第二十三章
マルブルクは、多くの者が思い出したがるよりも深かった。
二十一階層。
古いギルド記録、地図師の報告、魔導士の覚え書き、そしてそこまで深く潜り、その後の人生でずっと「下へは行かない方がいい」と繰り返すことになった数少ない者たちの話は、そう語っていた。
二十一階層には、地下迷宮についての一般的な理解を信じるなら、守護者がいる。
心臓。
核。
地下迷宮がその周囲で育ち、変わり、息づき、魔物を生み、魔力を蓄え、何を自分の常態と見なすかを自ら決める、その中心の何か。
そこへは、誰も到達したことがなかった。
「勝って帰ってこなかった」という意味ではない。
ただ到達し、正確な地図を持ち帰った者すらいない、という意味だった。確認されている最深記録は十七階層で終わっていた。その下は、話、半ば噂、半数の仲間を失った後で発見された者たちの記録、そして空白だらけの羊皮紙になっていく。出発前、ルシアはそれについて乾いた声で言っただけだった。
「十六階層で地図が急に推測に近くなっても、驚かないでください」
その時、彼は答えた。
「地下迷宮では、なるべく驚かないようにしている」
もちろんメイは言った。
「嘘だな」
そして正しかった。
驚くことになったのは、もう二日目だった。
部隊は、ゆっくり、だが頑固に下へ進んだ。
以前ならほとんど訓練用と見なされていた最初の階層も、今では完全な戦闘地帯として進まなければならなかった。魔物の一部はすでにギルドの先遣組が片づけていた。一部はまた脇道から湧き出してきた。一部は、下から来る圧からどこへ逃げればいいのか分からないかのように、通路の間をただ乱れ動いていた。彼らは美しい隊列で進んだわけではない。物語歌もない。英雄的な行進もない。
ベラが前。
石の猟犬の盾が隣、あるいは少し段をつけて続く。
メイは左右の側面。時には右、時には左。時には脇道へ消え、血のついたシミターを持って戻ってくる。
リニは中央。周囲には仲間の視線と、もうほとんど訓練には見えない小さな形があった。石、木、鉄、骨、穀粒、硝子玉、革の欠片、小さな銅板。異なる物たちが袖口のそばで複雑で生きているような形を保ち、深く下るほど、その静かな動きが重要になっていった。
テリは後方と、通路が許すなら上方を担当した。矢は目、関節、甲殻の薄い場所、魔法の結節へ入る。彼女のエルフらしい精密さはすぐ、美しい特徴ではなく、部隊が角ごとに負傷者を置いていかずに済んでいる理由の一つになった。
彼自身は、中心と前線の間にいた。最も強い打撃ではない。最も頑丈な盾でもない。最も恐ろしい魔法でもない。つなぎ目。連携。必要な瞬間の押し。刃の強化。ベラへ盾を少し左に置けという指示。メイへ深く入りすぎるなという叫び。リニへ火を広げるなという注意。テリへ天井の魔物を落とせという合図。時には、ただ恐慌に入りかけた者の肩に置く手。
一日に三、四階層。
それが計画だった。
楽だからではない。そうしなければ、物資、薬液、体力、人員が、目標までの距離より先に尽きるからだ。比較的安全な境界ごとに、部隊は印を残し、確認済みの水源で水を補い、臨時の補給組を通してギルドから届いた物資を受け取り、負傷者と、これ以上進めば全員を危険に晒す者を上へ送った。
一日目は第四階層で終わった。
その頃には、二つの組がもう、誰が中心に近く立つかについて言い争うのをやめていた。
石の猟犬は、最初は他人の指揮を我慢してやっているという顔をしていたが、夕方には何も言わず、ベラへ新しい盾の革帯を渡した。石鋏との戦いで古い革帯が擦り切れ始めていたからだ。ギルドで一番大きな声で疑っていた槍使い、ガルンは、謝りはしなかった。ただ言った。
