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第121話 神喰らいの記憶
赤い目が城を覆う。
しかし攻撃はしてこない。
「何をするつもりだ?」
俺が問う。
『見せてやる』
『お前が忘れた過去を』
空間が歪んだ。
俺たちは千年前の世界へ引き込まれる。
そこには――。
神々がいた。
「……神様?」
ミレイユが驚く。
しかし神々は争っていた。
人間。
魔族。
精霊。
それぞれを巡って戦争をしている。
そして神々の中心に、一人の男がいた。
白い髪。
金色の瞳。
「……誰?」
ノクスが呟く。
俺はその男を見た瞬間、頭痛がした。
「こいつ……」
アストラが震える。
《創造神》
「創造神……?」
世界を作った神。
しかし、その神は――。
神喰らいを生み出していた。
「嘘……」
セレナが絶句する。
『神喰らいは元々――』
『神々が作った兵器だ』
俺は拳を握る。
「じゃあ……」
『全ての始まりは――』
『神々だった』




