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第125話 七番目の権能
《第七権能》
《名称――未来創造》
「未来創造……」
俺は息を呑む。
神喰らいが叫ぶ。
『そんな権能を――!』
『許さない!』
巨大な腕が迫る。
しかし。
セレナが前に立った。
「レオン!」
「セレナ?」
「私たちが時間を稼ぎます」
リーゼも頷く。
「あなたは未来を作って」
エリシアが精霊を呼ぶ。
「私たちも一緒です」
俺は頷いた。
「ありがとう」
全員が戦う。
俺はアストラを掲げた。
「未来創造!」
世界が白く染まる。
無数の可能性が生まれる。
そして――。
一つの未来だけが残った。
誰も死なない。
神々も消えない。
人間と魔族が争わない。
神喰らいも――。
「……人間?」
そこには、一人の少年が立っていた。
赤い瞳。
黒い髪。
しかし表情は穏やかだった。
「俺は……」
神喰らいだった。
「生きていいのか?」
俺は笑った。
「もちろん」
神喰らいの少年が泣いた。
その瞬間――。
世界が崩れ始めた。
「え?」
アストラが告げる。
《未来創造には最後の代償が必要です》
《創造主であるレオンの――》
《存在そのもの》
「……俺が消えるのか」




