表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/12

第9話「celare(隠す)」

課長への報告を電話ですませ、病院から出た時、空はもう薄暗くなっていた。私たちはもう帰っていいそうだ。時田さんの過去は私たちにだけ話してくれたけど、アパートの殺人事件自体はやっぱり捜査一課が中心だ。課長は私たちに何を期待してるんだろう。あのアイスメガネの狙いが読めない。

「はあ……」

私はお腹に手を当てた。気が抜けたせいか、一気に空腹が押し寄せる。

でも加東さんに依頼料と成功報酬を払う分、月末まで倹約しなきゃいけない。帰りにスーパーで半額のお惣菜でも買おうかな。

「闇無」

灰川さんが時計を見て言った。

「はい」

「どっかで晩飯食ってくか?ラーメンくらいならおごるぞ」

「本当ですか?」

おごり!何て甘美な響き。

「何か、俺のせいで出費が増えたみたいだし。今日も迷惑かけたしな」

「いえ、そんな」

そんなこと気にしてたんだ。よし、それなら。

「だったら一度行ってみたい店があるんです!いいですか?」

「お、おう。どこでもいいぞ」

一瞬不安げになった灰川さんに、私は気づかないフリをした。


「おーいしー……」

私たちは今、病院から電車で一駅の場所にあるつけ麺屋さんにいた。複数のグルメサイトで上位にランクインしている有名店だ。入り口には黒Tシャツで腕組みをした店主らしきパネルが飾られ、壁には人生を語る熱い言葉が散りばめられている。

せまい店ゆえ少々待たされた後、私は「つけ麺全部のせ、麺大盛り」を注文し、現在至福のこってり味を楽しんでいる。

「まったく、どこでもいいとは言ったけど、わざわざ電車に乗って来た店で30分も並ばされるとは思わなかった」

灰川さんが「辛つけ麺、ふつう盛」を食べながら私をにらむ。

「分かってないですね。並ぶという行為がスパイスになるんですよ」

「ハードルが上がるだけじゃないのか」

「味はどうですか?」

「……うまい」

「でしょー?」

まだ灰川さんは何か言いたげだったけど、とりあえず黙々とつけ麺を食べている。

初めて知った、時田さんの過去。多分灰川さんは本当に何も知らなかったんだと思う。

だけどそれだけ?私だったら、尊敬する先輩の様子がおかしくなったら絶対に何があったのか問いただすし、きっと尾行までする。

灰川さんは何もしなかったのかな。聞いてみたいけど、今日はやめとこう。

「俺さ」

灰川さんが手を止めて、何かを思い出すように宙を見つめた。

「は、はい。何ですか?」

急に口を開くからびっくりするじゃないか。

「時田さんの様子がおかしくなってから、一応注意はしてたんだ。さっきは言わなかったけどな」

「どんな?」

「想像してるだけじゃ本物の狂人の考えは見抜けないって言ってたから、ああこの人はいつか本物と接触する気だって」

「手紙書いて会いに行ってたの、知ってたんですか?」

「いや」

灰川さんはきっぱりと言った。

「誓って言うけど、俺は時田さんが囚人に手紙を書いてたことも、面会に行ってたことも知らなかった。ましてや弁護士に成りすまして栗野に会いに行ってたなんて想像もしなかったよ」

