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聖人様(クーシュ視点

【クーシュ視点】

 神聖語で、「ティルト」は炎を表します。「ファイア」のように、現代語で解析されているのは第3階梯と呼ばれる上位魔法までなんです。


 第4階梯は、世界に存在しません。そこから先は、神聖語で唱えるしかないのです。私たちはその判明している現代魔法をひたすらに暗記するのです。


「君たちは信じていないだろう。だが、これから見せるものが真実なのだ」


 オース様の人にも獣人にも賢者がいたと言う言葉を、誰もが信じることが出来ないでいるのがわかります。


「いつからだろうか、エルフにしか賢者が生まれなくなったのは、いつからだろうか、ハイエルフにしか賢者が生まれなくなってしまったのは――」


 オース様は最後に何かもう少し、話されたようでしたがあまりにも声が小さく聞こえませんでした。


「最後に私から第4階梯を贈ろう」


 オース様の声が響くと――


「ティルブランド」


 夜に今度は原初の炎の陽が灯ります。そして、巨大な火球が海面に浮かび弾けたと思う火の雨を降らせるのでした。


「ファイアレイン」


 もう一度、オース様が魔法を唱えられます。またしても海面上空が輝き、終わることがないと思わせる火の雨が降り注いでいます。


 この魔法は、聖人様の下さった魔法です。第4階梯だったなんて、道理で知らない魔法だったのですね。(ねぇ。聖人様、私やっとわかったよ)


 子供のころ世界は、もっと単純なものだと思った。魔法が魔法であった頃の魔法が解明される前の意味、オース様が世界に存在しない第4階梯魔法を唱えて、聖人様が第4階梯魔法を私に教えてくれたもの。(信仰なのですね。やっぱり、あなたは私の聖人様なのです)

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