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転生した俺は、全属性魔法と神剣を極めて異世界で無双する  作者: ななほし


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第99話 世界が変わった日

神喰らいが去って。


三日。


王都には。


奇妙な静けさが戻っていた。


だが。


世界は。


以前と同じではなかった。


「東の国で魔物の大発生」


「北の山脈で巨大な魔力反応」


「海でも異常現象が……」


王城には。


次々と報告が届いている。


国王は。


地図を見つめていた。


「封印が壊れた影響か……」


俺は頷く。


「たぶん」


「これから世界各地で異変が起きる」


「ならば」


国王が言う。


「王国軍を派遣する」


俺は首を振った。


「それだけじゃ足りない」


「どうする?」


「俺たちが行きます」


「レオン……」


「封印が壊れた理由を探す」


「神喰らいを止める方法も探す」


「そして」


俺は。


仲間を見る。


「俺たちがもっと強くなる」


リーゼが笑う。


「賛成」


エリシアも。


「私も行きます」


アリシア。


「私も」


ノア。


「俺も」


セレナは。


少しだけ寂しそうに笑った。


「……私も」


「セレナ」


「王女だからって」


「何もできないまま待っているのは嫌」


俺は。


少し考えて。


「分かった」


セレナが笑う。


「ありがとう」


その夜。


王都の外れ。


俺たちは旅の準備をしていた。


目的地は。


東の大国。


そこには。


千年前の英雄たちに関する遺跡があるらしい。


「そこに行けば」


リーゼが言う。


「レオンの過去が分かるかもしれない」


「うん」


俺は頷く。


その時。


アクアが。


突然言った。


「レオン」


「どうした?」


「ぼく、思い出したことがある」


「何?」


「千年前」


「レオンは一人じゃなかった」


「……」


「五人じゃない」


「もっといた」


俺は驚く。


「もっと?」


アクアは頷いた。


「六人」


そして。


「最後の一人は――」


そこで。


アクアが苦しみ始めた。


「アクア!」


「……見えない」


「誰だった?」


アクアは。


涙を浮かべながら。


「分からない」


「でも」


「その人は――」


「レオンを裏切った」


俺は。


言葉を失った。


その瞬間。


遠くで。


黒い稲妻が落ちた。


――ドォォン!!


俺は。


空を見上げる。


「……またか」


アストラが。


静かに告げる。


《新たな敵性反応》


《東方より接近》


「……」


俺は剣を背負う。


「出発だ」


こうして。


俺たちの旅が。


再び始まった。

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