「じゃあ」

「俺が思ってたのは、この人はもう、以前の優しい先輩には戻ってくれないんじゃないかっていう悪い予感だ」

「……」

「残念ながら当たっちゃったみたいだけどな」

「その……時田さんは、他に何も話してくれなかったんですか?最後の事件の後から、辞めるまで」

「これと言って別に……。しいて言えば、あんまりネガティブなこと言わない人だったのに、しょっちゅう『俺にお前を指導する資格は無い』って言うようになったかな」

「それは……あまりヒントになりませんね。ベテランが落ち込んだ時によく言うセリフです」

灰川さんは笑った。それほど時間は経ってないはずなのに、ものすごく久しぶりな笑顔。

「そうだな。君の言う通り、よくある陳腐なセリフだ」

それから二人とも、無言で麺をすすった。

抜けている。つながりそうでつながらない。一連の事件のどこかに違和感がある。

時田春哉は、今までの殺人で何を伝えようとしているのか。

何か一つ、違和感の正体が分かれば、一気につながるかもしれないのに。

「闇無」

先に食べ終わった灰川さんが、追い雑炊を頼みながら言った。私もそれ頼もう。

「事件のことで一つ、ずっと気になってたことがあるんだ」

「何ですか?」

「今日の下川町のアパートのメッセージ。あれは隣人の大学生にあてたものだと思う」

「君は自由だ、ですね。おばあさんのおせっかいに困っているとは言ってました」

「この際、それが殺すほどの動機かってのは置いといて、そうなると寺町のメッセージも同様だと思う」

「お礼はいいよ、がんばれ、ですね」

「そう。武石さんが聞き込みした家で、犬が夜中に吠えてうるさかったから、静かになって良かったって受験生が言ってた」

「そうなると……犬による騒音を無くしてあげたから、受験がんばれって意味に取れますね」

「そうそう。で、ここでおかしくなるんだ」

「何がですか?」

「佐野さんの時のメッセージ、覚えてるか?」

「もちろん!今までありがとう、さようなら」

灰川さんがレンゲで雑炊をすくいながら言った。

「あれだけは、被害者の佐野さんに当てられたものだと思うんだ。でも他の二つとそろえるなら、佐野さんが亡くなったおかげで恋人と結ばれた奥さんにメッセージを送るべきじゃないか?何で最初だけ、被害者あてなのかわからない。完璧主義の時田さんなら、絶対同じようにそろえるはずなんだ」


下川町老女殺害事件から一夜。捜査が少しだけ進展した。

今日は朝から灰川さんも出勤だ。うん、やっぱりスーツの方が似合う。

本来は九十九署に捜査本部が置かれるはずなんだけど、署長が逃げ……休暇により不在のため、これからは県警に捜査本部が移り、私と灰川さんも県警本部に直接出勤することになった。

広い会議室で朝の報告会議。今日からは前の席じゃなくて、後方にいる灰川さんの隣に座る。相棒たるもの、常に一緒に行動しなくてはいけない。特に灰川さんは、昨日体調不良とうそをついて休んで単独行動していたんだから、しっかり見張らないと。本人にそう言うと、

「一人で勝手に探偵事務所行ったヤツに言われたくない」

とにらまれてしまった。根に持つ男はもてませんよ、灰川さん。

会議が始まり、一課の刑事たちが次々と立ち上がり、課長に報告する。いつも思うんだけど、この立ち上がったり座ったりするタイミング、どこかで練習してるのかな。

「寺町で犬が殺害された家、及びその周辺と、下川町のアパート付近を聞き込んだ結果、有力な手掛かりが得られました」

捜査一課の木野が大きな体を直立させて報告している。

「この二か所の現場に共通するのは、老人が特に多い地区だということでした。そこで聞き込んだ結果、どうも無認可の介護ボランティア団体が営業のために出入りしていたようです」

「ボランティアなのに営業をかけるのか?」

板東課長がもっともな疑問をはさむ。

「いえ、それが少々複雑でして。最初はボランティアという触れ込みで老人の話し相手になるようです。ですが途中から、実際の運営にはお金がかかるとかうまいこと言って、善意によるお礼と称して料金を取る方に持っていくと」

「そんな詐欺があったら被害届が出ているはずだが」

課長の視線の先にいた捜査官が慌てて首を振った。

木野が続ける。

「それが不思議なんですが、詐欺というわけでもないんです。むしろきちんと活動していたようで。利用者も、正規業者より安くて親切だってことでありがたがっていました」

「どうして寺町ですぐにその話が出なかった?」

「利用している老人たちも、モグリの業者だということはうすうす感づいていたようで。警察にバレたら来てもらえなくなると思って黙っていたようです」

そんな老人たちからどうやって聞き出したんだろう。あまり考えたくない。

「時田はその団体に所属して、現場へ出入りしていたのではないかと思われます。今日はその『メドラーズ』という団体の代表を出頭させています」

私は灰川さんにこっそり言った。

「私たちも、尋問に立ち会えますか?」

「無理だろうな。そういうメインの仕事は一課のエース級がやる。隣の部屋でマジックミラーから見るくらいならできると思うけど」

「だと思いました」

課長がテキパキと捜査員に仕事を割り振っていく。そして最後に私たち二人を見て言った。

「九十九の二人は、佐野の事件をもう一度洗い直せ」


「何で私たちだけのけものなんですか?」

会議室を出てから、闇無は露骨にしょんぼりとした顔になった。確かに、会議ではいつも課長たちと並んで前に座るのに、今日はなぜか俺の隣にいたし。課長はプロファイリングが嫌いなのかな。

