27、剣士&少将(偽称)
ナナサカは獅子奮迅の活躍をする、全体的に巨大生物の頑丈になってはいたが、油断なきナナサカは的確に巨大生物の足を切断してから、胴体をぶった斬り、仕留めていく、更に大声で叫びながら斬っていくので、巨大生物の注目を集めまくる。
巨大生物の攻撃は当たらない、爬虫類の雷やシャコパンチ、カマキリの刃も超高速で動くナナサカの影すら当たらない。
刃の風となったなったが、巨大生物を着実に斬り刻む。
「ナナサカ、でかいのを投下するぞ、下がれ!」
「わかった!」
ナナサカの耳に通信越しのリダの声が聞こえる、それと同時にナナサカの上空にでかい飛行船が通り、複数の大きな爆弾が降ってくる!
「まったく、あんなデカい爆弾降らせて、建物極力破壊しないんじゃなかったのか?」
ナナサカはそう言いながら素早く爆弾の着弾地点から距離を取る。
そして爆弾は巨大生物の集団の真ん中に着弾、多くの巨大生物を撃破する。
「ぐうう! こっちはHP限界なんだがな……」
爆発で生じた爆風に耐えるナナサカ、その爆風が収まると、ナナサカの目の前には死にかけの巨大生物しか居なかった。
更に遠くで敵の宇宙船が爆発して落下していく、リダの活躍だろう。
更にナナサカは気付く、爆撃したのに周囲の建物の被害はほぼなかった。
「たく、美味しい所持っていきやがって、残りは全部貰うぞ!」
ナナサカは一気に残りの巨大生物に斬り倒した。
「ふう、そういえば装備箱や回復箱見かけないな……ワールドミッションだと装備箱出ないのか? そもそもこれはワールドミッションなのか?」
ナナサカが頭をかしげていると、ケルン一等兵がナナサカから貰ったミサイル兵器を背負って、ナナサカの側に近付いてくる。
「ナナサカ剣士! ご無事ですか!?」
「ああ、問題ない、リダの支援やケルンのミサイル支援もあったからな」
「先程のナナサカ剣士の功績を見たら、わ、私の支援なんてたかが知れています!」
敬意と畏怖交じりの敬礼をするケルン一等兵。
「あはは、まあ今回の戦いは来たかいがあったな、人命救えたし、リダの要望を叶えられただらうし」
「あ、あの……そのリダという方はナナサカ剣士の上官なのでしょうか?」
「え、ああそうだな、そうだよ、リダは俺の親友だからリダと呼んでるけど、リダはリーダー少将と呼ばれているぞ」
ナナサカは軍階級なんてそんなに詳しくないが、なんとなくで、悪ふざけでリダの存在を全力で盛った、するとケルン一等兵は目を丸くする。
「しょ、少将!? なんで少将がこんな所に!?」
「あいつ現場主義の面もあるが、俺を戦場で戦う代わりにリダも前線で戦えと言ったんだよ、全く俺より剣術出来るのに、後方に居るなんて勿体無いぜ」
「ええ、ナナサカ剣士よりも剣術が優れているんですか!?」
リダが側に居ないからと、盛りまくっていくナナサカ、もしここにリダが居るなら、間違いなく殴られるだろう。
「私もお二人みたいな戦う力があればいいのに……」
「うーん、次会えたら鍛えてあげようか?」
「いいんですか!? でも、今から鍛えた所でナナサカ剣士みたいな強さは得られないような……」
「それでも無駄にはならないはずだ、剣坂流の歩法覚えるだけでも生存率は多分上がるぞ」
ナナサカがそう言うと、ケルン一等兵は決意を固めた目でナナサカを見る。
「ナナサカ剣士、もし可能な際は私にその剣坂流を教えてください!」
「ああ、いいぞ!」
ナナサカが快諾すると共にリダの運転する車両がナナサカの側に止まる。
「よっと、遠くに居たから、合流遅れた」
「は、初めまして、リーダー少将!」
「へ、リーダー少将?」
リダが豆鉄砲を食らった顔をしていると、2人は光に包まれて、ミッション開始前の軍の本拠地へ移動するのだった。




