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学生魔術師物語  作者: マンボウ
魔神復活編
23/32

小さな来訪者

二十三話です!!

楽しんでいってください!!

 その日の朝、淳也は台所で目を覚ました。昨日女二人に殴られ台所で我慢の限界を越えたらしい。

 「一体何故俺がこんな目に遭わねばならんのだ…というより今日が土曜日で良かった。」

 淳也が起きてシャワーを浴びに行こうとすると玄関でチャイムが鳴った。

 「こんな朝っぱらから何だよ…はいはーい、今出ます!!」

 淳也は欠伸をしながらドアを開けた。

 「ふぁ…押し売りや宗教勧誘は結構です…」

 ドアの先には中学二年生位の少女がいた。その顔は何故か赤くなっている。

 「黒王様に部隊人員の書類です…」

 声は少し高めだがまだ幼さが残った声である。淳也は黙って少女を凝視していると少女はモジモジし出したので、淳也は少女を家に上げる事にした。

 「あ~何だ…ボロいけど上がってけ…家の前でモジモジされると俺が変質者に見えちまう…」

 何故淳也がそんな事を言ったかというと、近くの草陰から猛烈な殺気の籠もった視線を向けられた為である。

 「で、では、お邪魔します…」

 「お、おう…」

 淳也は年下に苦手意識を持っているので、対応の仕方がぎこちないのである。淳也は居間まで来ると少女をちゃぶ台の前に座らせ、自分はコップに冷たいお茶を淹れて居間まで行った。

 「ほいお茶…すまんが名前を教えてくれるか?」

 「し、失礼しました!!壬生沙也香と申します!!ど、どうか黒王様、命だけは…!!」

 名乗ってから少女がその場に縮こまってしまったので淳也は嘆息しながら言った。

 「はぁ、何で名前程度の事で俺が、えーと壬生を殺さにゃならんのだ…というか誰からそんなガセを聞いた…」

 すると怯えながら少女、沙也香は言った。

 「は、白王様です…」

 「やはりアイツか…まぁいい、書類見せてくれるか?」

 淳也が気にしてないのを見ると少女は紙の束を淳也に渡した。

 「ど、どうぞ…」

 淳也はざっと書類に目を通すと壬生沙也香という名前が部隊に組み込まれているのを見て驚いた様に言った。

 「ほう、壬生は魔導騎士か?」

 「は、はい…恐れながら魔導騎士をやらせて頂いています…」

 淳也は感心しながら沙也香を見て、外に聞こえる位の声量で言った。

 「その年で魔導騎士とは凄いなぁ!!」

 すると外から木が折れる音が聞こえ、淳也はこれ以上挑発すると家が潰されると思い外にいる人物については頭の中から除外した。

 「いえ、黒王様程ては…」

 「なぁ、その黒王様って言うの止めてくんね…」

 「で、では何と呼べばよろしいのでしょうか…」

 「普通に淳也か滝川でいいよ。」

 その言葉に沙也香は驚きながらも頷いた。

 「で、では淳也先輩で…」

 「別に呼び捨てでも構わないのに…」

 それを聞いて沙也香は顔を真っ赤にした。

 「そ、それではまるで、こ、恋人同士みたいに…ゴニョゴニョ…」

 「ん、何だって?」

 淳也は沙也香から伝わって来る好意にも全く気付いていないのであった。

 「さてと、もうお昼だから何か作るかな…」

 淳也がそう言って台所に行くと沙也香は立ち上がり帰ろうとした。

 「で、では私はこれで…」

 「ん?いや、食べて行けよ。丁度チャーハンが二人分作れるし。」

 すると沙也香はまたしても顔が真っ赤になり、断ろうとしたが淳也に視線で促されて、

 「はい…」

 と言いながら居間に戻った。淳也は何故毎回沙也香の顔が真っ赤になるのか疑問に思っていたが、料理の最中なので一旦思考を料理に向けた。

いや~、新キャラ登場です!!

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