ユニちゃん進化
時間がすぎるのは早いものですね。前回の話を投稿したときのことを昨日のように思い出すことができます。つまりこれは2日連続で投稿したも同じなのでは……?
…………………(無言の土下座)
…あ、時間がかかったついでにアヤのイメージ画像をNovelAI大先生に描いてもらいました。大先生はだいぶ美化して描いてくれましたが、実際はもっと間抜けヅラです。
???「そんなことないもん!わたしはかっこいいもん!」
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「か〜わ〜い〜か〜!!」
「かっ、かわいい…!!」
「きゅう!!きゅう!!」
「はいはーい。ふたりともそこまでにしといてねー。ユニちゃんが困ってるからねー」
拐かされたユニちゃんは、クリムゾンちゃんとベルちゃんにはさまれて、胸の中でなんかあっぷあっぷしてるね。普段なら多分あれでも問題ないんだろうけど、今は進化したいみたいだからね。助けてあげようかな。
わたしが声をかけたら、二人はすぐにユニちゃんを開放してくれたね。ユニちゃんを困らせるつもりはないみたいだからね。よかったよかった。
「きゅう〜」
「よしよし。いいこいいこ」
「羨ましか〜!」
「羨ましすぎんだろ…」
わたしのお膝の上に逃げて、甘えてきたユニちゃんをナデナデ。ふふふふ。かわいい!ベルちゃんたちが夢中になっちゃうのも納得の可愛さだね!二人はユニちゃんをお膝の上に乗せてるわたしを羨ましそうに見てるけど、ここで二人に渡しちゃうと進化ができないからね。我慢してもらおうかな。
さてと、そろそろ進化させてあげようかな。進化したあとなら、ユニちゃんもベルちゃんたちと遊びたがるはずだしね。みんな幸せだね。じゃあ、さっきユニちゃんが押そうとしてた進化先を選んでっと…
『ユニを【リトルホワイトホーンラビット】に進化させますか』
いえす!
進化先を選んだら、ユニちゃんに変化が現れたね。体が白い光を放ってる。きれーい!でも、うおー、まぶしい!洞窟の中がそこまで明るいってわけでもなかったからかもしれないけど、ものすごく眩しく感じるね。と、いうよりも、魔力感知の左目でも眩しいから、実際にかなりの魔力がユニちゃんから出てて、それで眩しいんだろうね。目があ〜。
しばらくすると、光はだんだんと収まってきたね。なんかユニちゃんの角に光が集まってる感じかな。そのまま待ってると、全部の光が角の中に吸い込まれていったよ。やっとこれで眩しくないね。
「きゅう!」
「おお!角がおっきくなってる!それに真っ白できれーい!」
「きゅう!きゅう!」
わたしが進化したユニちゃんの感想をいうと、「でしょ!でしょ!」ってユニちゃんが嬉しそうにわたしの体に全身擦り付けてくるね。かーわーいーい!!今までよりも角が痛いけど、そんなこと関係ないもんね!えへへへへ。ナデナデしちゃう。
ユニちゃんは、これまでよりも毛並みがつやつやしてるし、何よりも角がおっきくなったね。今までは直径2センチで長さ1センチないくらいだった角が、長さ2センチ位になってる。わたしのお腹にゴリゴリ当たってるけど、ユニちゃんは気にせずもっと体を擦り付けてくるね。かわいい!いいこいいこ。……ん?
「きゅう〜…くう…」
「んふふ。寝ちゃったね」
ユニちゃんをナデナデしてたら、かわいい寝息をたてて寝ちゃったね。クロちゃんも進化したあとに寝てたし、進化って疲れるものなのかな?まあいいや。ユニちゃん頑張ってたし、ゆっくり休んでもらおうかな。クロちゃんもわたしの頭の上で寝息たててるのが聞こえるし。ユニちゃんが進化したのを見届けて満足しちゃったんだろうね。ふふふふふ。いいこいいこ。
「「くう…くう……」」
「か〜わ〜い〜か〜〜♡」
「寝てるところもかわいい…♡」
「ヤバッ、可愛すぎる…♡」
「か、かわいいです♡」
おお…ユニちゃんとクロちゃんの寝顔が、女の子たちに大人気だね。まあ、だってホントにかわいいからね!ふたりともぐっすり寝ちゃったし、ちょうどいいや。
「それじゃあ、みんなでこの子たちの子守をしてもらおうかな」
「よ、よかと!?」
「ふふふふ。もちろんだよ。はい、どーぞ」
「「「「はぁ〜〜♡」」」」
うむうむ!ふたりとも大人気で良かったね!とりあえず、今のうちに進化したユニちゃんのステータスとかを確認しておかないとね。ぽちぽち。
ネーム:ユニ 種族:リトルホワイトホーンラビット☆Lv1 親:アヤ
HP:14/14 MP:5/28(2UP)
STR:3 VIT:3 INT:10(2UP) MND:5(1UP) DEX:10(2UP) AGI:8 LUK:17(1UP)
