↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Eidolon ~忘れられた世界で、もう一度~  作者: 秋津 聖


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/33

第7話 サービス内容をご説明します

森を吹き抜ける風が木々を揺らす。

さっきまで穏やかだった空気が、少しだけ張り詰めた気がした。


「……君を待っていたって、どういうことだ?」

ネロは答える代わりに、こちらをじっと見つめる。


その視線を受けた瞬間、朔の脳裏に転移直前の光景がよみがえった。

『新しい世界には、君を導く同行者がいる』

「あ……」

思わず声が漏れる。

「あの時言ってた同行者って……」


「私のことだ」

ネロは当然のように頷いた。


「じゃあ、お前がこの世界について教えてくれるのか?」


「これから生きていくのに必要なことは教える」


「全部じゃないのか?」


「今の君では扱えない話もある」


「ずいぶんもったいぶるな」


「必要ない知識は混乱を招くだけだからだ」


朔は肩をすくめた。

「たしかにそうだ」


修理の仕事でも同じだった。

知識だけ先に詰め込んでも、実際に触らなければ身につかない。


「なら、一番気になってることを聞く。」

朔はステータス画面を開き、そこに表示された一つのスキル名を指差した。

「Eidolon、これは何なんだ?」


ネロの翡翠色の瞳が細くなる。

「Eidolon……それは単純な創造魔法ではない」


「単純じゃない?」


「ああ」

ネロは少し間を置いて答える。


「Eidolonは、君が理解したものを形にする力だ」


「理解したもの?」

朔が想像していた「便利な魔法」とは、根本から違うらしい。



「ただ知っているだけでは足りない」

「その存在を理解し、再現できると判断された時……力は応える」


朔は眉をひそめる。

「つまり、知らないものは作れないってことか?」



ネロは少し歯切れが悪く答えた。

「……現時点では、そう考えていい。」

第7話を読んでいただきありがとうございます。


ついにEidolonの説明回です。


最初は「何でも作れる便利能力」に見えるかもしれませんが、この能力の本質は少し違います。


キーワードは、


構造。

仕組み。

理解。


です。


……まあ、ネロがどこまで分かっているのかは作者も少し怪しいと思っています(笑)


この能力がこの先どう成長していくのか、楽しんでいただければ嬉しいです。


面白いと思っていただけましたら、評価やブックマークで応援していただけると励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。