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後始末2

投稿の遅れについて言い訳したいけど言い訳を考えてたら更に投稿が遅れるので言い訳はしません。


ただのサボりだから言い訳できないとかではないです。決して。


またNovelAI大先生に書いてもらったベルちゃんの挿絵を載せるから許してください。

挿絵(By みてみん)




「ええっ!もんだいがあったの?」


 なんと、クロちゃんが拾ってくれたアイテムをアカリちゃんたちのパーティと分けるために数えて確認してもらったんだけど、それに問題があったみたいだね。うーん、でもわたしも何度か数えたし、大丈夫だったと思うんだけどなあ。


「あー…いえ、問題と言ってしまうとあれなんですが、実はアイテムの数が多いんですよね。」

「多いと?」

「はい。予想してた数の大体6割増しくらいで多いですね。」

「6割!?マジ?」

「は、はい!」

「ほーん。【小岩蟻の外殻】、【小岩蟻の外硬殻】、【小岩蟻の魔石】。たしかにどれも多いぜ。魔石なんてかなり珍しいのによ。」


 なーんだ。そういうことかー。ふう。数え間違いとかじゃなくて安心したね。数が多いのはクロちゃんのおかげだし。ちゃんと説明すれば済む話だね。よかったよかった。


「ふっふーん!アイテムの数が多いのはクロちゃんのスキルのおかげだから、問題ないよ!」

「「「「「「えっ、クロちゃんの!?」」」」」」

「…にゃあ?」

「ふふふ、おはよう。起きちゃったね」

「にゃぁ〜」

「はいはい。アカリちゃん、ちょっとごめんね」

「え、ああ…うん。」


 みんなの声で起きちゃったクロちゃんが、わたしの頭の上で寝る〜って言うから、アカリちゃんの腕の中からわたしの頭の上にクロちゃんを移動させるよ。全く甘えんぼさんなんだから〜。


 か わ い い!!




コソコソ

「クロちゃんのスキルって言ってたけど、そんなヤバいスキルってあったっけ?」

「【幸運】じゃなかと?」

「いえ、【幸運】でも流石に6割増しは聞いたことないですね。LUKがものすごく高いのかなとも思いましたが、スキルだと言われちゃいましたし。」

「そ、それにもしLUKが高かったとしても、なんでそんなに高いのかってなりますもんね。」

「アヤさんに聞いてみるわけにもいきませんしね。」

「聞いたら答えちゃいそうだしねー。」

「そ、そういうのは良くないですよね。」

「エミリーちゃんの言う通りばい。」

「まあ、数に問題ないなら大丈夫じゃない?少ないんじゃなくて多いんだし。」

「それもそうですね。」

「確かに。」

コソコソ




 クロちゃんは、わたしの頭の上ですぐに寝息を立て始めたね。か〜わ〜い〜い〜!!それにしても、なんかアカリちゃんたちが相談してるけど一体どうしたのかな?なんか今後のことで問題でもあったのかな?


「なあ、向こうのパーティと分けた後の分のアイテムを、オレとお前で分けるんだよな?」

「ん?そだよ!ちゃんと、はんぶんこにするからね!」

「いや、それなんだがよ、オレめちゃくちゃお前に世話になってっからさ、流石に半分ももらうのはもらい過ぎじゃねえかな。」


 ベルちゃんも、アイテムの分け方でわたしに話があるみたいだね。別にそんなことないと思うけどなー。


「ええっ、別にそんなことないよ。わたしこそ、ベルちゃんに色々と助けてもらっちゃってると思うよ。」

「……あーほら、それによ、アヤにはクロにユニもいるじゃねえか。お前たち3人とオレ1人で半々に分けるのもおかしいだろ。」

「む!…たしかにクロちゃんとユニちゃんががんばった分があるね。うーん、でも元々はんぶんこのつもりだったし…」

「何もいらねえってんじゃねえんだ。な?あいつらのためにもアヤたちが多めでいいんじゃねえか?」

「うーん。…よし!わたしだけじゃ悩んでもわかんないから、クロちゃんたちが起きてから相談しよう!それでいいよね?」

「…まあいいか。」


 ふう、もらえるものはもらっておけばいいのにねー。真面目だなーって思ったよ。まあ、それがベルちゃんの良いところだね!うむうむ。


「アヤさん、すみません。よろしいですか。」

「はーい」


 ん?ガバナンくんに話しかけられたね。むこうのお話が終わったのかな?


