遠い日の約束、今はもう
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君の隣 私一人の権利だった
だけど今はあの子一人の権利になった
分かんないよ いつも君しか見てないのに
どうしてかな 叶わないんだ この片想い
幼い頃に絡めた小指虚構ですか?
いつまでも信じた私はバカだと君は言うの?
ともに笑い合ったあの日々すら 幻影と言うなら
もういっそ 君の大きい掌で闇に堕として
君のその優しさなんて いらないよ
そんなの今は虚しいだけ 私を殺す凶器になるから
止まない鼓動も 今はただ毒薬にも等しい
私は孤独な道へと踏み出したいのだけれど……。
君の声が 聞こえただけで 耳を塞ぐ
楽しそうな 二人を見ては 目も瞑るんだ
知ってるんだ そんな嫌なら見なきゃいいと
どうしてかな それでも見たくなってしまうの
あの子にだけ見せる笑顔 欲しいけど
〝そんなお願い、叶えられん〟 女神は現実をつきつけたの
止まない鼓動も 今はただ やるせのない恋だよ
私はしばらく一人で 前を向いて歩きたい……。
「結婚しよう」
約束したあの言葉は
今はもう時効を迎えた 無意味な約束だね
〝それを信じていた人はバカ〟
と、ともに笑おう 今すぐに
部屋に響き渡ったのは 孤独な自嘲
君のその優しさなんて いらないよ
そんなの今は虚しいだけ 私を殺す凶器になるから
止まない鼓動も 今はただ やるせのない恋だよ
私は孤独な闇へと 堕ちてしまいたいけれど……。




