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第126話 消える俺
「レオン!」
セレナが叫ぶ。
俺の身体が少しずつ光になっていく。
「大丈夫」
俺は笑った。
「みんなが生きられるなら――」
「嫌!」
セレナが俺の腕を掴む。
「嫌です!」
リーゼも涙を流す。
「そんなの認めない!」
エリシアが俺を抱きしめる。
「絶対に嫌です」
俺は困った。
「みんな……」
そのとき。
アクアが叫んだ。
「待って!」
「どうした?」
「未来を作る力なら――」
「逆に未来からレオンを作ればいい!」
「……!」
アストラが反応する。
《可能》
《ただし――》
「何?」
《世界全体の魔力を使用します》
ノクスが笑った。
「それなら簡単だ」
「全員の力を使おう」
仲間たちが一斉に頷く。
「やろう!」
全員の力が集まる。
俺の身体に光が戻ってくる。
「……みんな」
神喰らいの少年も手を伸ばした。
「僕も……」
「君も仲間だ」
俺は笑う。
「ありがとう」
その瞬間。
世界が爆発的な光に包まれた。




