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第103話 地下迷宮
俺たちは学院地下へ向かった。
「ここ……昔からこんな場所があったの?」
リーゼが驚く。
「少なくとも俺が知っている学院にはなかった」
壁には古代文字。
そして、俺たちの姿を描いたような壁画。
「また千年前か……」
壁画には六人の人間と、一匹の青い存在が描かれていた。
「これ……」
アクアが壁に近づく。
「ボク……?」
壁画の中央。
そこには青い球体が描かれている。
その横には――俺。
「六人の仲間……」
ノアが呟く。
「でも、ここには六人全員が描かれている」
「なら、裏切り者は誰なんだ?」
俺が尋ねる。
リゼリアが答えた。
「私よ」
「……」
「でも、本当は違う」
その瞬間。
壁画の一部が光った。
――ズズズズ……。
隠し扉が開く。
中には一本の剣が置かれていた。
黒い剣。
俺は鑑定する。
【鑑定不能】
アストラ・ゼロが低く唸った。
《同種の存在を確認》
「同種?」
俺が剣に近づいた瞬間――。
黒い剣から声がした。
『久しぶりだな、レオン』
「……誰だ?」
『お前が千年前に捨てた――』
『もう一つの神剣だ』
俺は目を見開いた。




