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神に挑む  作者: ライプにっつ2
神に挑む
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第三十四話「最後の下僕」

「この世界を……壊せ」


 正気か?

 俺はアルファートが言っていることが理解できなかった。


「どういうつもりだ?」

「どうもこうもそのままの意味さ」


 どういうことだ?

 俺は幸福な世界を作ろうとしているのだ。


 その旨をアルファートに伝えた。

 しかし


「何を今更。お前はこれまでもたくさんの犠牲を出してきただろう。これ以上犠牲が増えても問題なかろう?」


 こいつ……。


「俺は幸福な世界を作るためにお前に従った」

「ああ」

「オルトンを殺せば世界が変わるんじゃなかったのか!?」

「それは始まりにすぎない」

「始まり!?」

「お前がオルトンを殺したおかげで私は力を発揮出来る」

「お前がオルトンを殺せと命じたのは……」

「そうさ。私の力を発揮するためだ」


 何てことだ。

 はめられた。

 俺は世界が幸福になると信じていたのに。

 アルファートまでにも裏切られてしまった。


「世界を壊せ」

「そんなこと……してたまるか」

「ならば私がやる」


 あれ?

 俺の意識が曖昧に……。






「何だ……これは……」


 気が付くと俺の目の前には戦場の焼け野原みたいな光景が映っていた。


「これを俺が……やったのか?」

「そうさ、お前がやったんだ」

「違う! 俺はこんな……こんな……」

「壊せ。そうすれば神に抗うことになる」

「神に……抗う」

「お前も望んだことだろう?」


 神に抗う。

 確かに俺はそうして来た。

 しかし……。


「壊さなければ私が」

「いや、俺がやるよ」

「ほう」


 そうだ。

 俺は神に抗う。

 神は俺の大事な仲間を奪ったんだ。

 今度は俺が、神から奪ってやる。


「フフフフ!! アハハハハハハ!!!」


 もうどうだっていい。

 俺は神が憎い。

 壊してやるさ、全て。


「ん?」


 破壊をやってる中。

 一人の人物が俺の目の前にやってきた。

 あいつだ。

 康夫と神奈をやった。


「貴様はあああああ!!」


 俺は自分が作った破壊兵器をそいつにぶっぱなした。

 しかし、そいつは平然と目の前に突ったっていた。


「この!!」

「もう、やめようぜ」


 そいつはそう言った途端、俺のすぐ近くまでワープして俺の心臓に剣を突き刺した。


「それが効くと思うのか」

「効くさ、神の力なら」

「な!?」


 だんだん意識が遠くなる。

 俺は……ここで終わるのか。

 こんなところで……。


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