしベラが愚かにも差し出したなら、盾ごと噛み砕けるだろう頭。彼から発せられていたのは、ただの熱ではなかった。権威だった。古く、重く、ほとんど物理的な権威。そばにいるリニでさえ、力の源というより、大火の前に置かれた松明のように見えた。


テリが青ざめた。


メイは笑みを消した。


ベラは盾を上げたが、前には出なかった。


リニが静かに言った。


「伝説では……」


「ああ」


彼は答えた。


マルブルクの守護者。


本来、第二十一階層で核のそばにいるはずの存在。


その彼が、ここにいる。


第十五階層に。


つまり、彼でさえ上へ退いたのだ。


竜が目を開いた。


瞳孔は縦に細く、溶けた金色で、その内側には細い赤い輪があった。彼は部隊を見た。人間が、突然自分の長靴のそばで会議を始めた蟻を見るように。


「人間か」


竜が言った。


その声は地下の雷だった。


水路の溶岩が震えた。


数人が半歩退いた。誰も笑わなかった。誰も口を開かなかった。メイでさえ黙っていた。それだけで、この瞬間の規模が分かった。


彼は手を上げ、起こりかけた恐慌を止めた。


そして、傲慢で、狂っていて、同時に理性的な選択肢に見えることをした。


前へ出た。


「話をしに来た」


竜はゆっくり頭を上げた。


その動きだけで、空気がさらに熱くなった。


「話を?」


その言葉が石のように落ちた。


「ああ」


「哀れな人間の肉が、私の広間へ入り、血と恐怖と鉄と汗の匂いをさせながら、話をしに来たと言うのか?」


「戦いに来たなら、その方がもっと愚かだった」


竜が止まった。


どうやら、その返答は予想していなかったらしい。


「己の前にいるものが何か、分かっているのか?」


「おおよそは」


「おおよそ」


声に含まれた軽蔑で、後ろの数人の肩が目に見えて沈みかけた。


「なら、もっと正確に推し量れ。私がお前を灰に変え、お前の女たちにそれを見せる前にな」


メイが低く唸った。


彼は振り返りもしなかった。


「今じゃない」


竜には聞こえていた。


その視線が一瞬、メイへ滑った。


「首輪をつけた獣の子。血に力を満たしすぎた魔導士。盾を持つ石の娘。弓を持つ壊れたエルフ。そしてお前。魂に異世界の匂いを持つ人間」


最後の言葉で、熱の中でも冷えた。


彼はその視線を受け止めた。


「なら、十分見えているはずだ。俺たちは宝を奪いに来たわけじゃない」


竜は身を起こした。


完全には立ち上がらなかった。


それだけでも、広間は狭くなった。


「私はゴルゲラニス」


彼は言った。


「マルブルクの炎の守護者。お前たちの曾祖父たちがまだ塵となっていなかった頃、私は鼠人族の軍勢を焼き払った。自らを選ばれし者だと思い込んだ魔導士たちを、溶岩へ沈めた。私の寝床は、お前の街が百年かけても数え尽くせぬほどの黄金だ。そしてお前は、私と話せると思っているのか?」