俺は答えた。

「たぶん……俺たち二人が勝手な行動が多すぎて、チームプレーができないと判断されたんだろうな」

「それが理由なら、ぐうの音も出ませんね」

「確かに」

二人でむなしくうなずき合っていると、後ろから耳慣れた低い声が聞こえてきた。

「それが理由ではない」

「ひょっ!」

いつのまにか、課長が俺たちの後ろにいた。心臓に悪い上司だ。

「課長、背後から話しかけるのはやめてください」

「慣れろ」

俺の抗議は三文字で流された。

「君たち二人を佐野の件に戻したのは、事件の性格による適所だ。寺町と下川町の事件は被害者がある程度ランダムに選ばれている」

闇無がうなずく。

「確かにそうです。一定の条件はあるにしても、その人じゃなきゃいけない理由はありません」

「そうだ。だから一課の人海戦術が効率的だ。だが佐野の事件は、被害者が半年前から犯人と定期的に会っていた。なら時田と佐野、両方と組んでいた灰川が捜査に当たるのが適任だ」

「闇無は、何でですか?」

俺が聞くと、

「相棒が行動を共にするのに理由はいりません!」

と横から抗議が飛んできた。失言だったか。

課長は闇無を見て言った。

「プロファイリングはデータさえあれば物的証拠が乏しくても絞り込みを進められるはずだ。違うか?」

「それは、そうですが」

「だったらいいかげん、具体的に役に立て」

それだけ言って、課長はどこかへ歩いて行った。


取調室の側面には大きな鏡があり、そこがマジックミラーになっている。

無認可介護ボランティア団体『メドラーズ』代表は、川上という顔の濃い中年男だった。見たところ四十代かな。ピンクのポロシャツを着て警察に出頭するあたり、なかなか度胸がある。

すでに開き直りを済ませているような、不遜な顔をしている。いつかバレるという覚悟はしていたのかもしれない。

小さな机をはさんで一課の木野刑事が険しい顔ですごんでいる。あの顔が効果ある段階はとっくに過ぎてると思うけど。

中の音声がこちら聞こえてくる。川上が一気にまくしたてた。

「何も悪いことはしてませんよ。お年寄りに喜ばれてる。今、市内にある特養老人ホームの順番待ちが何人か知ってますか?500人ですよ、500人。刑事さんたち、法律でこの人たちを救えるんですか?」

身勝手な屁理屈だけど、一理ある。隣の闇無にそう言うと、

「そうですね」

と小さな声が返ってきた。

さっき課長に「いいかげん役に立て」と言われてからこんな調子だ。あれはつまり「働け、役立たず」と言われたに等しい。課長もなかなかキツい。一言くらいかばってやればよかった。

木野刑事が話題を変える。

「お前さんのご高説は後で伺うとして、今日呼んだのはその件じゃねえ。時田春哉って男を探してる。あんたんとこに登録してねえか?」

川上は首をかしげた。

「そんな人はいません」

「本当か?後で嘘だったとわかると立場がマズくなるぞ」

「本当ですって!ただ、こちらも働いてくれる人はワケアリが多いだろうということで、免許証の提示とか、履歴書の提出は求めてません。なので偽名だったらどうしようもないですね」

川上が笑う。しかしすぐに木野ににらまれ、口を閉じた。

木野は手元の資料にチラリと目を落とした。

「じゃあ、今から言う特徴に合う男がいたら言え。身長は170センチ台半ば。やせ型。年は四十前後。印象の薄い顔」

「たくさんいますねえ」

「歯が悪いのか体臭か知らねえが、時折硫黄のようなにおいがする」

「ああ、数人います。においの理由までは知りませんが」

「その中で……多分仕事ができるヤツなんだが、やけに気が利いてこちらの心を読まれてるような、そういうタイプの男はいるか?」

今度は俺が緊張してきた。もしもこの川上という男が「いる」と言えば、俺たちは時田さんにかなり近づいたことになる。

川上が言った。

「ああ、それなら広田さんですね。広田卓也さん。いい人ですよ。体臭はまあ、中年男性ならよくある話でしょう」

……いた。きっと時田さんだ。一瞬、心臓が締め付けられるような感覚に襲われる。

「アナグラムですね」

闇無がポツリと言った。

「アナグラム……文字の並び替えか?」

「そうです。ローマ字にしてTOKITA HARUYAを並び替えると、HIROTA TAKUYAになります」

俺は手帳を取り出し、言われるままに書いてみる。

「……本当だ」

まじまじと闇無を見つめる。

「何ですか?じっと見て」

「それ、紙に書かずに頭の中だけでできたのか?」

「そうですよ」

「すごいな。やっぱりエリートだ」

「やめてください。ただの言葉遊びです」

言いつつ、何となく機嫌が直ったように見える。やれやれ。

川上が続ける。

「本当によくやってくれてたんですけどね。文句も言わないで、ちょっと遠い寺町まで率先して行ってくれたり。でもおとといから急に連絡取れなくなっちゃって。うちみたいな職場は黙って辞めてく人多いから珍しくはないんですがね。広田さんはそんな人じゃないと思ってたから、ショックだったなあ。刑事さん、探してくれませんか?」