スキル:採取 気配察知 光魔法 少食 音波探知 幸運 逃げ足 奇縁 気配遮断 忍び足 厄除(New) 魔法効果増大(New)
わぁ!すごいね!!クロちゃんの時とおんなじで、身体ステータスは4レベル分上がってる。これでかなり強くなったね。スキルも新しいのが2つあるから、ちゃんと効果を確認しておかないとね。えーと、ポチリとね。
厄除:不幸に見舞われにくくなる。『自ずと厄が除くのではなく、自ら厄を除けるのだ。』
魔法効果増大:魔法の効果が通常よりも増大する。
うーむ、魔法効果増大のスキルの方はよく分かるけど、厄除の方はよくわかんないね。まあでも、不幸を避けられるのはすごくいいことだと思うな。こればっかりは、自分の行動でどうにもできない部分だしね。
うちの子たちは、ふたりともそういう運頼みの部分をよくカバーしてくれてるから、ものすごく助かるね。わたしも、二人が頑張ってくれてる分もっと頑張らないとね。うおー!やるぞー!!何をやるのかはまだ決めてないけど。
気合を入れ直したら、次は何をすればいいのかな。まだみんなクロちゃんとユニちゃんの寝顔を堪能してるし、出発はもうちょっと先かな?うーん、だったら、クロちゃんが拾ってくれたアイテムの確認をしておこうかな。アカリちゃんたちのパーティと分けないといけないし、その後でベルちゃんとも分けないといけないしね。分ける数も数えとこーっと。…えーっと、レギオン組む前のスクショと数を比べて、それから…
「クロちゃーん♡」
「zzzz〜」
「「「はぁ〜♡」」」
ヤッバ〜い!クロちゃんめちゃくちゃ可愛いんですケド!!寝てるのに膝の上でめっちゃ甘えてくるんですケド!!も〜なにコレ!?絶対アタシ猫飼うわ。
クロちゃんのあどけない寝姿に思わず声が漏れる。一緒にクロちゃんを見てるエミリーちゃんとタヨトさんもそれは一緒みたいで、アタシと一緒にクロちゃんにうっとりしてる。やっぱ可愛すぎるからね。もうこれはしょうがないって。
アタシたちはクロちゃんに見とれてるけど、くりむーとベルっちとガバナンさんはユニちゃんに夢中になってる。あっちも超かわいいからね。すごくよく分かる。アタシはクロちゃん派だけど。っていうかむしろ、くりむーの膝上で幸せそうに眠ってるユニちゃんが羨ましい。アタシもアレされたい。
あぁ〜♡幸せ〜♡。ボス戦頑張ったご褒美としてこれはサイコー。マジで飼う。もう忘れないうちにテイム取っちゃお。後で後悔するかもしんないけど、それはそん時のアタシが考えることで、今のアタシには関係ないからヨシ!!
「……よし、取れた。」
「え…ま、まさかアカリさんもテイムを?」
「へ?声に出てた?っていうか‘’も‘’ってことはエミリーちゃんも?」
「は、はい…クロちゃんがあまりにも可愛かったので。」
「だよね〜!こんだけ可愛ければパーティ組むのに不利とかどうでもいいよね!!」
「はい!こんな可愛い子と一緒に冒険してみたいなって思いました!!」
「…その決断力が羨ましい。」
なんと、エミリーちゃんもテイム取ったみたい。いや〜、やっぱりこの可愛さが正義。最強よね。タヨトさんは踏ん切りがつかないみたいだケド。まあ、こういうのは強要するもんでもないし、アタシ責任とか取れないし、背中を押すようなことはあえてしないでおこう。
「うむ!間違いないね!!」
「ん?どうかしたのアヤ?」
「どうしたと?」
「クロちゃんが拾ってくれたアイテムの仕分けができたよ!!何度も計算して数えたから間違いないはず!!そっちの方でも確認してみてね。はいこれアイテムリストのスクショと、仕分けの計算表。」
「あ、マジ?ごめーん全部任せちゃって。」
「しもたー!加勢せんかったね。確認は任せるばい!」
「いや、お二人はクロちゃんとユニちゃんを抱えてるので、確認はこちらでやりますよ。」
「そうですよ。お二人はゆっくりしておいてください。」
「わ、わたしもそれがいいと思います。」
あちゃー、すっかり忘れちゃってたや。確かにこれ以上先に進めないし、今が分けるのにちょうどいいタイミングか。っていうかガバナンさんたちがアタシとくりむーのかわりに確認してくれるみたい。ありがたや。
ん?アイテム?なんか忘れてるような…?なんだっけ?うーん……あ!!アタシ、アヤの杖(仮)借りっぱじゃん!ヤッバ、思い出してよかった〜!覚えてるうちに確認してチャッチャと返そ。
「ねえアヤ〜、これアヤの杖?」
「ん?…あ!わたしの杖!!」
「やっぱりか。さっきたまたま近くに落ちててさ。アタシの杖の代わりに使っちゃったよ。ごめんね〜。」
「あはは、それくらいべつにいいよ〜。それより、アカリちゃんの杖はどうしたの?」
