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第8話 滅びたザビ家

ソロモン。


会議室。


ドズル「俺が死んだ後のザビ家、か」


ハマーン「はい」


ドズル「聞こう」


ハマーン「その前に一つ」


ドズル「何だ」


ハマーン「これからお話しするのは、私が知る歴史です」


ドズル「……」


ハマーン「すでに歴史は変わっています」


ドズル「俺が生きているからか」


ハマーン「それだけではありません」


ハマーン「ソロモンは陥落していない」


ハマーン「ガンダムは鹵獲された」


ハマーン「アムロ・レイも捕虜になった」


ハマーン「ティアンム艦隊は敗走した」


ハマーン「そして我々が存在している」


ドズル「つまり」


ハマーン「これからお話しする未来が、そのまま起こるとは限りません」


ドズル「分かった」


ドズルは腕を組んだ。


ドズル「それでも聞く」


ハマーン「では」




## ソロモン陥落


ハマーン「本来の歴史では、ソロモンは今日陥落します」


ドズル「俺が死んでな」


ハマーン「はい」


ハマーン「その後、連邦軍はソロモンを占領します」


ドズル「……」


ハマーン「そしてコンペイトウと改称します」


ドズル「コンペイトウ?」


ハマーン「はい」


ドズル「俺のソロモンを?」


ハマーン「はい」


ドズル「コンペイトウ?」


ハマーン「そこが一番気になりますか?」


ドズル「もっと他になかったのか!」


ハマーン「私に言われても困ります」


キャラ「ちょっと可愛い」


ドズル「可愛くするな!」


ハマーン「話を戻します」




## デギン


ハマーン「ソロモン陥落後、連邦軍はア・バオア・クー攻略へ向かいます」


ドズル「親父は?」


ハマーン「デギン公王は戦争終結を望みます」


ドズル「……」


ハマーン「そして、地球連邦軍総司令レビル将軍との和平交渉を試みます」


ドズル「親父らしいな」


ハマーン「そう思いますか」


ドズル「ガルマが死んでから、親父は変わった」


ハマーン「……」


ドズル「戦争を続けたい人間じゃねえ」


ハマーン「その判断は正しいと思います」


ドズル「レビルは応じるのか?」


ハマーン「会談の場までは進みます」


ドズル「なら戦争は終わるのか?」


ハマーン「いいえ」


ドズル「なぜだ」


ハマーン「二人とも死ぬからです」


ドズル「……何?」




## ソーラ・レイ


ハマーン「ジオン公国は、コロニーレーザーを完成させます」


ドズル「コロニーレーザー?」


ハマーン「サイド3のコロニーを改造した巨大兵器です」


ドズル「そんなものまで作ってるのか」


ハマーン「ソーラ・レイ」


ドズル「誰が撃つ」


ハマーン「ギレン総帥です」


ドズル「連邦艦隊へか」


ハマーン「はい」


ドズル「それで親父は?」


ハマーン「射線上にいます」


ドズル「……」


ハマーン「レビル将軍も」


ドズル「待て」


ハマーン「はい」


ドズル「兄貴は」


ドズルの声が低くなる。


ドズル「親父がそこにいると知らなかったんだな?」


沈黙。


ハマーン「知っています」


ドズル「…………」


マシュマーもキャラも黙った。


ドズル「もう一度言え」


ハマーン「ギレン総帥は、デギン公王が射線上にいることを承知しています」


ドズル「……」


ハマーン「その上で」


ハマーン「ソーラ・レイを発射します」


ドズル「兄貴が」


ハマーン「はい」


ドズル「親父を」


ハマーン「はい」


ドズル「殺すのか」


ハマーン「結果としては」


ドズル「結果じゃねえ!」


ドズルが机を叩いた。


巨大な音が響く。


ドズル「知ってて撃ったなら殺したんだ!」


ハマーン「……その通りです」