「お前の革帯が切れたら、俺たち全員が困る」
ベラは革帯を受け取った。
「ありがとう」
「気にするな。明日も同じように立て」
それは、ほとんど承認だった。
最初の昼休みには、まだ冗談を言う者がいた。
メイは補給袋の脇ポケットで小さな地底鼠を捕まえ、尾を掴んで持ち上げ、狩人としての義務は地下でも終わらないと厳かに宣言した。数人が笑った。リニは微笑んだ。ベラは首を振った。テリは、その哀れな生き物が感染していないなら逃がしてやってはどうかと提案した。メイは、その哀れな生き物は乾パンを盗もうとしたので、道徳的にはすでに死んでいると言った。
夕方には、冗談は少なくなった。
第五階層は、以前なら八階層より上では待ち受けないはずの甲殻魔物で彼らを迎えた。第六階層は、床ではなく壁から襲ってくる盲目の跳躍獣の群れだった。銅の輪の剣士の一人は頬を裂かれ、危うく片目を失いかけた。第七階層は、床の裂け目から冷たい蒸気が噴き出す長い廊下で、その蒸気は脚を痺れさせ、火の魔法を弱めた。
そこでリニは、危うく崩れかけた。
恐怖のせいではない。
怒りのせいだった。
一体の魔物が盾を抜け、松明持ちへ跳びかかった。その少年は戦士ではない。ただ灯りと予備の油を運んでいるだけだった。リニはそれを見て、あまりにも鋭く手を上げた。彼女の周囲の空気が波打った。炎は廊下全体を走るはずだった。
彼は間に合って、彼女の手首に触れた。
掴んだのではない。
ただ、触れた。
「杯」
彼は言った。
彼女は震えていた。
目は魔力で、ほとんど明るくなっていた。
「彼が……」
「杯だ、リニ」
彼女は歯を食いしばった。
炎は細い舌にまとまり、廊下ではなく、松明持ちの肩に食らいついた魔物だけを撃った。魔物は燃え上がって吹き飛び、松明持ちは叫んだが、生きていた。
戦闘後、リニは壁際に立ち、荒く息をしていた。
治療師が少年を手当てし始めた後、彼は近づいた。
彼女の頭に掌を置いた。
「いい娘だ。保った」
出発前なら、誰かが必ず鼻で笑っただろう。
石の猟犬の誰か。
あるいは銅の輪の剣士の一人。
あるいは、一日目に「女たちにまとわりつかれた男」と声高に言った、あの赤毛の槍使い。
今回は誰も笑わなかった。
皆が見ていたからだ。もし彼女が保っていなければ、廊下の半分が鍛冶炉になっていたかもしれないと。
リニは目を閉じた。
「ありがとうございます、師匠」
そして周囲の者たちは、それを秩序の一部として受け入れた。
親密さではなく。
奇妙さでもなく。
戦闘の秩序として。
第八階層で、部隊は初めて本格的に交代した。
三人が上へ送られた。
一人は腕の骨折。一人は毒のある噛み傷。一人は、酸の百足と遭遇した後で震えがひどくなり、槍を保てなくなったからだ。恥じさせる者はいなかった。メイでさえ何も言わなかった。第六階層まで同行し、その後補給の調整へ戻ったデイロンが、あらかじめ規則を残していたのだ。もう保てなくなった者は、上がれるなら上がる。議論しない。証明しない。誇りのために隊列の中で死なない。
代わりに、アステルから小さな組が来た。盾持ち二人と土の魔導士一人。
追いついた時、彼らはまだ冗談を言っていた。
二時間後には、やめていた。
第九階層と第十階層は、疲労の中で一つに溶けた。
石。
粘液。
血。
薬液の匂い。
歩きながらの乾パン。
包帯の確認。
ほかの者が通路を保っている間、壁際で短く眠ること。
地図への新しい印。
「ナイフを持った子供ども」と全員に文句を言っていた老罠師は、床に走るほとんど見えない脈を見つけ、四人を一度に救った。その脈は熱に反応し、石の針を上へ撃ち出すものだった。メイなら一番に踏み、たぶん生き残ったかもしれない。彼女の後ろの松明持ちは、確実に死んでいただろう。