「あ〜、アタシの杖はさっきの戦いで折れちゃってね〜。予備までちゃんと用意してたのに全部やられちゃった。」
「ええっ!じゃあ、アカリちゃんの杖がないんじゃないの?」
「まーそうなんだよね。…それでさ、もしよければ街に帰るまで、アヤの予備の杖貸してくれない?ちゃんと借りる分はお金でも素材でも支払うからさ。お願い!」
「もちろんいいよ!杖はそれしかないから、それを使うといいよ〜」
「えっ、いや流石に一本しかないのは借りれないよ。アヤのがなくなっちゃうじゃん。」
「わたしは杖以外でも戦えるから大丈夫だよ。ほら」
「うわあ!びっくりしたぁ!えぇ、なんでそっからナイフ出てくんの?」
「いいでしょ〜」
「まあ、アヤが困らないなら貸してくれるとありがたいけど…本当にいいの?」
「もちろん!!困ったときは助け合わないとね!」
「…ソダネー。」
うおおお…杖を借りれたのはすごくありがたいけど、助けてもらってばかりでなんにも返せてないぞアタシ。さ、流石にこのままじゃあ良くないよね。どうにかして借りを返す方法を考えなくちゃ。
と、とりあえずは、ここを出てから考えよう。この中でアタシがアヤにしてあげれることはほとんどなにもないし。……外に出てもあんまりない気がするなあ。
いやいや、きっと何かあるでしょ。アヤって意外と(?)抜けてる所あるし。そういうところをアタシが助けてあげればちょっとは恩返しになるよね?なるね!!
っていうか、あらためてこの杖確認してみると、なんか、えらい良く出来てるな。アヤの使い方にもついていける杖なんだから、当たり前っちゃ当たり前なんだけど。えーと、杖のステータス確認っと。
名称:万能プロトⅢ型
レア度:D 品質:4 耐久値:300
効果:攻撃力+4、魔法攻撃力+4
属性:なし
重量:5
…は?なにコレ?はぁ〜?おかしいじゃん。強すぎるじゃん。他人に貸す杖じゃないじゃん。え、ちょっと待って。たしかアタシが持ってた店売りの杖が、
名称:見習い魔術師の杖
レア度:F 品質:1 耐久値:100
効果:魔法攻撃力+3
属性:なし
重量:2
金額:1,000R
確かこんな感じのステータスだったはず。この杖とは比べ物になんないくらい弱い。いや逆か。この杖が強すぎるのか。さすがに、この杖を借りるのは気が引けるなあ。ただなあ、強すぎるからやっぱり返すって言ってもアヤは受け取らなさそうなんだよねー。返すって言ったら、「ええっ!杖になんか悪いところあった?」ってなりそう。
うーん、やっぱ借りとくしかないかー。アタシには猫に小判だから気がひけるなー。それに、なんとなく感じてたけど、これ作ったのアイツじゃん。杖の名前と性能見て確信したわ。試作品を他人に使わせるのはメチャクチャ珍しいけど、こんなん作れるやつアイツくらいのもんだし。一応そこもアヤに確認しとくか。
「あー、ねえアヤ。この杖ってさ、ラブが作ったやつじゃない?」
「おお…すごいね!そのとおりだよ〜」
「やっぱり。よくアイツが試作品の杖を使わせてくれたね。」
「うーん…ラブちゃんはわたしがこの杖使ってるの知らないからね」
「えっ?なんで?」
製作者が知らないとかある?
「この杖は、天夏ちゃんが廃棄したふうに見せかけてとっといたやつで、それを売ってもらったんだよね」
「ああ…そーいえば天夏が杖を捨てたって昼間に言ってた気がする。とってたんだ。」
「そうそう。ホントはしばらくしたら返してあげようかと思ってたけど、このままない方がラブちゃんのためになりそうってことで、こっそり処分しようとしてたみたい。処分される前にわたしがほしいって言ったから、そっちでいいかってなったみたいだね」
「あー、ちゃっかりしてんなー。天夏らしい。じゃあ、アタシもラブには内緒にしとくから。」
「おねがーい」
なるほどね。アイツらしくないと思ってたけど、そういうことだったか。本当に納得できる出来の作品じゃないと他人には使わせないからなーアイツ。そういう作品は見た目からこだわってるし。
「確認しました。アイテムの数は間違いなし…です。」
「ええ、間違いはないですね。」
「そ、そうですね…」
腕の中のクロちゃんを撫でながら、アヤと話してたら、いつの間にかアイテムを数え終わったみたいで、間違いないって連絡があった。ただ、なんかみんな納得できてないカンジ。なんかあったのかな。
「煮えきらんね。なんかあったと?」
「いえ、その…数に間違いはないんですが…問題がありまして」
はあ?
補足
従魔の進化:別に進化しても眠くはならない。直前の戦いで働かせ過ぎなのである。
万能プロトⅢ型:取引価格10,000R(格安)
テイム:緋赫紅も取得済。




