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フィールドについて半年。色々と大変だったが、収穫祭にこぎ着けた。官庁の前にある広場に櫓を組んで灯をともしそれを中心にダンスをしている人達。端にある屋台や婦人部有志による振る舞い料理と酒があり、前にテーブルが設置されてるから食い気の人達が固まってる。たまに、勇気を出して告白して一緒にダンスをしている若者たちも見え老若男女。楽しんでいるようだ
少し離れた場所に旦那さんと座って見ていた私を見つけて冷やかしに来る知人や告白隊(旦那さんの方に)には、調節師や護衛さん達の中でも男気に溢れている人を紹介してみた。(嫉妬じゃ無いからね)
「どうした」告白してきた人が引いてから静かになった私に声を掛けて来る旦那さん。
「いい祭りだな」と返すときゅっと抱き締めてくれて
「そうだな」と同意してくれた
最初の方は、水分調節が精霊不在だったため難航したが私が着いた途端に本拠地である奥地の湖へ帰っていた為今まで行っていた調節が効果を表しちょっと脱水し過ぎか?と言う具合いになった。
比較的開かれている農地がこうであったので、奥地の調節が手付かずとなっていたので結局は私が奥地の湖を中心として(自然の力も利用して)一気に水分調節を行った。ガリガリと力を吸収されていたために力の節約していたために陣を形成するに当たり無駄がないと言われていた陣がさらに無駄なく形成されてしまったためにり力の使用量がかなりの量を節約出来て倒れなかった。帰還後に節約陣を公表しろと他家からの催促が煩かったのは記憶に新しい
「またいちゃついてるのか」お酒を片手に近付いてきた兄。私の隣に座り
「いつも膝だっこだな。たまには離れろ!」絡んでくる。酒が入るとからみ酒になるのがたまに傷。それをしたためながら食べ物を持ってきて勧めている明華さん。私が結婚(お目付け役がついた)と知って本格的に狙い出した模様。博昭さんはというと、旦那さんと意見交換後に意中の人にアタックをかけ始めた。今日のダンスを誘うべく数ヶ月前から罠を仕掛けて了承させていたし。
嬉しそうにダンスをしているのを見かける。このダンスを了承した意味を彼女は知っているのか疑問なんだが…
まあ、後から知ってもその時にはその時で博昭さんが何かを講じるでしょ
「本当は、水球師として埋没する予定だったんだけどな」家から出て生活していた時には考えられない生活をしている現在を思うとふと呟いてしまった。
「まずそこが甘い考えだと思わなかったのか?」旦那さんに聞かれたので思わなかった。と答えればため息をつかれる。
「そもそも一族の重鎮たちから陣を教わっているという時点で、秘蔵っ子と思われるんだ。それに、フィールドの契約者の子孫で有能な兄を持つ。その時点で、無能なら王家に有能なら他家に嫁がされるのが一般的だ。それ以前に、優希の母親は陣を使ったら最強だと言われていた人物なのだから本家に囲いこまれて当たり前なんだ」その言葉に驚いていると
「そもそも遊ばせておくのは2年と決まっていましたし。その後、理由をつけて呼び出しフィールド管理をさせると本家では決定していた事項です」さらりと教えてくれているのは兄の面倒を見ていた明華さん。
それって・・・・
「有能者を遊ばせておく余裕など1族には無いからな」笑いながら抱き締めてくれる旦那さん
「優希との婚姻はかなり前から決定していたんだよ。水球師になった時点で、影から護衛していたしな。あんな危ないところお前一人で生活させる訳がないだろ?本当に甘いな。でもそんなところが良いんだが」衝撃の事実にかたまっている私を抱いたまま風が出てきたからと言って中に入っていく旦那さん。
「全部仕組まれてたの?」恐る恐る訪ねると
「全部ではない。最初の呼び出し以外はな」の答えにほっとする。全部が仕組まれてたら怖いじゃないですか。それに、婚約者と決まったとき嬉しかったし。と言われたら何にも言えませんよね。




