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第140話 神殺しの一族
黒い船から大量の兵士が降りてくる。
「神界をいただく」
先頭に立つ男。
黒い鎧。
銀色の髪。
「俺の名は――ゼルク」
「神殺しの王だ」
俺は剣を構える。
「目的は?」
「神々を殺す」
「なぜ?」
「神々は人間を見捨てた」
「だから俺たちが終わらせる」
俺は黙る。
その理由には――。
少しだけ理解できる部分があった。
「でも、関係ない人まで巻き込むのは違う」
ゼルクが笑う。
「なら止めてみろ」
俺は一歩前へ出る。
アストラの欠片が光る。
「……やるか」
ゼルクが剣を抜く。
「その欠片だけで俺に勝てると思うな!」
激突。
――ガキィィン!
俺の身体が吹き飛ぶ。
「ぐっ……!」
セレナが叫ぶ。
「レオン!」
俺は立ち上がった。
「……強いな」
ゼルクが笑う。
「それでも――」
「お前は俺たちの敵だ」
俺は拳を握る。
「なら、止める」




