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転生した俺は、全属性魔法と神剣を極めて異世界で無双する  作者: ななほし


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50/143

第50話 神剣の試練

守護者との戦いは。


これまでの敵とはまったく違った。


剣を振る。


避けられる。


魔法を使う。


無効化される。


身体強化。


それすら読まれる。


「……すごいな」


俺は思わず笑った。


守護者が言う。


「神剣の担い手よ」


「何?」


「力だけでは、我には勝てぬ」


「……」


「剣とは――」


守護者が構える。


「守るための意思だ」


俺はその言葉を聞いた。


アストラを見る。


俺は思い出す。


父さん。


母さん。


セレナ。


エリシア。


リーゼ。


アクア。


俺は。


何のために強くなった?


答えは。


ずっと同じだった。


「――守りたいから」


俺は神剣を握る。


「俺は、大切な人たちを守る」


神剣が輝く。


《所有者の意志を確認》


《第三権能――解放》


「第三権能……?」


神剣の刀身が変化する。


白銀の剣に。


青い光が走った。


《名称――守護》


「守護……」


守護者が笑った。


「それが、お前の答えか」


「うん」


俺は剣を構える。


「――行くぞ」


一歩。


踏み込む。


守護者の剣と。


神剣がぶつかる。


――――――――!!


光が天空遺跡を包んだ。


そして。


次の瞬間。


守護者の剣が――


静かに折れた。


「……見事」


守護者は跪いた。


「資格を認める」


巨大な扉が開く。


その奥には。


青白い光に包まれた祭壇。


そして。


祭壇の上には。


一つの小さな結晶が浮かんでいた。


アクアが。


突然震え始める。


「……レオン」


「どうした?」


「これ……知ってる」


「え?」


アクアが結晶を見る。


「ぼく……」


「これを見たことがある」


結晶が輝く。


そして。


遺跡全体に声が響いた。


『――神核、覚醒を開始』


「……!」


俺たちは凍りついた。


さらに。


結晶の奥から。


誰かの姿が浮かび上がる。


銀色の髪。


美しい女性。


俺は息を呑んだ。


「……女神?」


それは。


俺が前世で死んだ時。


最初に出会った――


あの女神と、瓜二つだった。


そして。


女神の幻影が。


俺だけを見て。


静かに告げた。


『――レオン』


『ようやく、ここまで来ましたね』


俺は言葉を失った。


「……どうして」


『あなたには、まだ伝えていないことがあります』


女神が微笑む。


『あなたが転生した本当の理由を――』


その瞬間。


天空遺跡全体が。


大きく揺れた。


そして。


世界のどこかで。


何か巨大な存在が。


目を覚ました。

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