ドズルは立ち上がった。


ドズル「ギレンの野郎!」


ハマーン「閣下」


ドズル「今すぐ通信を――」


ハマーン「やめてください」


ドズル「何でだ!」


ハマーン「今のギレン総帥は、まだ何もしていません」


ドズル「未来でやる!」


ハマーン「その未来はもう変わっています」


ドズル「だからって!」


ハマーン「それに」


ドズル「何だ!」


ハマーン「未来の情報をすべて持っていることを、今すぐギレン総帥に知られるべきではありません」


ドズル「……」


ハマーン「我々の艦隊」


ハマーン「我々のMS」


ハマーン「我々の技術」


ハマーン「そして未来の歴史」


ハマーン「これらをギレン総帥がどう利用するか」


ハマーン「私はまだ判断できません」


ドズル「兄貴を信用してねえのか」


ハマーン「政治家としては評価しています」


ドズル「微妙な言い方だな」


ハマーン「人間として全面的に信用することとは別です」


ドズル「……それは分かる」




## キシリア


ドズル「親父が死んで」


ハマーン「はい」


ドズル「次は?」


ハマーン「ア・バオア・クー会戦です」


ドズル「兄貴が指揮するんだな」


ハマーン「途中まで」


ドズル「途中?」


ハマーン「ギレン総帥は会戦中に死亡します」


ドズル「……誰にやられる」


ハマーン「キシリア・ザビ」


ドズル「…………」


今度は。


ドズルが完全に止まった。


ドズル「キシリア?」


ハマーン「はい」


ドズル「姉貴が?」


ハマーン「はい」


ドズル「兄貴を?」


ハマーン「射殺します」


ドズル「…………」


キャラ「……」


マシュマー「……」


ドズル「何なんだ、うちの家族は」


誰も答えない。


ドズル「親父を兄貴が殺して」


ハマーン「はい」


ドズル「兄貴を姉貴が殺す」


ハマーン「はい」


ドズル「敵は連邦だよな?」


ハマーン「一応」


ドズル「一応って言うな!」




## キシリアの最期


ドズル「じゃあキシリアがジオンを指揮するのか」


ハマーン「短時間ですが」


ドズル「短時間?」


ハマーン「キシリア閣下も死亡します」


ドズル「今度は誰だ!」


ハマーン「シャア・アズナブル」


ドズル「…………」


ドズルが。


ゆっくり。


ハマーンを見る。


ドズル「赤い彗星?」


ハマーン「はい」


ドズル「何でシャアが姉貴を殺す」


ハマーン「それには理由があります」


ドズル「何だ」


ハマーン「シャア・アズナブルという名前は、本名ではありません」


ドズル「……」


ハマーン「本名は」


ハマーンが言う。


ハマーン「キャスバル・レム・ダイクン」


ドズル「…………」


ドズルの目が大きくなる。


ドズル「ジオン・ズム・ダイクンの?」


ハマーン「息子です」


ドズル「待て」


ハマーン「はい」


ドズル「待て待て待て!」


ハマーン「待っています」


ドズル「シャアがキャスバル!?」


ハマーン「はい」


ドズル「じゃあ」


ドズルが何かに気づく。


ドズル「ガルマ」


ハマーン「……」


ドズル「ガルマが死んだ時」


ハマーン「……」


ドズル「シャアは一緒にいた」


ハマーン「はい」


ドズル「まさか」


ハマーン「そのまさかです」




## ガルマ


ハマーン「シャアは、ザビ家への復讐を目的としてジオン軍へ潜入していました」


ドズル「……」


ハマーン「ガルマ・ザビを」


ドズル「言え」


ハマーン「意図的にホワイトベースの射線へ誘導しています」


ドズル「…………」


ハマーン「ガルマ様は」


ドズル「もういい」


ハマーンが止まる。


ドズルは。


俯いていた。


拳。


強く。


握っている。


ドズル「ガルマは」


