第52話 第二封印の守護者
「……レオン」
エリシアが俺を見る。
「これから、どうしますか?」
俺は祭壇を見る。
「まずは、この遺跡を調べよう」
「え?」
「何か手掛かりがあるかもしれない」
全員で遺跡を探索する。
すると。
地下へ続く階段を発見した。
「まだ下があるの?」
リーゼが驚く。
「行ってみよう」
階段を降りる。
一段。
また一段。
やがて。
巨大な部屋に出た。
中央には。
石でできた円形の台座。
その上に――
一本の剣が刺さっていた。
「剣……?」
俺が近づく。
すると。
――キィィン。
アストラが反応する。
「また?」
剣を鑑定する。
【名称:不明】
【種族:神造武器】
【状態:封印】
【警告:神剣アストラとの共鳴を確認】
「神造武器……」
リーゼが興奮する。
「すごい……!」
だが。
その瞬間。
部屋の奥から声がした。
『触れるな』
全員が振り返る。
そこにいたのは。
白い髪の少年だった。
年齢は俺と同じくらい。
白い服。
赤い瞳。
そして。
異様なほど強い魔力。
「誰?」
俺が尋ねる。
少年は答えた。
『私は、この剣を守る者』
「守護者?」
『そうだ』
少年がこちらを見る。
『そして――』
視線が俺の神剣へ移る。
『その剣を持つ者を、ずっと待っていた』
「俺を?」
『そう』
少年が剣を抜く。
――キィィン!!
凄まじい魔力が溢れ出す。
リーゼが青ざめる。
「レオン……」
「ああ」
俺も構える。
「かなり強い」
少年が微笑む。
『ならば――』
『試練を始めよう』