捜査一課が慌ただしく動き出した。『メドラーズ』はモグリの派遣登録型組織ではあるが、どの町のどの家に誰が行ったかの記録はあるようだった。

蚊の死骸から、加東を襲った犯人のDNAがもうすぐ取れる。広田こと時田さんが訪問した家でDNAが取れれば、照合して手配がかけられる。

そして俺たちは、誰もいない第二会議室に取り残された。俺たちが割り当てられた事件は、あくまで最初の佐野さん殺しだ。

最初は上司の命令だからと割り切っていたが、正直……川上の話を聞いてからは歯がゆい。すぐそばに時田さんと会っていた男がいるのだ。俺も今すぐ探しに行きたい。そして直接問いただしたい。

本当に、あなたが佐野さんを殺したんですか?

「灰川さん」

闇無の声で我に返る。

「ああ、ごめん。何?」

「これ見てください」

言って、一冊の手帳を開いて見せた。

「佐野さんの手帳か」

「そうです。ここ、事件当日です」

毎月15日に時田さんと会っていたであろう、"T"の印。しかし殺された当日だけ規則に反して"T"の走り書きがある。

「殺すために呼んだ、ってことか」

「そうです。でもどうやって、この日急に会いたいって佐野さんに連絡したんですか?」

「え」

どうやってって……。

「で、電話とかメールで」

「電話やメールで気軽に話せるなら、そもそも毎月15日って決める必要ないじゃないですか。それができないから、日を決めてたんでしょう?」

「……確かに」

理由はまだ分からないが、毎月15日のパターンが崩れた。崩れた理由が、そのまま動機なのかもしれない。

「じゃあ……手紙」

「あったら奥さんが私たちに見せてます。自分と愛人から疑いを晴らす絶好の証拠ですよ」

「そりゃそうか。じゃあ後考えられるのは……人に伝言を頼む?」

「人って……」

俺と闇無はしばらく黙り、同時に声を上げた。

「奥さん!」


三十分後。

数日ぶりに、俺たちは佐野さんのマンションに来ていた。未亡人の静香さんがお茶を出してくれている。そわそわと落ち着きがない。

「あの……それで、犯人は見つかりそうなんでしょうか?」

食卓の正面に座り、俺たちの顔色をうかがうように彼女は言った。

「現在捜査中です。それで今日訪ねたのは、奥さんに聞きたいことがあったからで」

俺は言った。闇無はマンションに来た時から黙って下を向いている。奥さんの顔を見たくないらしい。

「何でしょうか?」

「奥さんが、もしかしたら犯人に会っているかもしれないんです」

「え……」

カップを持つ手が震え、皿とぶつかってカチャカチャ音を立てる。これが演技なら大したものだ。

「ど、どこででしょうか?」

「場所は僕にはわかりません。しかし佐野さんが殺される数日前、昔なじみだとか何とか言って、奥さんに伝言を頼んだ男がいたはずです」

「あ……」

静香さんが目を伏せる。

闇無がおもむろに口を開いた。

「私たちにわざわざ手帳を持ってきてくれたのは、これを隠すためですか?ああやって私たちを信頼してますってポーズを見せれば、まさかその人が隠し事をしてるなんて普通は思わない」

「闇無」

「その時、愛人さんと一緒だったんですね?ホテルの前かどこかで」

静香さんはしばらくしてから、黙ってうなずいた。

「でも信じて。あなたたちをだますつもりはなかった。彼、今会社で昇進できそうな大事な時だから、巻き込みたくなくて黙ってたの。でも伝言を頼まれた時は、手帳の"T"がその人だなんて本当に知らなかった。全然別の用事だと思って」

「でも、佐野さんが殺された後手帳を見てからはピンときたはずです。なのに」

闇無を手で制しつつ、俺は言った。

「それはもういいから。奥さん、その伝言を頼んだ男は、どんな人でした?」

静香さんはしばらく宙を見つめ、言った。

「そうですね……すごくやせてて、顔色が悪かった。でも優しげで、物腰も丁寧で。高校の同級生だって言ってました」

「名前は何て?」

「"T"って言えばわかるって。……本当にごめんなさい」


帰り際、玄関に見送りに来た静香さんが言った。

「あの、一つ思い出したことがあるんです」

「はい、何ですか?」

「私、元看護士なんです。大学病院に勤務してて、そこは県警から司法解剖を請け負ってるんで、主人とはそこで知り合って」

そうだったのか。知らなかった。

「それで?」

「伝言を頼まれた時、ある病気の患者さんからかいだのと同じ口臭が、そのTさんからしたんです」

俺は闇無と顔を見合わせた。

「その病気は、何ですか?」

静香さんは答えた。

「胃ガンです」


つづく

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