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女だとバレました!というか気づいてなかったんですか?!

第三部隊の訓練場に行くと、早速囲まれた。

「アリティア、手合わせしないか?」と言う誘いや、「教えてください!」と言う声まであった。

隊長に勝っていたので、なぜか尊敬されたみたいだ、、、まぁ、今日ぐらいいいかと思い、


「いいよ、手合わせしたい人みんなでかかっておいでよ。」

と、1対8の対決が始まった。

「はじめ!!」誰かの掛け声で、

8人のうちの1人が動いた。


「うぉぉぉぉ!」と突進し、真正面から来た。

「the騎士道って感じだな。隙がありすぎだ。」

辛辣なアドバイスをしながら剣を弾き飛ばす。


やぁぁぁぁぁぁぁぁあ

「剣筋にブレがあるぞ!体幹を鍛えろ!」


てぃやぁぁぁぁぁあ

「気配を消せ!そんなのではすぐ気づかれてしまうぞ!」


と、《ティア様》の熱血指導が入った。

その間、ティアは一歩も動いていない。


そして、8人全員が地面に倒れ込んで手合わせは終わった。


「ティアちゃーーーん!」

あっ、、しまった。と、恐る恐る振り返るとそこには、、、、、



お父様がいた。


周りの騎士達は騎士の礼をしながらも、《あの》冷酷宰相が笑ってる!と驚き、戦慄していた。


「お父様、会いに来るなら人があまりいないところにしてください。」と、言うと

「えぇーー、今すぐティアちゃんと会いたかったんだもん!」と駄々っ子のような言い方をした。


「「え、誰?!」」

みんなが知ってる宰相と違いすぎてみんなが混乱している模様。

うちの父がすみません、、、、


「「ていうか、父親?!」」

あ、私も混乱させた原因でした。重ね重ねすみません。


「お父様、また私から会いにいきますから、今日のところは帰っていただけませんか?」

「ティアちゃん冷たい、、、お父様泣いちゃうよ?

シクシクっ」

「でもティアちゃんが会いに来てくれるなら今日は帰るね!バイバーイ!」

そう言ってスキップしそうなくらい上機嫌で帰っていった。



「なぁ、アリティア、お前宰相のご子息だったのか?っていうか、本当に今の方は宰相か?」

と、さっき倒した8人の1人が聞いてきた。


「私の父で、正真正銘の宰相です。、、、身内に甘いので家ではああなるのです。」

「あと、これでも私は子息ではなく令嬢ですよ?」


「「はっ?」」

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」」

今日1番のみんなの驚きはここだったようだ。


「令嬢のくせになんでこんなに強いんだよ?!」

「天性の才能と、小さい頃からの努力ですかね」

前世からの技術は所謂チートなので天性の才能ということにしておきましょう。


「なんで騎士を目指したんだ?」

「それは昔からあるお方に仕えることを夢見ているからです!」

アレン様に近づけるようにと今まで頑張っているからね。


などと、質問されて、質問が終わるとなぜかまた、手合わせや先輩騎士に教えたりした。

すると、1日が終わる頃にはみんなから「お嬢」と呼ばれるようになった。


そして、寮に戻り、食堂でみんなでご飯を食べていると、

「お嬢!ほんと尊敬するっす!」と同期の新人騎士

カイルが話しかけてきた。

素直に、「ありがとう。」といい、一緒にご飯を食べる。


「ところでさぁ、なんで私が女だってばれなかったんだろう?結構女っぽい顔してると思うんだけどなぁ、、」

実は前世でも今世でも大して顔は変えていないのに男と間違えられ少し凹んでいるのだ。


「やっぱり男装する人が少ないからじゃないっすか?お嬢はアリティアって女名でいたけど女っぽい男がいる方がみんなも信じられたんじゃないっすかね?」

なるほど、、、、ということは私が男っぽいからではない!ということね。よかったよかった。


「まぁ、お嬢が少し男っぽいからっていうところもありそうっすけどね。」

、、、なに?!私は淑女教育を終了したのに、、、

男っぽい、、、

地味に凹むアリティアだった。。。

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