その後、メイは初めて老人に言った。
「目はいいな」
老人は鼻を鳴らした。
「お前の耳は自信過剰すぎる」
「きれいだろ」
そうして、また一つ、ほとんど平和な会話が生まれた。
その後、第十一階層で灰色の矢の一人が死んだ。
愚かさではない。
過ちでもない。
ただ、運が悪かった。
脇の窪みから飛んだ魔物の針が、盾と壁の間、隙間などないと思えた場所を通った。細い骨の投げ針が、弓使いの鎖骨の下へ入った。毒は薬液より速く回った。治療師は遅らせることはできたが、止めることはできなかった。
彼女は相方の手を握ったまま、静かに死んだ。
その後、メイでさえ笑わなくなった。
遺体は補給組とともに上へ送られた。
灰色の矢は去らなかった。
残った。
彼らの風の魔導士が言ったのは、ただ一言だけだった。
「彼女の分も」
誰も反論しなかった。
第十二階層では、一つの組が丸ごと交代した。
臆病のせいではない。
負傷のせいだった。
広い口を持つ石の魔物が壁から直接這い出し、前線が耐えられたのは、ベラ、ガルン、そして石の猟犬のもう一人の盾持ちが、ほとんど隙間のない障壁になるほど密に立ったからだった。ベラは盾ごと胸に打撃を受け、ガルンの方へ弾き飛ばされた。ガルンの肋骨が鳴った。もう一人の盾持ちは左手の指を砕かれた。一人の剣士は多くの血を失った。
彼らは勝った。
だが戦闘後、三人を上へ送らなければならないことは明らかだった。
ガルンは言い張った。
「肋骨は槍を保つ邪魔にはならん」
ベラが盾の向こうから彼を見た。
「呼吸の邪魔になります」
「俺は息をしている」
「悪い息です」
「お前は治療師か?」
「いいえ。私は壁です。そして隣の壁にひびが入った時は分かります」
ガルンは口を開けた。
閉じた。
それから掠れた声で笑った。
「分かった。説得力がある」
上へ連れていかれる時、彼は彼のそばで足を止めた。
「ベラは、思っていたよりよく保つ」
「ああ」
「俺が間違っていた」
謝罪だった。
短く。
美しくはない。
だが本物だった。
「彼女は聞くか?」
彼が尋ねた。
ガルンはベラを見た。
彼女は盾の革帯を確かめていて、何も聞いていないふりをしていた。
「もう聞いた」
ガルンは言った。
そして去った。
ベラは長く顔を上げなかった。
その後、彼は彼女へ近づき、汗と埃と地下の戦闘の痕跡がついた髪をそのまま撫でた。
「いい娘だ。戦線を保った」
ベラは目を閉じた。
周囲では、また誰も笑わなかった。
交代で来たばかりの新しい戦士の一人が、思わず笑いかけたように身じろぎしたが、隣で老罠師が静かに言った。
「やめておけ」
その者は黙った。
第十三階層で、暇な噂話は完全に終わった。
完全に。
以前はリニ、メイ、ベラ、テリへ横目を向けていた者たちでさえ、もう違う見方をしていた。興味が消えたわけではない。人間の汚さが消えたわけでもない。それは数日ではなくならない。だが欲望、嫉妬、嘲りは、戦闘上の計算に場所を譲った。
リニは廊下を崩さず、前線を三度救った。
メイは自分も腿を裂かれながら、魔物の下から負傷した剣士を引きずり出した。
ベラは皆が立て直すまで、五体の大型魔物を相手に通路を保った。
テリは、広間全体を罠に変えかねない天井の魔法結節を撃ち落とした。
彼は脇道からの撤退を指揮し、負傷者を一人も置き去りにしなかった。
その後、「女たちにまとわりつかれた男」と言うのは、ただ粗野なだけではなくなった。
愚かになった。
そして地下迷宮では、愚かさは宿屋より早く見える。
三日目の終わりまでに、最初の部隊のほぼ半分が負傷で交代していた。
二つの組は丸ごと入れ替わった。
包帯を巻かれ、空ろな目をして上へ戻る者もいた。
