89、強固防衛戦線
2人を乗せたエアバイクは時速約25キロの速さで敵の鳥居へ近付くが、すぐに巨大生物の妨害にあう。
「ナナサカここは任せて、というか運転に集中してくれ、ミサイルは撃たないでくれ、まだ降りたくない」
「了解、頼んだぞリダミサイル」
ナナサカは運転に集中する、目の前にはこちらの参考を邪魔するように立ち塞がる巨大カニ、しかし巨大カニの胴体に赤いランプが引っ付いた瞬間、引っ付いた赤いランプが爆発して、巨大カニが吹き飛ぶ、リダの攻撃だ、ナナサカはエアバイクのスピードを上げて、吹っ飛んだ巨大カニの下を通り抜ける。
巨大カニをダメージを与えても倒してはいない、今回の大作戦イベントでは巨大生物を倒しても大したポイントにならない為、2人はスルー出来るならスルーする方針だった。
しかし、ナナサカの想定以上に巨大生物の数が多かった。
「く、サテライトレーザー!」
再び巨大生物に阻まれた時、リダがサテライトレーザーの攻撃要請をして、周囲の巨大生物達にサテライトレーザーの一撃を味あわせる。
しかしすぐに新たな巨大生物が壁になる。
「くう、一気にサテライトレーザー降らすタイプだから次撃つのにある程度倒さないといけない!」
「特殊兵器何持ってきたんだ?」
「前研究所守った巨大ロボ、巨大ロボは巨大怪獣に特攻機能があるからな! 因みにサテライトレーザー使えるようになるまではこの巨大生物の壁は結構キツいかも!」
「なら降りろ、エアバイクのミサイルを撃つ!」
ナナサカがエアバイクの速度を落とすと、リダはミサイル発射口の上から降りる、それを確認したナナサカは敵がロックオンされてる事を確認して、エアバイクの対空ミサイルを発射する、ミサイルは上空へ飛んでからナナサカの前にいる巨大シャコや周りにいる巨大生物達にあたる、しかし大きく吹っ飛ぶことなく、耐えられる。
「くそ、威力足りない!」
「大量のプレイヤーが参加する前提のイベントだから、その分敵の体力や装甲が高く設定されているんだよ、これは一旦引いたほうがいいかな!」
「妖刀まだ試してないんだけど」
「すまんが試している間に、俺が倒されそうだから勘弁してくれ!」
リダは銃で敵に赤いランプを引っ付けては爆破してダメージを与えているが、ノックバックはしても、撃破には至らない。
リダは素早い速度で再びエアバイクのミサイル発射口の上に乗る。
「じゃあ一旦門から離れるぞ」
「ああ、その間の攻撃は俺に任せてくれ」
ナナサカはエアバイクを反転させて撤退する、その時、リダが攻撃が巨大生物の追撃は潰す。
そして少し門から距離を取ると、巨大生物はナナサカ達を追いかける事は無かった。
2人は一息つく。
「ふう、因みに巨大怪獣の方はどうなってる?」
ナナサカは門から目を離して、巨大怪獣の方を見る、すると他のプレイヤーが操作する巨大ロボと大怪獣バトルをしていた。
2体の巨大ロボが交互に巨大怪獣に攻撃して優位性を立っていると思えば、巨大な鳥居から、新たな巨大怪獣が撃ち出すように生み出され、巨大怪獣が巨大ロボに激突する、その結果地響きを起こしながら巨大ロボが倒れる。
「うお、すごい迫力……巨大ロボ呼べるようになったら、リダも巨大怪獣倒しに行くのか?」
「うーん、俺は巨大怪獣を生み出すあの鳥居の破壊に行きたいな」
「いけるのか?」
「それはお前次第だな、巨大ロボ系の一番の弱点は足元がお留守になることだからな」
リダが指差す方向を見ると、そこは巨大怪獣と戦う、巨大ロボの足元、なんと巨大生物のシャコやカニがゴンゴン攻撃している、巨大ロボは足を振り回して振りほどこうとするが、うまくいってない、しかし他のプレイヤーが足回りにひっついている巨大生物を駆除し始める、全て駆除したと思ったら、仲間の爆発物で巨大ロボの耐久値が尽きたのか、所々爆発が生じて、最後に大爆発して巨大ロボが消滅する。
「成る程、つまり俺がリダを守れと?」
「お前なら巨大ロボを攻撃せず、纏わりついてくる巨大生物だけ斬れるだろ? そろそろ呼べそうだし、足回りお願いしていいか? お前なら完璧とはいかなくても、あの巨大怪獣や巨大生物を生み出す鳥居か門みたいな所まである程度守ってくれるだろ?」
リダは絶対の確信を持ってそう言いながら銃で遠くにいる巨大生物をスナイプして爆破する。
「へいへい、護衛料決闘1回でどうよ」
「ツケで」
リダは護衛料をツケにしつつ、巨大ロボを呼べるようになったので、巨大ロボを呼ぶ発煙筒を地面に転がすのだった。




