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結構重要な話なのにサブタイに技レベル設定してんの頭おかしいんじゃね?

「ん〜っ!」


紅葉から繰り出される愛情表現を今日も今日とて受け止める。 朝飯食ってから1時間はこんな感じ。


「……奏士もちゃんと支えて」


「はいはい」


脱力感の残る身体をどうにか駆動させて腕に力を入れる。 なんか夏休み入ってから疲れてばっか。


外を見れば台風一過とはこの事と言わんばかりの快晴。 昨日まで雷風雨(水)、3つ合わせてゲート・ガーディアンの悪天候だったとは思えないくらいカラッカラだ。


夏らしい蝉の声とホバリングするトンボ、めちゃくちゃ成長した向日葵。 お日様様々Summer様々だ。 暑いのは嫌いだし虫も嫌いだけどこの自然は好きだ。


暑いなぁ…………早く冬になってくんねぇかな。


「……よそ見しちゃダメ」


「へい」


喉をゴロゴロ鳴らしながら首元にスリスリしてる紅葉に怒られた。 だってクソ暑いんだもの。


重政のために我が家は空調完璧だけど、俺は自然風の方が好きだから重政が居ない時は障子を開けて扇風機だ。 このそよ風と風鈴の音色がまた良いのよ。


「……奏士が重政のこと考えてる」


「だって飼い猫だもの」


その重政は紅葉が縄張りを主張したため、舌打ちして涼しいリビングに行きました。 まぁどうせテレビ見てるか寝てんだろ。


「……やはり重政が最大の敵」


「猫同士仲良くしなさい」


「……私は人間」


「人間は態々自分を人間って主張しない」


「……それだと奏士は獣姦プレイヤーになる」


「さすがに不名誉すぎるなぁ」


言い返せそうだけどそこまでする気力が湧かないので紅葉は人間ということにしておこう。 下手に言い返すと本当に俺が獣姦畜生のトロフィーを得てしまう。 何それ対魔忍やると付与されるトロフィー? S○NYそこまで寛容じゃないだろ。


「……今は重政じゃなくて私」


「ちゃんと見てるって。 はいはい紅葉ちゃんいい子いい子」


「……昨日は私の処女膜破って6回も出したくせに」


「生々しく振り返るな」


あと俺の記憶が正しければ6回中3回はお前。


「……その内4回は無垢な子宮に溢れるほど出した」


「そうだね。 君がマイフェイバ(ゴ)リットバディ(ム)を庭に投げ飛ばして半ば無理やりね」


「……もう私は奏士専用の形にされてしまったから責任とってもらわなきゃ」


「こういう時男が被害者側の裁定とかないですかね」


「……私が責任もって奏士に嫁ぐ」


前後入れ替えても結果変わらないんだけど何これ掛け算? 最後は俺もノってたとはいえ襲われた側なのですが。 すいません言い訳見苦しいですね。


「何度も聞いてあれだが、痛みは?」


「……もう痛くないけど違和感はある」


それは良かった。 良かったのか? でも違和感そのものは誰にでもあるって聞いたし…………どうなんやろ。


「……奏士はベッドヤクザ」


「ならそれに張り合えてる君もでは?」


「……女の子はいつでも強い」


そんなんで6回も絞られては身体が持たないよ。 このままだと連続記録超えそう。


「……天音さんは今日来るって言ってた」


「is なぜ?」


「……『紅葉ちゃん破瓜記念に菓子折りと記念品授与!』って言ってた」


「追い返せ。 出禁だその馬鹿女」


おかしいな。 あの人前に出禁にしたはずなのになんでウチの敷居を跨ごうとしてんだ? 出禁の意味が分からないのか?