「はい」


背後で誰かが小さく罵った。


おそらくガルンだろう。彼は第十四階層での交代後、肋骨に包帯を巻き、陰鬱な頑固さをまとって部隊に戻っていた。


ゴルゲラニスは長く彼を見ていた。


それから笑った。


楽しげではなかった。


広間が竜の笑いで揺れた。


「傲慢だ。小さく、温かく、死すべき傲慢」


「現状では、それがこちらの主な資源です」


「現状では」


竜が嘲るように繰り返した。


「あなたはここにいる。第二十一階層ではなく」


笑いが止まった。


熱が鋭くなった。


リニが、ほとんど分からないほど彼へ近づいた。


ベラは盾を自分の前へ据えた。


メイは手を短剣へ下ろした。


テリは弦を四分の一だけ引いた。


竜が殺すことを選ぶ前に、彼は続けた。


「つまり、何かがあなたを上へ退かせた。ただの魔物でも、ミノタウロスでも、階層の番人でもない。あなたを。あなたの宝から、あなたの場所から、あなたの深さから」


ゴルゲラニスの目が細くなった。


「慎重に話せ」


「努力している。だが、あなたがただ第十五階層を散歩したくなっただけだと、互いに知らないふりをするなら、会話はかなり愚かになる」


竜は黙った。


それだけで、すでに勝利だった。


小さな。


一時的な。


それでも勝利だった。


「魔族だ」


彼は言った。


「何階層だ?」


ゴルゲラニスはゆっくり息を吐いた。


鼻孔から煙が流れた。


「第二十階層」


沈黙。


第二十。


心臓に近い。


守護者に近い。


「何をしているのですか?」


リニが尋ねた。


竜が彼女へ頭を向けた。


「魔導士の娘が問うか。答えを理解できるかのように」


リニは青ざめたが、視線を下げなかった。


「一部でも理解できれば、何もないよりは多いです」


竜は彼女を見ていた。


それから、どうやらその正直さを面白がったらしかった。


「儀式だ。大きく、深い。ダンジョンのものではない。異質なものだ。そいつはマルブルクの脈へ食らいつき、守護者としてではなく、骨がどこを通っているかも知らずに心臓を引き抜けると思い込んだ盗人のように、力を引いている」


「目的は?」


「それが分かっていれば、人間の子よ、お前はもう質問で私を苛立たせていなかったかもしれん」


「あなたは彼と戦っていない」


水路の溶岩が、手のひら一つ分ほど盛り上がった。


非常に悪い兆候だった。


「私は、罠、結界、そしてそいつがすでに歪めた魔物に囲まれた他人の儀式へ、むやみに飛び込むほど愚かではない」


ゴルゲラニスが言った。


「騒々しく死にたがることを勇気と取り違える人間ではないからな」


「だが上へ退いた」


竜が牙を剥いた。


歯は白黄色く、巨大で、根元には黒い筋があった。


「私はマルブルクの火を保った。魔族が始めたことを成し遂げれば、私の宝もお前たちの骨と同じく灰になる。だが奴が第二十階層に座っている限り、下への道は奴のものだ」


「なら、戦わずに俺たちを下へ通すのが、あなたの利益です」


ゴルゲラニスは彼を見ていた。


長く。


それから、また笑い始めた。


今度はさらに大きく。


「私の利益だと? 死すべき者よ。お前は私の広間へ来て、私の利益を語るのか?」


「はい」


「お前は、私が戦わなかった相手のもとへ下りたいのか?」


「はい」


「これらと?」


竜の視線が部隊をなぞった。


疲れた人々。


負傷者たち。


交代組。


傷だらけの盾を持つベラ。


腿に包帯を巻いたメイ。


青白い顔で、それでも物たちの形を頑固に保つリニ。


望むより少ない矢しか残っていない弓を持つテリ。


彼は受け止めた。


「はい」


「お前は狂っている」


「かもしれない。だが、あなたと戦えば、俺たちは確実に人、力、薬液、時間を失う。たとえあなたが全員を殺さなかったとしても、魔族のところへ届くのは部隊の残骸になる。それで得をするのは、彼だけです」


ゴルゲラニスは笑うのをやめた。


今、彼は本当に聞いていた。


対等としてではない。


もちろん違う。


だが、十分に傲慢で、十分に使い道のある厄介者として。


「私が通せば、お前たちは下で死ぬ」


「なら、あなたは何も失わない」


「私自身でお前たちを焼く楽しみを失う」


「俺たちが失敗すれば、後で機会はある」


メイが小さく言った。


「教えないで」


彼は振り返らなかった。


ゴルゲラニスは、どうやらそれを評価したらしい。


「小さな牙持ちは正しい。お前はあまりにも気軽に私へ楽しみを差し出す」


「もっと有益なものを差し出そうとしている。俺たちが魔族まで辿り着き、儀式だけでも壊せば、あなたは下へ戻れる。殺せばなおいい。俺たちが死ねば、今ここで笑う機会を失うだけだ」


「お前は勝てると思っているのか」


「何もしなければ、悪くなると思っている」


竜は頭をさらに低く下げた。


その顔が足場とほとんど同じ高さになった。


吐息の熱が顔を焼いた。


「お前は異世界の匂いをさせる、死すべき者よ。異なる死、異なる若さ、異なる幸運。そして、なぜかお前をただの温かい血袋ではないものとして見る女たちの匂いもする。興味深い」


