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第141話 神殺しの王
ゼルクは強かった。
魔法も剣も、神に匹敵する。
俺は何度も攻撃を受ける。
「くっ……!」
「どうした?」
ゼルクが笑う。
「神剣はどうした?」
「今はない」
「なら――」
ゼルクが迫る。
「死ね!」
しかし。
セレナが俺の前に立った。
「させません!」
剣で攻撃を受け止める。
「セレナ!」
「大丈夫!」
リーゼが続く。
「レオン、一人で戦わないで!」
全員が前へ出る。
ゼルクが驚く。
「……仲間か」
「そう」
俺は笑った。
「俺の一番の力だ」
その瞬間。
アストラの欠片が大きく輝いた。
「……!」
ゼルクが後退する。
「まさか――」
「神剣が戻り始めている?」
俺の手に小さな刀身が現れる。
まだ完全ではない。
それでも――。
「これで十分」
俺は構えた。
「行くぞ」