しばらく。


言葉が出ない。


ドズル「あいつを友達だと思ってた」


ハマーン「……」


ドズル「俺にも話してた」


ドズル「シャアは優秀だって」


ドズル「信頼できるって」


ハマーン「……」


ドズル「そうか」


静かな声だった。


ドズル「殺されたのか」


ハマーン「はい」


ドズル「戦死じゃなかったのか」


ハマーン「戦死ではあります」


ハマーン「しかし、シャアの裏切りが直接の原因です」


ドズル「……」




## ザビ家の終わり


ドズル「整理するぞ」


ハマーン「はい」


ドズル「俺は今日死ぬ」


ハマーン「本来は」


ドズル「親父は兄貴に殺される」


ハマーン「はい」


ドズル「兄貴は姉貴に殺される」


ハマーン「はい」


ドズル「姉貴はシャアに殺される」


ハマーン「はい」


ドズル「ガルマは、そのシャアに裏切られて死んだ」


ハマーン「はい」


ドズル「サスロはとっくに死んでる」


ハマーン「……はい」


ドズル「つまり」


ドズルは。


両手で。


頭を抱えた。


ドズル「敵に滅ぼされてねえじゃねえか!」


ハマーン「……」


ドズル「ほとんど身内じゃねえか!」


キャラ「そう言われると……」


ハマーン「キャラ」


キャラ「はい」


ドズル「ザビ家だけで勝手に全滅してるじゃねえか!」


ハマーン「否定しづらいですね」


ドズル「否定してくれ!」




## 敗戦


ドズル「それで」


ハマーン「はい」


ドズル「戦争はどうなる」


ハマーン「宇宙世紀0079年12月31日」


ドズル「一週間後か」


ハマーン「ア・バオア・クーが陥落」


ハマーン「ジオン公国は敗北します」


ドズル「……」


ハマーン「翌年」


ハマーン「ジオン共和国として地球連邦と終戦協定を結びます」


ドズル「公国は?」


ハマーン「消滅します」


ドズル「ザビ家は?」


ハマーン「政治の表舞台から消えます」


ドズル「……ミネバは?」


ハマーン「生き残ります」


ドズルが顔を上げる。


ハマーン「ザビ家の血を引く者として」


ハマーン「ただ一人」


ドズル「……」




## アクシズ


ドズル「ミネバはどこへ行く」


ハマーン「アクシズです」


ドズル「……!」


ハマーン「ゼナ様とともに」


ドズル「マハラジャのところか」


ハマーン「はい」


ドズル「親父は?」


ハマーン「マハラジャ・カーンは」


一瞬。


ハマーンの声が止まる。


ドズルが気づく。


ドズル「どうした」


ハマーン「……何でもありません」


ドズル「何でもない顔じゃねえぞ」


ハマーン「父は、アクシズでジオン残党をまとめる立場になります」


ドズル「やっぱりか」


ハマーン「はい」


ドズル「それならミネバを預ける相手としては悪くねえ」


ハマーン「……」


ドズル「お前もいるんだな」


ハマーン「はい」


ドズル「子供のお前が」


ハマーン「はい」


ドズル「じゃあ」


ドズルは未来のハマーンを見る。


ドズル「お前とミネバは、そこで会うのか」


ハマーン「そうです」




## ゼナ


ドズル「ゼナは?」


ハマーン「……」


ドズルの表情が変わる。


ドズル「おい」


ハマーン「はい」


ドズル「ゼナは九年後には?」


ハマーン「……」


答えだけで。


分かった。


ドズル「死ぬのか」


ハマーン「はい」


ドズル「いつだ」


ハマーン「アクシズへ逃れた後です」


ドズル「病気か?」


ハマーン「心労も重なったとされています」


ドズル「……」


ハマーン「ミネバ様は」


ハマーン「幼くして」


ハマーン「父と母の両方を失います」


ドズルは。


何も言わなかった。




長い沈黙。




ドズル「俺が」


ハマーン「……」


