表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
6/33

6

靴を脱ぎ捨ててあがる。ふと後ろを見ると脱いだ靴と俺の靴まで揃えてくれてる。育ちがいいのか?まぁいいや。リビングに通す。

「座って」

「んー、灰皿ある?」

「家ん中はダメだ。ベランダで吸って」

「じゃあいいや」

俺は冷蔵庫からお茶のペットボトルを取りだし、渡す。

「お茶?」

「飲まないのか?」

「無警戒な女の子が家に来たんだよ?出すのはお酒じゃあないの?」

「飲みたいだけだろ」

戸棚を空け、少し迷ったが飲みかけの瓶を取り出す。

「なんてお酒?」

「チャチャ」

「?」

「ワインみたいなワインじゃないような」

「へー、お酒好きなの?」

「そうでもない」

「彼女さんの趣味?」

「違う」

「え?じゃあなに?」

「バイト先で貰った」

「てかどこでバイトしてるの?」

「ホストクラブ」

「・・・え、ホストなの?」

「まぁ、ただのボーイだけどホストっぽいこともするよ」

「ふーん」

ガラスのコップを2つ用意する。ショットグラスなんてないんだからな。氷を適当に入れる。

「じゃ、乾杯」


それからのことは覚えていない。どっちが先に服を脱いで、どっちが上になったのか。ただひとつ、微睡みのなか覚えてること、というか確実なことがある。

俺は多分、井伊からは逃げられない。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