「アイテムの数についてですが、クロちゃんのスキルということで理解しました。それであれば先程も言ったとおり、分ける数に間違いはないので、こちらでお願いします。」

「うむ!えっとね、これがそのアイテムだね。大丈夫だと思うけど、数えるといいよ。はいどーぞ」

「ありがとうございます。失礼ですが、数を確認させていただきます。」

「もちろん!どーぞ」

「今度はアタシも数えるよ。」

「アカリさんありがとうございます。ではこちらをお願いします。」

「りょ〜。」


 よかった、数は間違いなかったね。アイテムをガバナンくんに渡して、数えてもらう。ちゃんと準備しといて正解だったね。わたしも自分のアイテムを確認しておこうかな。


 …うむ、やっぱり問題なさそうだね。じゃあ、アイテムはこれで大丈夫…あ。そういえば、将軍様にとどめをさした剣を回収しないとね。ベルちゃんからも言われてたしね。…抜けるかなぁ…





5分後


「抜けなーい!!」

「マジかよ…」


 うーん、抜けない!!…まあね、かなり思いっきり地面に突き刺さってたからね。もしかしたらとは思ってたけどね。掘り返したほうが早いかな。


「ベルちゃん!掘ろう!!」

「マジかよ…しゃーねえか。」

「手伝いましょうか?」

「おお、タヨトくんいいの?よければおねがい!!」

「ええ、アヤさんたちのおかげで、自分ひとりじゃ得られないだろう鉱石もゲットできてるので、これくらいは手伝いますよ。」

「ありがとー!」





10分後


「とれたー!!」

「あー疲れた。」

「3人がかりだと、結構早く取れましたね。」

「にゃっ」


 無事に剣が取れたよ。よかったー!掘り返して出た鉱石は、なんかついでにクロちゃんが回収してくれたよ。うーん、わざわざ起きてまで仕事してくれるいい子だね!!そういえば、この鉱石についても分けなきゃだね。えーっと、今手に入れた鉱石は…ん?


「あれ?また新しい種類の鉱石が手に入ってる!!」

「え?本当ですか!?」

「マジかよ!じゃあこの部屋もっと掘ろうぜ!!」

「そうしよう!!」

「そうしましょう!」

「にゃあ〜!」


なんと、ここにきて新しい種類の鉱石が手に入っちゃったね。でも、まだ1個だけだから、もっといっぱい掘らないとね。2人とも賛成みたいだし、3人で掘ればいっぱい掘れるよね。クロちゃんもなんかやる気になってきたみたいだしね。




30分後


「こんだけ掘りゃあ、まあいいだろ」

「うむ!」

「そうですね!」

「ZZZ〜」


 いや〜、部屋中を掘り返す勢いで掘ってたね。お陰で、新しい種類の鉱石も分けられるだけはゲットできたし、他の鉱石もたくさん追加されたからね。頑張った甲斐があったね。


 クロちゃんも今の今まで頑張って鉱石を回収してくれてたけど、回収した鉱石をわたし達が確認してる間に寝ちゃったね。いいこいいこ。


 ちなみに、わたし達3人以外は、スキルもツルハシもないから、集まってユニちゃん相手にキャーキャー言ってるね。あの中でスヤスヤ寝てられるユニちゃんは大物だなって思うよ。あっちはあっちで楽しそう。いーなー。わたしも街に戻ったらふたりといっぱい遊ぶもんね!






「ふう、チョーシこいて掘りすぎたか。体バキバキだぜ。」


 大きく伸びをして体をほぐす。今晩だけで何度したかわからない行動をまた繰り返す。そのたびに体が楽になるように感じるのは、そんだけ自分が無理してる証拠なんだろーなと思うが、意外とそれほどキツイとは感じちゃいなかった。結構ハイになってんだな。


 まあ、そんだけ今夜は濃密だった。アヤに助けられなかったら2度は死んでる。1度目は入口近くでありに囲まれたとき、2度目はさっきの戦いでジェネラルに殺されかけたとき。


 ナイトを取り込んだジェネラルの攻撃を見誤って、ジェネラルの足での攻撃は避けたんだが、そこに生えてたナイトの足が体にあたっちまった。それ自体は大したダメージはなかったんだが、バランスを崩しちまってジェネラルの前で無防備になっちまった。ヤバいと思ったね。一瞬で血の気が引いた。案の定、そこにジェネラルが突進してきやがった。


 やっぱああいうときって全部スローモーションに感じるよな。それでオレの動きが速くなるわけじゃねえからあんまり意味ねえが。あー、ゆっくり動くジェネラルはマジに二度と見たくねえな。トラウマもんだぜ。…もう絶対死んだと思ったが、アヤがオレとジェネラルの間に割り込んでオレをどかしてくれたからなんとかなった。その代わり、アヤがジェネラルに吹き飛ばされちまったが。かなり派手に吹き飛んだから死んじまったんじゃねえかと思ったぜ。まあなんとか大丈夫だったみてえだ。空中で体を器用に回転させて足から着地してたぜ。


 そのあとは、似たようなことにはならねえで、キッチリ勝てたからな。みんなで協力してたのもあったし、何より運も良かった。誰も欠けてねえんだからよ。もともとの目的だった鉱石も予定より遥かに手に入ったし、あとは帰るだけだな。


 ……そうか、そうだよなー。帰らなきゃなんねえのか。うげえ、街に帰り着いたら親父に殺されるんじゃねえか?心配してんだろうなー。素直に謝るしかねえか。


「あれ?ベルちゃん大丈夫?なんか元気ないけど」

「あー、大丈夫だ。帰ったあとが憂鬱なだけだからよ。」

「そうなんだね。よくわかんないけど、がんばってね」

「…ありがとよ。」


 よほど辛気臭い面してたみてえだな。考え事してたら、心配そうなアヤに話しかけられた。コイツもかなり無茶してたはずだが、疲れた様子はさっぱりねえな。アヤからひどくばやっとした励ましをされる。まあ、それだけでもちっとは気が楽になるな。それに礼を言って、ふと思った。そういやさっきの戦いの礼を言えてねえなと。


