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私の探す答え(カレン視点

【カレン視点】

「じゃぁ。あっちみたいだ行ってくるよ」


 あたいは、あのくらいの子供を見るのに慣れている。あのくらいの子は、あっという間に成長するんだ。本人たちの自主性を、尊重してあげたい。そして、彼らならやれるという、確信めいたものが私にはあった。


 運命を変えようとする思いがあれば、必然的に光は射すものなのだから。(私も毒されてしまったのかと不意に笑みを浮かべた)


 運命を変えるのは、断じてスキルなどでは無いと私は思う。


 迷いも絶望も、この両腰にさしたツルギと思いで打ち払ってみせる。レンフォードの魂が来世へと旅立てたと私は信じる。


 あたいはそんなことを考えながら、龍三のもとへ赴くのだ。意気込みとしては、十二分と言っても良いだろう。


 集まった前衛職は23人と言ったところか、西果ての海岸に集まった人数を考えると半分以上は後衛職で間違いない。誰もが風月の、いやハイウィンの高度な魔法技術を欲している。


 この集会は、非公式で、かつヒズナだからこそなのだ。西果ての海岸、噂による告知でまかり通ったが、本来なら高度で政治的な問題を抱えていると言っても良い。入国規制を敷いている国が、他国で人を集めるなど不信感しかないのだ。


 しかも入国規制が始まった理由は不明で、何かを探しているという噂も重なり我が国とは更なる摩擦を生んでいる。


(しかし、私の探す答えもそこにあるのだろう。月詠の神子――、かの巫女なら知っているはずだから)

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