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偽少年と黒猫  作者: 紫月
学園入学編
6/15

学園のお店

次の日、クロト達は準備のために買い物に来ていた。

クロトはアオハに誘われたが、流石に嫌われている相手と一緒に行こうとは思わなかった。


(なんか、久し振りに街に来たな~。)


(確かにクロトはそうかもね。僕は結構猫の姿で散歩したりもしてたからさ。)


(そうだね。)


数分歩くと目的の店が見えてきた。

ここはクロト達が通う事になった学園の専門店みたいな店で、制服、教科書、文房具など学生が必要とするようなものが一通り揃っている。


「いらっしゃい。今日は何を買いに?」


「………制服……教科書……ノート。」


「そうかい。制服は…あんたは特待生かい?。」


(サン、どうだったっけ?)


(うーん…念話して聞いてみれば?)


(わかった。)


クロトはミリアに念話した。

念話とは無属性魔法の一つで、相手と声に出さずに会話する方法だ。

上級魔法に指定されているが、クロトは難なくやっている。

学生は普通出来ないので、店主に聞こえないように言った。


「…念話。」


《マスター…》


《ん?どうしたんだ?》


《制服…聞かれた……。》


《ああ、それか。全員特待生だ。》


《……わかった。》


「…特待生。」


「そうかい、すごいねえ。この制服は着たらその人のサイズに合わしてくれる。成長してもずっと着れる優れもんだよ。」


「………。」


(なんかその制服ハイスペックじゃない?)


(そう?僕が普段着てる帝のマントの方がすごいし。)


(そりゃそうでしょ。)


「教科書はこれね。はい、お会計は…うんちょうど。また何かあったら来なさいな。」


コクリとクロトは頷いた。






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↓金貨×10

白金貨


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