ドズル「今日死ななかった」


ハマーン「はい」


ドズル「それなら」


ハマーン「はい」


ドズル「ゼナも」


ハマーン「未来は変えられます」


ドズル「ミネバも」


ハマーン「変えられます」


ドズル「……」


ハマーン「だから」


ハマーンは。


はっきり言った。


ハマーン「私はあなたを助けました」




## ミネバの未来


ドズル「九年後」


ハマーン「はい」


ドズル「ミネバは何をしている」


ハマーン「ネオ・ジオンの象徴です」


ドズル「象徴?」


ハマーン「ザビ家唯一の後継者として」


ドズル「十歳の子供だぞ」


ハマーン「はい」


ドズル「十歳に何をさせてる」


ハマーン「政治的な象徴です」


ドズル「軍を指揮してるわけじゃねえな?」


ハマーン「もちろんです」


ドズル「じゃあ誰がやってる」


沈黙。


ドズルが。


ハマーンを見る。


ハマーンも。


ドズルを見る。


ドズル「……お前か?」


ハマーン「はい」


ドズル「軍事は?」


ハマーン「私です」


ドズル「政治は?」


ハマーン「私です」


ドズル「外交は?」


ハマーン「私です」


ドズル「人事は?」


ハマーン「私です」


ドズル「……」


キャラ「ハマーン様、すごいでしょ!」


ハマーン「キャラ」


キャラ「はい」


ドズル「つまり」


ハマーン「はい」


ドズル「ミネバは」


少し考える。


ドズル「傀儡だな」


マシュマー「ドズル閣下!」


キャラ「ちょっと!」


ハマーン「構わん」


ドズル「違うのか?」


ハマーン「否定はしません」


マシュマー「ハマーン様!」


ハマーン「事実だ」




ドズルは。


しばらく。


ハマーンを見る。


怒るかと思われた。


だが。


違った。


ドズル「……まあ」


ハマーン「?」


ドズル「十歳じゃ無理だな」


ハマーン「……」


ドズル「十歳のガキに軍隊と国を動かせって方が無茶だ」


ハマーン「そう判断しました」


ドズル「誰かがやるしかねえ」


ハマーン「はい」


ドズル「それをお前がやった」


ハマーン「はい」


ドズル「……」


ドズルは。


腕を組む。


ドズル「一つ聞く」


ハマーン「どうぞ」


ドズル「お前」


ハマーン「はい」


ドズル「ミネバを殺そうと思えば殺せたな」


部屋の空気が。


変わった。


マシュマー「閣下!」


ドズル「黙ってろ」


ハマーン「……できます」


ドズル「ザビ家最後の一人だ」


ハマーン「はい」


ドズル「ミネバがいなくなれば」


ドズル「お前が全部取れたんじゃねえのか」


ハマーン「そうかもしれません」


ドズル「でも」


ハマーン「……」


ドズル「やらなかった」


ハマーン「はい」


ドズル「九年間」


ハマーン「正確には――」


ドズル「細かいことはいい」


ハマーン「……はい」


ドズル「守ったんだな」


ハマーン「……」


ドズル「俺の娘を」


ハマーンは。


少しだけ。


視線を落とした。


ハマーン「私なりに」


ドズル「そうか」




ドズルは立ち上がった。


ハマーンを見る。


そして。


頭を下げた。


マシュマー「!?」


キャラ「!?」


ハマーン「ドズル閣下?」


ドズル「ありがとう」


ハマーン「……」


ドズル「父親としては」


ドズル「娘を傀儡にしたって聞いて」


ドズル「気に入らん」


ハマーン「当然でしょう」


ドズル「だが」


ドズルが顔を上げる。


ドズル「軍人として考えれば」


ドズル「お前以外に誰がやる」


ハマーン「……」


ドズル「俺もいない」


ドズル「ゼナもいない」


ドズル「親父もいない」


ドズル「兄貴も姉貴もいない」


ドズル「十歳のミネバしか残ってない」


