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あ、俺主人公です

主人公視点

(ワンサードのうさ耳って反則だよな。語尾にぴょんってつけてくれないかな)


 じゃなかった。あまりにも沈黙が長いから、どっか危ない世界に行ってたぞ。


「こちらの意図は、伝わったようですね。良かったです」


(おいいいっ。ちょっとまて、いつそんな説明したよ。おめぇはなんか言いかけてやめただけだろ!?)


 だがここは、クールにいくべきなんだろうな。


「あぁ。スニーキングミッションは大方理解した」


(きゃーブルーゲイルさん素敵ーー)


 そうじゃない。だからいつ説明したんだよ、スニーキングミッションってなんだよ。


「あたしらの中に居ないことを願うよ」


 ワンサードの声に、忍び寄る影がクスクス笑った。(だから、なんの話だよ。やっぱカレン、俺にはここ向いてないわ)


「私やワンサードが条件を満たしているのはわかるが、君はどうしてかな」


 忍び寄る影は、声は笑っているけど顔が笑ってないから怖かった。


 確かに、言われなくてもそうなんだ。(だけど、クーシュとの約束を守りたい。カレンと冒険者をもっと続けたい)


「俺が世界の秘密を知ってるからだよ(そんなこと教えるわけないだろ)」


 俺の精一杯の強がりが、盛大にカリスマによって誤爆へ変わるのだった。

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