24、飛行円盤撃墜作戦
コンテナが消失して、中から現れたのは、ミサイルの発射機構を頭上に取り付けたワゴン車だった。
「なにこれ運転してみたい!」
「これは多目的ミサイラー……て勝手に乗るな!?」
ナナサカが乗ると、そこには基本的な車のハンドルにアクセスペダルとブレーキペダル、そしてアクセルやバックをコントロールするシフトレバー、そして謎の2本のレバーがあった。
「全く、運転の仕方分かるか? 無免許!」
「剣坂流は免許皆伝しているからな! あとミサイル付きなら大型特殊に入らない?」
「そこまでは知らん! 少なくともゲームの世界だから、お前が捕まらないということくらいだ!」
ナナサカは農作業用の小型、大型特殊、そして大型二輪車AT免許を持っていたが、四輪車の免許は持ってなかった、そして助手席に座るようにリダが座る。
すると車外がズガガガ! と音が鳴る、乗り込んで、棒立ちしていたら、敵当然ビーム弾を撃ち込まれる。
このまま運転しないならば、乗り物が棺桶になるのも、時間の問題だ。
「取り敢えずアクセル、後はレースゲームの要領で走れ! でも頭にミサイル積んでるから急旋回は横転するから注意な!」
「了解!」
リダはシフトレバーをアクセルに入れてナナサカに指示を出す、ナナサカはアクセルを踏み、車両を発進させる、そして片手でハンドルを操作して、謎のレバーに触れる。
「わかった、これがミサイル発射する装置だな! というかこれ同時操作厳しくね!」
ピコンピコンと、車内に取り付けられた、カーナビみたいな画面には、前方上空の風景が表示され、そこに映されていた円盤にはロックオンマークがついていた。
ナナサカは素早い手つきでレバーについているボタンを押して、ミサイルを発射する、ミサイルは見事飛行円盤に当たり撃墜するが、2人は建物に激突しそうでそれどころでは無かった。
「うおお! 旋回!」
「あ、そんなに勢いよくハンドル回したら!!」
グシャーーン! と車体は横転してしまう。
「うう、乗り物操作て、色々と難しくないか?」
「それはナナサカが操作する乗り物が2つとも癖がある乗り物だからな!! エアバイクはジエンドカスタムで、このミサイル車両も頭上にミサイル乗っけている影響上、重心悪いんだよ!普通の戦車ならもっと乗りやすいからな!」
ナナサカとリダは乗り物から這い出る、それと同時に飛行円盤からレーザー攻撃とミサイルが車両にぶち当たり、車両は大爆発した。
「うひゃあ!?」
「ぐう!?」
2人とも爆発による小ダメージを受ける。
「やっぱり乗り物より肉体使ったほうが動きやすいな、後乗り物壊してごめん!」
「乗り物より肉体の方が上なのはお前くらいだ! あと乗り物位、ある程度敵を屠ればまた呼べるから気にするな!」
ナナサカは謝り、リダはそれを受け入れる、そして各々で戦い始める、リダは銃で、遠隔起動爆弾をショットガンのようにばら撒つつ、比較的近距離の飛行円盤を駆除していく。
ナナサカは空歩で建物の屋上に登ってから、空歩レベル2による空中移動で飛行円盤の上に着地、空歩を再使用出来るようにしてから、真っ二つにぶった斬り、そこから別の建物に降り立つという方法で飛行円盤を駆逐し始める。
「あとこれも使ってみるか」
ナナサカは妖刀をしまい、遠い飛行円盤に向けて、4連ミサイル、ミサイルウルフスピアを構える。
狙いを定めると、2体の飛行円盤にロックオンマークが付く。
ナナサカがトリガーを引くと、狼が書かれたミサイル発射装置から4発ミサイルが飛び出し、2発ずつ、飛行円盤に直撃した。
小さな爆発だったが、威力は高いのか、飛行円盤は撃墜していく。
「へえ、中々悪くないな、でも名前が長いのは欠点だな、後遠くから攻撃する都合上、倒した際の装備箱回収が面倒な点だな、自動で装備箱を回収出来たらいいのに」
ナナサカはミサイルウルフスピアの感想をこぼすのだった。
飛行円盤も2人を倒そうと攻撃していくが、ナナサカとリダを仕留めるどころか傷付ける事も出来ず、ガンガン撃墜されていくのだった。