「なあ、さっきはありがとな。」

「ん?さっき?」

「ジェネラルにオレがやられそうになったときに、お前が代わりにふっ飛ばされたじゃねえか。また命を助けてもらっちまったぜ。…だから、その礼だ。」

「なるほどね。うむ!どういたしまして!まあでも、仲間なんだから、もちろん助けるよ。わたしもベルちゃんにたくさん助けてもらってるからね」

「オレに?」


 全く心当たりがねえ。オレがアヤに助けられたシーンばっかだったろ。


「そう!だってベルちゃんが打った剣がなかったら、昨日のボス犬と赤クマに殺されてたし、今夜最初にベルちゃんを助けられたのも、ベルちゃんの剣を使ってだったしね。将軍様を倒したのだってそうだよ。だから、ね!」

「いや、オマエなら多分どうとでもなった気がするけどな。まあでも、気が楽になったぜ。」


 「ね!」と片目を閉じて可愛らしく笑ってるアヤの顔を見てたら、だいぶ気が楽になったぜ。どうにも気を使わせちまったみてえだ。


 …いや、この感じはなんか素で言ってねえか?






「ZZZ〜」

「グヘヘ、グヘヘヘ。かわいい…」

「アカリン!10分経ったから交代ばい!」

「つ、次は私です!」

「え!?うっそまだ1分半くらいじゃ…。マジかぁ〜…はいどうぞ」

「あ、ありがとうございます。…えへへへ、かわいい。」


 両手を差し出すエミリーちゃんに眠ってるユニちゃんを渡して、自分の手に残ったさっきまでの至福の感覚を思い出す。ふわふわであったかくてすやすやしててかわいかった。最高。


 アヤたちがなんか鉱石掘りに夢中になっちゃったから、アタシたちは交代でユニちゃんを愛でることにした。まあもちろんみんなユニちゃんを抱っこしたがったから、10分交代でかわりばんこにしたんだけど…、マジかー、10分経つの早すぎない?アタシのときだけゲームのバグとかで時間が経つの早まったりしてない?


 うう…しょうがない。エミリーちゃんごとユニちゃんを愛でてもいいけど、既にくりむーからされてるみたいだからアタシは勘弁してあげよう。…いや、別にエミリーちゃんに1度絡みすぎてくりむーからツッコまれたのが原因とかじゃないからね。ホラ、アタシももうオトナだからさ。年長者としての自覚に満ち満ちてるから。前回の配信でくりむーと並ぶと(年の離れた)妹みたいってコメされたのを気にしてるわけじゃないから。…親子ってコメしたやつはマジで許さんからな!覚えとけよー!


 おっと、イカンイカン。さて、どうしよっかな。ユニちゃんを愛でるのもなんかちょっと出遅れちゃったし、直前までアタシが抱っこしてたのに何度も構いに行くのもちょっとどうかと思うし。


 そういえばアヤたちはどんなカンジかな?もうそろそろ鉱石掘りも終わりじゃない?なんか掘ってる音も聞こえないし。


 そう思ってあたりを見渡すと、少し離れたとこでアヤたち3人が集まって話し合ってた。多分掘り終わって鉱石を分ける相談してるんだと思う。じゃあ、そろそろアタシも帰る準備しなきゃね。


 準備って言っても、特にやること殆ど無いけどさ。配信と録画の設定を確認しとくくらいかな。今回は配信じゃなくて録画で、後で動画にまとめるつもりだし。ホントは配信のつもりだったんだけど、まあ、くりむーとのコラボなのがちょーっちまずいみたいで、「普段なら大目に見るけど、会社内で終わる問題(炎上)じゃすまないことが起きるかもしれないから絶対配信するな。チェックさせろ。」って専務(名前だけ)がうるさかったからさ。「おい絶対だぞ。マジで。フリじゃねえからな。ホント頼むぞ。今回は1ミリも問題起こすんじゃねえぞ。ヤバいから。次やったら社長マジでキレるから。俺に。ホント勘弁して。」みたいなカンジで。ウケる。


「まーったく、アタシももう子供じゃないんだからさ、あんなに言わなくても配信はやめとくって。」


 さてと設定は、画質「最高」ヨシ!音質「最高」ヨシ!容量が大きいと編集が大変?知らんな。カメラの視点は、アタシの後ろからと俯瞰カメラでヨシ!配信と録画の設定は「配信」ヨシ!




……

………やらかした?


補足

地面に刺さった剣:剣全体の半分以上が見えてないとアイテムボックスに収納できない。抜かずに帰ると所有権を失う。


睡眠:クロちゃんはうるさいと寝れない。ユニちゃんは一度寝ると起きない。


専務:社長にキレられた。

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