学園のお店
次の日、クロト達は準備のために買い物に来ていた。
クロトはアオハに誘われたが、流石に嫌われている相手と一緒に行こうとは思わなかった。
(なんか、久し振りに街に来たな~。)
(確かにクロトはそうかもね。僕は結構猫の姿で散歩したりもしてたからさ。)
(そうだね。)
数分歩くと目的の店が見えてきた。
ここはクロト達が通う事になった学園の専門店みたいな店で、制服、教科書、文房具など学生が必要とするようなものが一通り揃っている。
「いらっしゃい。今日は何を買いに?」
「………制服……教科書……ノート。」
「そうかい。制服は…あんたは特待生かい?。」
(サン、どうだったっけ?)
(うーん…念話して聞いてみれば?)
(わかった。)
クロトはミリアに念話した。
念話とは無属性魔法の一つで、相手と声に出さずに会話する方法だ。
上級魔法に指定されているが、クロトは難なくやっている。
学生は普通出来ないので、店主に聞こえないように言った。
「…念話。」
《マスター…》
《ん?どうしたんだ?》
《制服…聞かれた……。》
《ああ、それか。全員特待生だ。》
《……わかった。》
「…特待生。」
「そうかい、すごいねえ。この制服は着たらその人のサイズに合わしてくれる。成長してもずっと着れる優れもんだよ。」
「………。」
(なんかその制服ハイスペックじゃない?)
(そう?僕が普段着てる帝のマントの方がすごいし。)
(そりゃそうでしょ。)
「教科書はこれね。はい、お会計は…うんちょうど。また何かあったら来なさいな。」
コクリとクロトは頷いた。
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日本よりお金の価値が高いです