満たされた水袋、新しい薬液、まだ削られていない緊張した覚悟を持って、下へ来る者もいた。
新しく来た者たちはすぐ理解した。
ここには美しい物語の居場所はない。
ここで一歩下へ進むたび、どこか深くで魔族がマルブルクを押し続け、地下迷宮がそれに応じてより強い魔物を上へ押し上げているのだと、理解することになった。
四日目、彼らは第十四階層へ到達した。
そして、そこで止まった。
止まりたかったからではない。
休まずにさらに進むのは、正気への罪になるからだった。
第十四階層は奇妙に広かった。通路の集まりではなく、広間、古い自然洞窟、暗い裂け目の上を渡る石橋の網だった。その洞窟の一つに、古い地図が一時的に安全と記した場所があった。高い広間、主要な入口が一つ、細い脇裂け目が二つ、壁際の乾いた足場。完璧ではない。だが周囲よりはましだった。
ほかの者たちが脇裂け目を確認している間、ベラと二人の盾持ちが入口に立った。
メイは周囲を二度回った。
テリは石と空気を聞き、動きを掴もうとした。
リニは小さな警戒の形を置いた。完全な結界ではない。この階層でそんなものを張れば、余計な注意を引く恐れがある。細い警戒網だけだ。
彼は罠師と地図描きと一緒に床を確認した。
それからようやく、野営を許可した。
「野営」という言葉は大げさすぎた。
ただ、人々が座っただけだった。
それぞれの場所に。
重い防具の一部を外したが、遠くへは置かなかった。傷を確かめた。煙が天井へ流れないよう、旅用の小さな火鉢に閉じた火を起こした。乾パン、肉、薬草茶、薬液、水が配られた。銅の輪の治療師、今回の遠征で三人目の治療師が、誰がどこを痛めているかを呟きながら記録し、一人一人を回った。
全員がどこか痛めていた。
メイでさえ。彼女は原則として否定したが。
「腿」
彼は言った。
「無事だ」
「ズボンの血も無事か?」
「他人のだ」
リニが彼女を見た。
メイはため息をついた。
「少し私のだ」
「座って」
リニが言った。
「お前は主人じゃない」
「でも今、治療します」
メイは助けを求めるように彼を見た。
彼は火のそばの石を指した。
「座れ」
「裏切り者ども」
彼女は座った。
リニとテリは慎重に、弱い魔法と薬液で傷を処置した。メイは耐えたが、尾が苛立ちを暴露していた。
終わると、彼は近づき、メイの頭を撫でた。
「いい娘だ。今日はラストを魔物の下から引きずり出して、治療にも一分以上は逆らわなかった」
「美しく逆らった」
「ほとんどな」
彼女は目を細めた。
「ならいい」
近くに、銅の輪から新しく来た戦士の一人が座っていた。朝にはこうした場面をあからさまに戸惑った目で見ていた。今はただ顔を背け、彼らに私的な空間を与えながら、黙って防具を直していた。
誰も笑わなかった。
もう誰も。
なぜなら、その言葉はもはや女たちに囲まれた男の奇妙さではなくなっていたからだ。
それは、「死の静寂」が壊れずに保たれている方法の一部になっていた。
リニは、警戒の形を置き終えた後に褒められた。
彼は内側の感覚でそれを確かめ、頷いた。
「細い。騒がない。いい娘だ」
彼女は疲れた笑みを浮かべた。
「ありがとうございます、師匠」
ベラは、盾を外した後、前腕の内側の皮膚がほとんど血が出るほど擦れているのに、戦闘中は一言も言わなかったことが分かってからだった。
「次からは、もっと早く言え」
彼は言った。
「保てました」
「知っている。だが戦闘の最中に腕が利かなくなれば、誰の助けにもならない」
ベラは目を伏せた。
「はい、マスター」
彼は自分で彼女の腕に包帯を巻き、それから髪に掌を滑らせた。
「いい娘だ。今日は魔物の攻撃を引き受け、背後の人間たちを最後まで守り抜いた」
