帰宅路で
二十二話です!!
楽しんでいってください!!
放課後。淳也、優樹菜、有紗は三人で談笑しながら帰宅路についていた。主に談笑しているのは女子二人だが。
「全くお前等の話にはついていけん…どこのパンが美味いだのあそこのケーキ屋が美味しいだの…結論から言って食べ物なんてどれ食べても一緒だろ…」
淳也の言葉が聞き逃せ無かった二人は淳也に詰め寄って何か言っていた様だが、淳也が聞いていないのがわかると話を変えた。話を切り出したのは優樹菜である。
「淳也は午後の授業サボって礼司と何話してたの?」
「よく礼司だって判ったな…」
淳也は軽く驚いていたが優樹菜は当然であるかの様に話した。
「あなたたち二人が王の中で魔力量一番多いんだから普通判るでしょ…」
魔力量が一番多いという言葉を聞いて驚いた様に有紗が尋ねた。
「えっ!?そうなの優樹菜さん!!」
「ええ、二人は多いのレベルを超えてる…私や他の王がガス欠になっても二人は多分余裕よ…呆れるわよね、普通魔術師は持久戦を嫌うのに…」
淳也は閥が悪そうに頭を掻きながら礼司と話した内容について話した。
「お前等が聞きたいのは礼司と俺の会話内容だろ…まぁいい、来週一週間学校休む事になりそうだ。」
「王がわざわざ出向かないといけない用事なら私も王だしついて行こっかな。」
ついて行くという言葉に淳也は嫌そうな顔をした。
「お前が付いて来たら後藤はどうするんだよ…」
「有紗ちゃんも連れて行く!!」
「ええっ!!無理ですよ、ただでさえテストが近付いて来てるのに…」
有紗の答えに淳也は馬鹿にした様に言った。
「テスト位勉強しなくても余裕だろ。」
この言葉には女子二人が反応した。
「へ~、淳也の平均順位聞かせてくれる?」
「そう言えばあんたのテスト順位って聞いた事が無かったわね、今まで学校一緒だったのに…」
二人に淳也は当然だろという風に答えた。
「二位。」
瞬間二人は固まった。それでも淳也は続ける。
「まあ、学校の授業だけだと勉強してる奴(一位)には勝てないだろ…」
淳也はやっと固まっている二人に気付き尋ねた。
「どうした?俺は普通の事を言っているだけだが…」
「………」
「………」
二人の肩がプルプル震え、そして、
「「この…バカァ~!!」」
ドフッ!!
淳也の腹に優樹菜の右フックと有紗の左ストレートが炸裂した。
家に帰るまで淳也の顔は変化がなかったが、家に着いた途端に崩れ落ちたという。
淳也は頭がいい~!!
羨ましいです(-_-;)