「よく、特別さんだと言われる」


リニが一瞬、目を閉じた。


メイが小さく鼻を鳴らした。


ベラは、こんな時でさえほとんど微笑みかけたようだった。


テリが囁いた。


「今では……」


竜はそれを聞き、また牙を見せた。


「特別。ああ。大きな狂気には小さすぎる言葉だ」


彼は頭を上げた。


「よかろう。通してやる」


部隊の中に安堵の波が走ったが、それは音になるには慎重すぎた。


「ただし」


ゴルゲラニスが言った。


当然だ。


「もしお前が何らかの奇跡で魔族を倒し、生きて戻ったなら、私はお前に、私の宝の中から一つ選ぶことを許す」


背後で誰かが息を呑んだ。


マルブルクの炎の守護者の宝から一つ。


一つだけでも、家、通り、あるいはアステルの半分より価値があるかもしれない。あるいはギルドが別冊で記すようなアーティファクトかもしれない。


彼は驚く時間を自分に与えなかった。


「俺の組の一人につき、一つずつ」


竜が止まった。


それからゆっくり顔を向けた。


「何?」


「あなたは、俺が魔族を倒したらと言った。だが俺は一人で戦うわけじゃない。俺たちが生きて戻り、魔族が排除されているなら、『死の静寂』の一人一人が一つずつ選ぶ権利を得る」


メイは露骨に笑っていた。


リニは彼を止めたいのと誇らしいのが同時に来たような顔で見ていた。


ベラが囁いた。


「マスター……」


テリがほとんど音にならない声で言った。


「竜と交渉している……」


どこか背後でガルンが言った。


「あいつは完全に病気だ」


ゴルゲラニスは見ていた。


それから、広間はまた笑いで震えた。


今度の笑いには、本物の愉快さがあった。


「お前は私のダンジョンで、私と取引しているのか」


「はい」


「私が戦わなかった魔族のもとへ通してくれと頼んだ後で」


「はい」


「一つではなく、お前の雌どもの数だけ望むのか」


「俺の家族の一人につき一つだ。あなたが報酬の本質を提案した。俺はそれを等しくしようとしているだけだ」


笑いはすぐには止まらなかった。


だが変わった。


竜は彼らを、もう違う目で見ていた。


「家族」


彼は繰り返した。


「奇妙な名だ。家族にしては。死の静寂とは」


彼は冷たく言った。


「その言葉には気をつけろ」


ゴルゲラニスが牙を見せた。


「今のは、唸り声に聞こえたな」


「警告だった」


竜は明らかに楽しんでいた。


「お前が私を警告するのか?」


「はい」


間。


熱。


背後の部隊の沈黙。


その後、ゴルゲラニスはまた笑った。今度は短く。


「『死の静寂』の一人につき一つ。お前たちが魔族とその儀式を滅ぼしたなら、よかろう。そんなものを得ようとしてお前たちがどう死ぬのか、見物ではある」


彼は、交渉にほとんど勝っていた。


だからこそ、余計なことを言ってしまった。


抑えられなかった。


「もし俺たちが、魔族を説得して平和的に解決させ、そのうえ善良にしてしまったら?」


沈黙。


溶岩でさえ、動きを止めたようだった。


リニがゆっくり彼へ顔を向けた。


メイが口を開けた。


ベラは目を閉じた。


テリはただ固まった。


背後で誰かが囁いた。


「何だって?」


ゴルゲラニスは数秒、彼を見ていた。


それから、咆哮するように笑った。


笑った、というより、吠え笑った。


下品で、轟くようで、あまりにも心底からの竜の愉快さに、天井から埃が落ち、溶岩の水路に波が立った。数人が後ずさった。


「善良になるだと!」


竜が轟いた。


「魔族が! 私のマルブルクで! 平和的に解決するだと!」


彼はまた吠え笑った。


「そんな奇跡が起きたなら、死すべき者よ、私はお前へ忠誠を誓ってやろう」


今度の沈黙は別物だった。


彼は眉を上げた。


「証人の前で言いましたね」


竜はすぐには笑いやめなかった。


やがて頭を下げ、ほとんど満足げな怒りを帯びて彼を見た。


「マルブルクの守護者を怯ませた魔族を、もしお前が善良な隣人へ変えてみせたなら、私は首に鎖をかけ、お前を主と呼んでやる。その時には世界が完全に狂っているということだからな。原因のそばにいる方がよい」