「……え待って? なんであの人知ってんの?」


「……私が報告した」


「紅葉ちゃんお説教」


はい正座でお説教タイム入ります。 もーあんまりそういうの人に広めるもんじゃありません。 どこで誰が聞いてるか分からないんだからね。 紅葉ちゃん一応絵も中の人も神と呼ばれてる絵師なんだから。 僕は僕がファンに刺されないか心配。


「……じゃあ奏士がちゃんと好きって言ってくれたらもう言わない」


「昨日言ったじゃん」


「……素面の時に聞きたい」


「ちゅきちゅきだいちゅき〜ん」


「……気持ち悪い」


なんだコイツ。 いやまぁ俺も気持ち悪いと思ったけど。


「……奏士から口で言って欲しいけど奏士がそういうことするのは解釈違い」


「どんなジレンマ?」


「……でも行動で示す奏士は解釈一致」


そう言うと紅葉は再びスリスリ。 暑い。 でも下手なこと言えば負けるからやめておこう。 今疲労で頭回ってないし。


「……式はいつにする?」


「急に何?」


「……結婚式」


「本当に急」


まだ付き合って1週間だしまだお互い知らないことだらけなんだし色々急ぐのはやめようぜ。 何も考えないとバカ親と不幸なガキが出来上がるだけだ。


「……婚約指輪(猫リング)は貰ったから後は奏士が婚姻届にサインするだけ」


そう言うと紅葉は俺の机の引き出しからほぼ全て記入済みの書類を取り出した。 なぜ俺の机に俺の預かり知らぬ劇物が隠されているのか、そこから聞きたい。


「……市役所に出すから書いて」


「気が早い」


うーわもー本当にさぁ。 なんか俺の人生婚姻届と縁がある。 ここだけ聞くと再婚だらけのカス野郎。


「……夏休み明けから私は柳・V・紅葉として通う」


「早すぎるって」


「……書く届出が沢山あるから早く」


そう言うと紅葉は机の前に正座させてペンを握らせてきた。 なんでもう俺のハンコ押してあんねん。


「ちょっと待て。 俺はまだ結婚しないからな」


「……しないの?」


よし一瞬緩んだ。 あぶねー。


「学生結婚は色々手続き増えて大変だし、まだお互い相手の知らないことだらけだろ? だからそういうのを限りなく少なくして────」


「……御託はいい。 1年以上同棲して処女も奪ったのに知らないことなんてない」


あらヤダまた言い返せない。 よく考えると紅葉の知らない部分思いつかんな。 あ、トイレの時後ろから前に拭く派か前から後ろに拭く派かは知らない。 まぁ知る気ないけど。


「……じゃあ書くだけ。 婚姻届は卒業後に出す」


「その言葉を信用できないのでこの書類はボッシュートします」


そう言って紅葉の拘束を解き、婚姻届はシュレッダーにポイ。 ブツを残すと何されるかわからん。


「……むぅ」


「拗ねない拗ねない。 結婚するかどうかは卒業まで待ってからな」


そう言いながら紅葉を頭を撫でてあげると心地いいのか眼がトロトロになる。 よーしよしよしいい子だ。


「…………既成事実があればいい」


そう言うと紅葉は舌なめずりをした。 なんか眼が変わった気がする。 貴様さっきまでのは演技か!


「……今夜も寝かさない」


「僕今結構瀕死でして」


昨日頑張りすぎた上に寝起きから悠ちゃんの暴走を止め、普段の生活を送るべく朝飯を作ってその後は紅葉のラブコール。 こう見えて全身プルプルな産まれたての牝鹿。 牡鹿もだろ。