ベラは目を閉じた。
「ありがとうございます」
テリは少し離れた場所で矢を分けていた。
残数は望むより少なかった。魔法の矢尻は節約しなければならない。数本はすでに直し、一本は指で触れないよう、暗い粘液を丁寧に拭っていた。
彼は隣に座った。
「使える矢は?」
「普通の矢が二十三本。準備済みの術を乗せたものが七本。特別なものが三本」
「少ないな」
「はい」
「だが今日は、跳ぶ前の天井の魔物を落とした」
テリは視線を落とした。
「爪音が聞こえました」
「そして暗闇の中で当てた」
「三回目で」
「本当の射撃だった最初の一射でだ。前の二つは確認だった」
彼女は彼を見た。
ただ慰めているのではなく、本当にそう考えているのだと理解した。
彼は彼女の髪に触れた。
「いい娘だ」
テリは目を閉じた。
「ありがとうございます」
広間の奥で、誰かが小さく言った。
「分かった気がする」
嘲りではなかった。
むしろ疲れた声だった。
別の者が答えた。
「何が?」
「どうして彼女たちが、あいつについていくのか」
それ以上は誰も続けなかった。
それもまた、正しかった。
マルブルクの第十四階層では、言葉は高くつく。
広げたマントの上に地図が置かれていた。
第十五階層までは、移動路が一つと、古い警告印の刻まれた長い石階段が残っていた。下へ行くほど、地図は悪くなる。報告は減る。魔物は強くなる。そしてさらに深いどこかに、すでに地下迷宮の通常の秩序を上へ押し上げている魔族がいる。
彼は地図を見て、数を数えた。
人員。
傷。
薬液。
矢。
魔力量。
睡眠。
食料。
帰り道。
あまりに多くのものが、限界の縁にあった。
リニが隣に座った。
「戻るべきだと思っていますか?」
彼はすぐには答えなかった。
火のそばで包帯を巻いた腿を伸ばして横になっていたメイが、片目を開けた。
ベラも顔を上げた。
テリは矢を置いた。
彼には、待っているのが彼女たちだけではないと分かった。
ほかの組の何人かも聞いていた。
あからさまではない。
だが、聞いていた。
「今戻れば」
彼は言った。
「情報は持ち帰れる。だが問題は解決しない。魔族は下から押し続ける。一週間後、第十四階層は第十階層になっているかもしれない。さらに一週間後には第六階層。やがて魔物は外へ出てくる」
「進んで死んでも」
ベラが言った。
「解決にはなりません」
「そうだ」
「では?」
彼は地図の上を指でなぞった。
「休む。交代で眠る。第十五階層へ行くのは、まともに回復してからだ。英雄ごっこはしない。明日、抵抗が急に強くなっていると分かったら、どんな代価を払ってでも前へ押し込むことはしない。だが今は……今は、魔族がどれほど近いのか分からないまま引き返すには、俺たちは深く来すぎた」
メイが薄く笑った。
「つまり、下だ」
「休んだ後でな」
「退屈な部分だ」
リニが静かに言った。
「一番大事な部分です」
メイは目を閉じた。
「分かってる」
広間はゆっくり静まっていった。
完全ではない。地下迷宮は本当の沈黙をくれない。どこかで水が滴っていた。脇裂け目で小石がかすかにこすれた。入口では見張りが小声で交わしている。誰かが眠りの中で呻く。誰かが声を出さず祈っている。武器のそばで寝返りを打つたび、時々金属が鳴った。
だが、アステルを出た時にあった会話はもうなかった。
彼らは深く潜りすぎた。
力を失いすぎた。
そして、あまりにも多くの間違ったものを見すぎた。
これを、ただ利益の出る地下迷宮行きだと装い続けることは、もうできなかった。
第十五階層では、さらに悪いものが待っている。
全員がそれを知っていた。
それでも、下へ行く準備をしていた。