メイが小さく言った。


「主人、お願い、それをやって。鎖をつけた竜が見たい」


「約束はしない」


「あなたが聞いた」


「馬鹿げた冗談としてな」


リニが囁いた。


「あなたの冗談は、あまりにも頻繁に計画になります」


「だから俺は自分が怖いんだ」


ゴルゲラニスが完全に立ち上がった。


そして今、彼がどれほど巨大かが分かった。


翼が広間の半分を覆うほどに広がった。熱はほとんど耐えがたい。だが、彼は攻撃しなかった。横へ退き、自分の寝床の後ろにある通路を開いた。下へ続く、広く暗い降り道だ。第十六階層へ。


「行け、死の静寂」


炎の守護者は言った。


「下の道まで、私の魔物はお前たちに触れぬ。お前たちを信じるからではない。その傲慢にどんな死が待つのか、見たいからだ」


「寛大ですね」


「私の忍耐を試すな」


「もうやめました」


「嘘だ」


「ほとんどやめました」


竜は煙を吐いた。


「下へ」


彼らは進んだ。


戦わずに。


それはほとんど不可能に思えた。


背後にはマルブルクの炎の守護者、伝説の竜が残った。本来なら第二十一階層で宝の上に横たわっているはずの存在。だが彼は第十五階層にいた。第二十階層の魔族が、竜でさえ計画なしには他者の儀式へ突っ込まないほど危険な何かをしているからだ。


部隊は黙って歩いた。


最初の数分、本当に誰も話さなかった。


それからメイが右側に追いついてきた。


「あなた、竜から宝を取引で引き出した」


「生き残れたらな」


「それと竜の忠誠も」


「魔族が善良になったらな」


「あなたは、わざと不可能なことを言って、世界に興味を持たせている気がしてきた」


左側でリニが静かに言った。


「私もです」


ベラが付け加えた。


「とてもあなたらしいです、マスター」


テリが柔らかく、ほとんど見えない笑みを浮かべた。


「特別さん」


彼は前を見た。


「まず、魔族のところへ辿り着こう」


背後でガルンが呟いた。


「竜と交渉する奴とは、もう二度と口論しない」


老罠師が答えた。


「気づくのが遅いぞ、槍を持った子供」


第十五階層の下で、マルブルクはまた変わった。


楽になったわけではない。


違う。


空になった。


死んだように空だった。


魔物はほとんどいなかった。


最初、それは救いのように思えた。十四階層もの絶え間ない圧の後で、空の通路は贈り物に見えた。だが一時間もしないうちに分かった。空虚の方が悪い。その中では、あまりにも多くのものが聞こえる。自分の足音。自分の呼吸。革帯の軋み。曲がり角の向こうの水滴。心臓。


そして罠。


多かった。


非常に多かった。


愚かな初心者のための普通の落とし穴ではない。足元を見ない馬鹿でなければ見えるような張り糸でもない。深層の罠だった。重さに反応する床の魔法脈。三人目が通った後で形を変える壁。肉ではなく魔力を斬る見えない糸。眠りの粉を吐く石の顔。一瞬だけ時間が粘りつく床の区画。そこでは人の一歩が、落ちる棘から逃げるには遅すぎる。


老罠師は、部隊の中心人物の一人になった。


メイは完全に、彼と言い争わなくなった。


ほとんど。


「止まれ」


彼が言う。


彼女は止まる。


「足を戻せ」


彼女は戻す。


「尾もだ、銀色の災い」


「私の尾は、何人かの人間より賢い」


「今、その尾はもう少しで短くなるところだった」


メイは、壁際の細い黒い線をゆっくり見た。それは尾を根元から切り落とせるものだった。


「尾が感謝している」


「黙って、もっと近くにいさせろ」


下が怖かったのは、何かが飛びかかってくるからではない。


誰も飛びかかってこないからだった。


第十六階層――空の回廊と床の罠。


第十七階層――古い骨の残骸がある広間。リニによれば、本来そこにはダンジョン由来の強いアンデッドがいるはずだった。今はただ、戦いの痕跡と灰だけが残っていた。


第十八階層――ほとんど完全に黒い石、奇妙に細い橋、全員の歯が痛くなるような魔法の裂け目。そこでテリは折れた矢を見つけた。エルフのものではないが、非常に古い。そして、なぜか持っていった。


