23、苦手作戦、飛行戦
「今回はナナサカの苦手な敵と戦ってもらう」
「苦手な敵……もしかしなくても飛行する敵か」
リダはナナサカにしょっちゅうミサイルのおすすめをしていた、そこでナナサカはどんな種類の敵と戦うか想定出来ていた。
『空歩のレベルが2に上昇した』
「これでよし、2歩ならば大抵いけるだろう」
故にナナサカはスキルのレベルを上げられないかスキル画面を弄くっていたら、上げられたので上昇させた。
「もしかして空歩のレベル上げたのか?」
「ああ、後はミサイルかショットガンどっち持っていこうかなと考えてる」
ナナサカの所持しているミサイルは高火力、低連射の4連ミサイル、ミサイルウルフスピア。
ショットガンは高射程、高連射、超低集弾性のミリオンショットワンヒット。
ナナサカはどっちを持っていくか悩んでいた、妖刀置いて、両方持っていくのが普通のプレイヤーの判断になるのだが、剣坂流の体得者として、そんな普通の選択肢はナナサカの中に無かった
「ミサイル1択だ、ショットガンはナナサカの妖刀と役割が被るからな」
リダは自分の装備している兵器を変更して、空戦用にカスタマイズしている。
「……まあ、ここはリダのアドバイスに従うか」
別に刀と違ってこだわりが無かったナナサカはひとまずもう1つの装備兵器に4連ミサイル、ミサイルウルフスピアを装備する。
もう片方の兵器は勿論妖刀、そして特殊兵器は唯一持っているエアバイクジエンドカスタム……ナナサカ的にはこれを外してショットガンを持っていきたかったが、特殊兵器枠にショットガンは装備出来なかった。
「エアバイクのかわりにショットガン持ち込めたら良かったのにな……これ」
「それ出来たらバランス崩れるから諦めろ、例外もあるが、基本的に装備出来る兵器は2つに特殊兵器が1つだ、それよりも準備はいいか?」
リダの言葉にナナサカは頷くと、リダはボタンを操作する。
「そういえばここて何処なんだろうな」
「今更な質問だな、プレイヤーが所属する軍の本拠地だよ」
転送される前にナナサカが疑問を口にすると、リダは早撃ちの如く教える、それと同時に2人は光りに包まれて、転送された。
2人が転送された場所は、日本人の2人にとっては外国をイメージする街並みに立っていた、そして頭上には世間一般的にUFOに酷似した円盤型の飛行物体がいくつも飛んでいた。
地上ではNPC民間人は逃げていき、NPCの軍人は何時でも戦えるように銃を構えている。
「なるほどこれは空歩で2歩空を駆ける事が出来ても、妖刀じゃきついな」
「だろうね、飛行円盤ポーンという敵だ」
空を見上げてナナサカが言葉をこぼし、リダは敵の名前をナナサカに教える。
飛行円盤ポーンは自動車位の大きさで、機敏に空を飛んでいる、また1体1体そこそこ間隔を開けて飛んでいるため、大きな爆発で一網打尽に出来ないようになっている。
「密集しているなら、足場にして空歩のクールタイムリセットに使えそうだけど、これだと空歩で円盤の上に乗って斬って、ほかの円盤に乗り移るは厳しそうだな」
「これ以上考えてる暇はないぞ! くるよ!」
リダの言葉と同時に円盤はナナサカとリダを敵として見つけたかのように2人にビーム弾とミサイルを同時に撃ってきた!
「結構殺意高いな!」
「まだお前の決闘試合時の攻撃程じゃないだろ!」
ナナサカとリダはそれぞれビーム攻撃を回避して、ミサイルを迎撃する。
リダはショットガンのような銃で、赤く光る弾丸を散弾銃の如くばら撒くように放ち、その弾丸が敵の撃ったミサイルに付着するのを確認すると、銃についていたボタンを押すと、赤く光る弾丸が爆発、敵ミサイルはその爆発で誘爆して、リダには届かない。
ナナサカは妖刀で敵ミサイルを一刀両断すると、爆発せずにミサイルがエフェクトを発して消滅した。
「ミサイルを斬って無力化出来るのかよ」
「俺が出来たならお前も出来るだろ?」
「生憎この世界では剣や刀を握る予定はないんでね!」
リダはそう言うと発煙筒をぶん投げた、何か乗り物を要請する。
すると、ヘリがコンテナを運んできて、2人の前に投下されるのだった。




