第十九話
そんなこんなで荷解きを終えた俺達だが、俺は名前しか知らない二人の女の子の自己紹介をされる事となった。
「私が九重理沙です」
「わかってるよ。それより、俺が助ける前は何してたの?」
「実は私は、金沢で狙撃手やってました。父の影響を受けたもので、別に軍隊とか入ってたわけじゃないです。まぁ父は軍隊に入ったのちに戦死、その他親戚諸々も市街戦で死にました。あぁ、兵種についてはいつか更新するであろう設定集で見てください」
「へぇ、大変だったんだ… でもう一人、藤永ローズ…なんだっけ」
「藤永・ローズ・マグワイア。金沢で魔導師やってました。涼さんが私を助けてくれた時、JMAの刺繍が入ってましたよね、あれは日本魔導師協会公認のメイジの制服に入ってます。まぁそれ以外の事は『設定集番外編・魔導』で書いときます。親戚は理沙と同じく、皆死に絶えました」
作者に頑張ることを祈りつつ思う。更新遅くね?
後で調べたところ、現在都宮軍のティラールは2000人で、その全員が自分で好きな銃を使っている。ちなみに彼らは都宮軍の中でも狙撃専門の「灼雷旅団」に配属されている。
そしてメイジは都宮軍に600人おり、全員がメイジだけの「紫煙旅団」に配属されている。
JMA公認の魔導師は制服が男子ならブレザー、女子なら巫女装束である。JMAが悪趣味なのは間違いないが、制服には鍵をくわえた猫があしらってある。鍵は広い世界を表し、猫はその守り人(守り猫?)を表しているといわれる。
それ以外の事は設定集などで。
「こちら都宮空戦連アルゴ隊、サーペンス4。定時報告。目標に向かい順調に飛行中。どうぞ」
『こちら東京。ここらから少し高度を下げてくれ。3000mくらいだ』
「了解。アウト」
僕が機体を少し傾けたその時だった。
『サーペンス4!敵機が来てる!結構多いぞ!』
サーペンス2から連絡。今回の対地攻撃作戦において、敵機の襲来は少しは予想していたものの、これだけ多いとは思っていなかった。コクピットからでも15機は見えた。
その中の一機が、横を飛んでいた仲間にミサイルを発射した。戦闘開始。
隊は散開してミサイルなどを避けながら、ぐんぐん距離を縮めた。
さっき発射されたミサイルは命中したようで、応答は無かったが、気にしなかった。
機銃が機体に襲い掛かる。だが全弾避けた僕は体勢を水平にし、1000m先くらいの敵機にミサイルを放った。とてつもない爆破音は、敵にも聞こえただろう。
まず最初は、遠い位置の敵を狙ってミサイルをぶっ放していった。
近くに敵が集まってきたのを見て初めてドッグファイトは成り立つ。
空を切る音、行きかう弾丸、大きな爆発…
そこにはそれだけだった。
僕は無心で機銃を打ち、どんどん敵機を落としていった。
一時間後、対地攻撃をどさくさに紛れてやっていた仲間は任務を済ませ、僕たちは東京に戻るのだった。
次の日。新型戦闘機が発表、配備された。
F-28インパクト、F-0隼5式。
涼にはしばし休んでもらおう。