「……次は7回」


「抜きゲーの世界じゃないので無理です」


1度スッカラカンになった後なので体力的にも2回が限界です。 どうしよう本気でベルブレラ製薬の精力剤が必要になりそう。


「……そんな奏士のためにベルから試薬を預かってる」


紅葉がマジの劇物取り出した。 なんでそれも俺の机の引き出しに入っとんねん。


「……これを飲めば明日に向かってFly High」


「多分行き先は天国の間違い」


「……実験レポートによると1週間分の元気を前借りするらしい」


「さっさと捨てろんな廃人製造機」


紅葉から劇物は取り上げて金庫目掛けてシュゥゥゥーッ! 我が子が超エキサイティングする前に止められて良かった。


「……次はいつ?」


「そういうの翌日に決めなくない?」


「……まだ試したいことが沢山ある」


紅葉がめちゃくちゃワクワクしてる。 そんなキラキラした顔で言われても。 その内「原稿の参考にしたい」とか言って襲われそう。


「……今後は奏士を襲えばサンプルに困らない」


あーもう早速。 最愛の彼氏ならもうちょい大切に労わって欲しい。


「……そういえば、ベルから連絡があった」


「なんて?」


「……明後日帰ってくる」


「そうかそうか」


良かった。 ちょうど色々問い詰めたいことあるんだよね。 紅葉への入れ知恵とか。


「……だからその前にできるだけする」


紅葉は素早く押し倒し、隠し持っていたもう1つの劇物を飲ませて服を脱がす。 昨日今日で既にプロの手捌きなんだけどこれもベルの入れ知恵?


「……昨日は奏士に仕返しされたから今日は私が攻める番」


「いや、結局俺からしたの2回だけだしそれまではお前のしたい方だ────」


言い終える前に口を塞がれた。 半日前まで処女だったとは思えないテクニシャン。 これまでのオタク生活とイラストレーターという仕事で散々イメージしたものを完璧にアウトプットしている。


「……奏士も万端」


「いやそれはお前が盛ったからで俺はまだ────」


再び言い終える前に止められる。 我が子は既に天を目指している。 紅葉は既に捕食者の眼。 もう逃げられはしない。


「少し待とう? まだ昼間だし、窓全開で周りに聞こえるしね? 一応ご近所付き合いとかもしてるし、タダでさえ変な噂あるのにその上悪評広まったら確実に面倒になるじゃん? 紅葉も後々永住するんだしさ」


「……奏士が静かにすれば全部大丈夫」


「それ本来男側が言うセリフ」


昨今のポリコレってこれに食いつくのかしら。 ところで警察が窃盗品とかを並べてるのもポリスコレクション略してポリコレって言うのかしら。 あの職人芸。


「どうしたんだお前。 最近控えめってか大人しかっただろ」


「……私は1つ知った。 我慢は毒」


「それは元から知ってる」


「……私が我慢しても奏士は積極的にならなくて進まないから、私がこうするしかない」


「おい俺を引き合いに出すな。 確かに俺はこういう時奥手だけどちゃんと1歩ずつ前にだな」


「……そのせいでベル達が全面協力するに至ったのに?」


なんか今日はよく負ける。 やっぱり頭回ってない。


「……細かい話はピロートークで聞く。 今は口じゃなくて身体を動かす番」


「ちょ待っ────」


嗚呼、女子に組み伏せられるなどなんと情けなき姿か。






拝啓 おじいちゃん おばあちゃん 橘花 助けて。


お元気ですか? 僕は元気でした。 助けて。

先日最愛の女性と結ばれましたが、色々と人の営みは大変です。助けて。

僕はこれまで人より体力があると思っていましたが、どうやら井の中の蛙だった様で、自分よりも遥かに小柄な彼女に負けています。 助けて。

その方から結婚を申し込まれましたが、僕は結婚するまでにそちらへ行けそうです。 助けて。

お願い助けて。 ベル! 莇! 初めて俺が頭を下げて人を頼る! 早く帰ってきて! 僕本当に死んじゃう! 助けて!


た けす て

はいどーも皆さんこんにちは

自室を整理していたらおもちゃで遊んでいた作者です。 恐らく時の干渉を受けています。


私は大人なので、誘惑に負けることなく確りと自制心を持って片付けをしているので、おもちゃを見つけたからと掃除を中断することはありません。 掃除をそこでキッパリとやめて真剣におもちゃで遊びます。


では尿意を催したのでこの辺で。 このままではジョロジョロジョロン・ジョバァーナになります。

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