ドズル「だったら」


ドズル「誰かが守るしかねえ」


ハマーン「……はい」


ドズル「ご苦労だった」


ハマーンの目が。


ほんの少し。


揺れた。


ドズル「でも」


ハマーン「?」


ドズルが。


笑う。


ドズル「今日からは俺もいる」


ハマーン「……」


ドズル「ミネバは俺の娘だ」


ドズル「俺が守る」


ハマーンは。


数秒。


何も言わなかった。


そして。


ほんの少しだけ。


笑った。


ハマーン「では」


ハマーン「その役目」


ハマーン「お返ししましょう」




その瞬間。


通信兵が。


会議室へ飛び込んできた。


通信兵「ドズル閣下!」


ドズル「何だ!」


通信兵「ティアンム艦隊!」


ドズル「まだ何かあるのか!」


通信兵「完全にソロモン戦域から離脱を開始!」


ドズル「そうか!」


通信兵「さらに!」


ドズル「何だ!」


通信兵「地球連邦軍上層部への緊急通信を大量に発信しています!」


ハマーン「当然だな」


ドズル「何を報告してる」


ハマーン「おそらく」


ハマーンが。


静かに答える。


ハマーン「ソロモン攻略失敗」


ハマーン「ビグ・ザム健在」


ハマーン「ドズル・ザビ生存」


ハマーン「ガンダム消息不明」


ハマーン「そして」


ハマーン「正体不明のジオン系艦隊出現」


ドズル「……」


ハマーン「地球連邦軍は」


ハマーン「我々が何者なのか」


ハマーン「調べ始めるでしょう」


ドズル「バレるか?」


ハマーン「未来から来たことが?」


ドズル「そうだ」


ハマーン「まず分からないでしょう」


ドズル「何でだ?」


ハマーン「普通は」


ハマーンが少し笑う。


ハマーン「そんな馬鹿な結論には到達しません」


ドズル「確かにな」




同時刻。


敗走するティアンム艦隊。


暗号通信。


宛先。


地球連邦軍最高司令部。


レビル将軍。


報告内容。


**ソロモン攻略作戦失敗。**


**敵大型MAビグ・ザム健在。**


**ドズル・ザビ中将、生存。**


**RX-78-2、消息不明。**


**アムロ・レイ少尉、消息不明。**


そして。


**所属不明のジオン系艦隊出現。**


推定艦艇数。


五十隻以上。


確認された未知MS。


複数種類。


暫定戦果。


地球連邦軍MS。


撃破・戦闘不能。


**八百六十四機以上。**


未知部隊側。


確認撃破。


**三機。**


そして。


特記事項。


大型MS一機。


百二十機と交戦。


百十二機撃破。


続いて。


四百二十一機と交戦。


十一分四十二秒。


二百七機撃破。


同機。


**被弾確認なし。**




報告書の最後。


ティアンムは。


自ら。


一文を追加した。


**「当該部隊との通常戦闘による勝利は、現有戦力では極めて困難と判断する。」**


少し考え。


消した。


そして。


書き直した。


**「ゲーマルクと呼称される大型MSとの遭遇時、単独部隊による交戦を禁ずる。」**


再び。


止まる。


四百二十一機。


あれは。


単独部隊ではなかった。


ティアンム「……違う」


参謀「中将?」


ティアンムは。


最後の一文を。


もう一度。


書き直した。


**「ゲーマルクと呼称される大型MSを確認した場合、交戦を避けよ。」**


参謀「……中将」


ティアンム「何だ」


参謀「軍として、それを正式命令に?」


ティアンム「そうだ」


参謀「敵MS一機を見たら逃げろと?」


ティアンム「違う」


参謀「……」


ティアンム「生きて帰れ、と言っている」


## 第8話 完

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