第十九階層――音のない階層。


そこでは足音でさえ鈍く感じられた。リニは、それは静けさではなく吸収だと言った。魔力が下へ流れている。魔族へ。儀式へ。階層全体が、マルブルクから力を吸い出す喉のようだった。


その階層で、荷運びの一人が、自分の呼吸すら聞こえなくなったせいで、危うく恐慌で正気を失いかけた。ベラはただ近づき、盾で横から彼を包むようにして、彼と空虚の間に小さな空間を作った。


「私を見て」


彼女は言った。


彼は見た。


そして呼吸した。


その後、自衛本能が少しでもある者は、心の中でさえ、もう彼女を荷物とは呼ばなくなった。


第二十階層への下降口にたどり着いたのは、次の日の終わりだった。


あるいは、ダンジョンの中で「日」と呼べるものの終わりだった。


時間はとうに曖昧になっていた。休息、戦闘、罠、食事、歩み、傷、地図、また歩み。地上ははるか遠くにあり、太陽、家、受付台のルシア、夕食の匂い、そしてメイが必ず完全に始末すると誓った鼠たちの記憶のように存在していた。


彼らの前には、広い階段が下へ続いていた。


広すぎる。


整いすぎている。


あまりにも明らかに、重要な何かへ向かっている。


そこから上がってくる空気は、熱く、同時に冷たかった。肌は熱を感じ、骨は氷を感じる。リニが青ざめた。テリは弓を握り締めた。メイは牙を見せるのをやめた。ベラは命令なしで、盾を自分の前へ据えた。


彼は部隊を見た。


人々は消耗していた。


だが立っていた。


アステルを出た全員ではない。


けれど、ここまで来た者たちは、ギルド広間で言い争っていた頃の彼らではもうなかった。


「下に、儀式の前の最後の大きな広間があります」


リニが言った。


「感じるのか?」


「はい。魔族はそこにいます。あるいは、すぐ近くに」


彼は頷いた。


「装備確認。水を飲め。前線の者は小さな薬液を半分。矢を数えろ。魔導士は命令まで力を使うな。罠師は入口まで俺のそば、その後は後ろへ。円を見ても誰も入るな。物に触るな。誰も英雄ごっこをするな」


メイが静かに言った。


「それ、毎回言ってる」


「毎回、誰かがやりたがるからだ」


彼女は笑った。


「私は違う」


彼は彼女を見た。


「特にお前だ」


「不公平だけど正しい」


降りる前に、彼は自分の者たちへ近づいた。


最初はベラ。


彼女の髪に触れた。


「いい娘だ。中心を保て。下にお前より強いものがいても、俺たちが支えられる時間より長く保とうとするな」


「はい、マスター」


次にメイ。


指が、銀色の髪の、耳の間を通った。


「いい娘だ。速く、だが一人ではない。俺たちが届かない場所へ行くな」


「はい、主人」


次にリニ。


掌はより柔らかく頭に置かれた。


「いい娘だ。下では――抑えるな」


「はい、師匠」


次にテリ。


彼女は自分から、わずかに頭を寄せた。


「いい娘だ。ほかの者が見えないものを見ろ」


「はい」


ほかの組の者たちも、そばに立っていた。


そして、誰も嘲るように目を逸らさなかった。


今では、皆が分かっていたからだ。第二十階層の前では、誰もが崩れないための何かにしがみつく。


祈る者もいる。


十度目に刃を確かめる者もいる。


死んだ者の名を囁く者もいる。


そして「死の静寂」は、頭に置かれる掌と、その言葉の周りに集まる。


彼は息を吐いた。


「行くぞ」


部隊は下降を始めた。


一段ずつ。


下へ。


第二十階層へ。


魔族へ。


守護者をその深みから追い出し、第十五階層より下のマルブルクを空にした儀式へ。


階段は巨大な通路で終わった。


その向こうに、第二十階層の大広間が開けていた。


暗い。


広い。


ほとんど円形。


そしてその中心には、魔法陣に絡め取られた黒い太陽のようなものが燃えていた。

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