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水球師の日常  作者: 桃花
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総一郎さんの件で、表がバタバタしているらしい。何故らしいというかと言うと無茶しすぎて内臓君が悲鳴を上げてしまってベットから起き上がれなくなってしまったから。

ベットの横では、いい笑顔で無理しないでくださいね。と釘をトントンとさしてくる医者に、この状況でどう無理が出来るのかと聞き返す私を満足げに頷いて退室していった。

「そうだ。無理は禁止だ」そう呟きながら嬉々として世話をしてくれる旦那さん。

「お前が言うな」突っ込みつつ部屋に入ってきた兄。毎日来てくれるのはうれしいが、何かあったみたいで眉間にしわが寄っている。

「面倒なことに、王に謁見しないといけなくなった」ベット横の椅子に座ってため息を付いている。

「誰が?兄がじゃないよね?」ちょっとした疑問を口にしてながら半身を旦那に起こしてもらう。

「誰がって、お前がだよ優希」そう言われて驚いている私を見て、更にため息を付いている兄と旦那さん。

「だって病人だから私。それに当主様がそれを許したの?」奥の人間は一度中に入った人間を外に出すのを嫌う。私が、フィールドに出るのは致し方が無いという感じだが、そのほかのことで外に出ようとすると過剰に反応する。

「病状が安定したらでいい。とのことだが・・・」面倒だなと言いながら頭を撫でながら慰めてくれる。

その後、表のお嬢様たちが衣装とかなんとかと言って特攻してくるも、旦那さんにいい笑顔を見て撤収をしていきました。

「衣装など用意しなくても優希はきれいだからいいんだ。さ、行こうか」ベットから起こして風呂に連れていかれました。ここら辺の流れはいつも道理だから問題ありませんが、普通に考えて旦那とお風呂に入っている夫婦って少数派だと思うが、歩いたりすることが最近が少ないと言うか皆無。熱を出してから運動も制限されているので、筋肉が落ちまくっているから仕方がないのだろうが・・・

「今季は、フィールドに行けそうもないな」私を膝の上に乗せながら湯船に身を沈めている旦那さんが呟いてます。契約者の私がフィールドに行かないとだめかと言うとそういうわけではないらしい。よくわからないが、フフフっと笑っている感じがすると周りを見回している私を見ながら

「どうした?」旦那が聞いてくる。

「うん?誰かが笑っている感じがしたんだけど・・・」気のせいかしら?そう思っていると

「気のせいじゃない」トーンが落とした声でギュッとしてくる旦那さんに疑問を思っている水面が勝手に波打つ。

「気づいているなんてすごいわね」との声と共に出現したお姉さん。水で出来ているので透けて後ろが透けて見えるお姉さんはボン・キュッ・ボン

旦那に抱きかかえられて大切な部分はほぼ隠されているので気にしないというか、透けているけど人間じゃないよね?っと見覚えがあるような無いようなお姉さんを見つめていると

「何用か?」聞いている旦那さん。お知り合いですか?と聞いてみると渋い顔で「お前の契約した者だ」ぼそっと呟いている。

うん?契約したのって精霊さんだよね?精霊さんってボン・キュウ・ボンなの?ってかこんなに人間じみているの?疑問に思っていると

「違う。こいつは人間の記憶がある異端だ。普通ならこんなに人間臭くない」と私と旦那さんの入浴を見てキャーッと騒いでいる精霊さんを見て呆れながら教えてくれる。

「普通の精霊さんと知り合い?」聞いてみると

「奥にいる精霊とは、警護の関係上知り合いだ。優希が一人遊びしているのをよく教えてくれるしな」いい奴らだと話している。調子が良い日は一人で散歩に行ったりするとすぐに見つかるのはそのせいか・・と納得している私にキスしてくる。それにキャーキャーっと騒いでいる精霊さんに軽くイライラしているとそれがわかった旦那さんが何かをしたようだ。精霊さんが痛みに悶えている。

「何するのよ。精霊じゃなかったら即死だよ!!今の攻撃!!」憤慨しているけど回復早いなこの人。

「で、何用だ」ちっと舌打ちしつつ脱衣室に移動している旦那さんに

「なんで移動するのよ!!話が出来ないじゃない!!」騒いでいる

それを無視しながら着替えさせてくれている旦那さんに目線で問い掛けると

「昼寝の時間だ。無理すると調子が悪くなるぞ」そう言いながらジュースを手渡してくる。しっかり掴んだことを確認してから自分の着替えをしているが、いつもと違って礼服っぽい感じになっている。なんで?っと不振に思っていると、それに気付いたのか

「あそこで騒いでいるのが簡単には侵入できないようにしていたんだが・・・・」

「あー。侵入してきたと言うことは呼び出しあり?みたいな感じ」問いかけにうなずき肯定してくれる旦那さん

それにしても着替えって朝イチに用意しておくはずだけど、その時は侵入してきていないはず。ジーっと見ていると

「元々、今日は会議にでなくては行けなくなっていたからな。優希が昼寝している間に終わらせる予定だった」ボソッっと呟いてますが、お寝るねしている私を会議室に連れて行くつもりもりだったみたいで、私の格好はモコモコにされていた。

「風邪引く訳にも、お前を独りねさせるわけにもいかないだろう。それにじじいたちが顔お見せろ。と煩いしな。孫はまだか。っと言ってこないだけまししなんだろうな」ため息を吐きつつ飲み終わったコップを洗面台に置き髪を乾かしてくれる。

「さ。出来たぞ」そう言い終わると抱き上げ自室へ戻りために歩き出す。あの人は良いの?っと思うも私的にも接触したいとは好んで思わないので強く言わずそのままにしておく。

ベットに寝かされてうとうとしている内に寝てしまったようだ。

濃厚な殺気を身に受けて目を開けると

「起きてしまったか。仕方がないな」困った顔の旦那さんの膝の上でした。

殺気の方を見てみると美女かが怒り狂って居るんですけどなんで?今日は朝から驚くような事ばかりで少し疲れたんですけど・・・

「少し我慢出来るか?直ぐに部屋にもどって寝直そうな」頬を撫でながら問いかけてくるので、頷いて胸に顔を押し付けスリスリしておく

「そんなことしたら夜まで我慢でき無いがどうする?」そういいつつ顎を指で捕まえてキスをしかも、濃いねっちっとしたものをくれる。やっと離してくれた時には、片手で胸をまさぐられてました(泣き)

その間にも金切り声で騒いでいる声は聞こえていたが、旦那さんのいたずらをどうにかしたくて暴れていたので気に止めていなかったけど、あっちにとっては行きなりイチャイチャしてきてびっくりしたんではないのか?

ぐったりしながら考えていると

「終わったかい?そこのわからず屋はこっちで処分するから、優希をお願いするよ」父さんの声が聞こえてびっくりしている私を無視して

「助かります」と断って退出する旦那さん。ちらっと見えたのはいい笑顔で送り出す当主様と苦虫を潰したような顔の父さんでした。

なんちゅう所で、キスするんだよ!の意味を込めて睨むと笑いながら「煽るな」と言う旦那さん。むー。どういうことですか


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