第70話:レベル100到達と恐怖の真実!〜俺の従魔『魔王』の隠しスキルが、この狂った世界の最悪な秘密を暴き出す〜
空気のドームの外にある深淵の闇は徐々に明るくなり始め、見通せない漆黒から、透き通るようなサファイアブルーへと変化していった。
サイラスが魔導コンソールの青銅のレバーのシーケンスを引くと、海賊弩級戦艦は海底に沿った航行を停止し、浮上を開始した。
水を押しのける轟音と白い泡と共に、巨大な黒い戦艦は海面を突き破り、星空の下の穏やかな波の上に滑らかに落ち着いた。
彼らは水中で数百マイルを移動し、瀑布の島と怒り狂う海軍の大艦隊を、追いつけない距離にまで引き離したのだ。
レオンは船首に立ち、夜風に毛皮をなびかせていた。彼は深呼吸をし、ようやく戦闘の緊張が肩から解けていくのを感じた。
「安全な海域に入ったぞ、船長」
サイラスが足を引きずりながら彼に近づき、報告した。フクロウのサイバネティック・アイは静かにブーンと音を立て、何もない地平線をスキャンしている。「半径50マイル以内に海軍の気配はない。俺たちは文字通り追跡不可能だ」
レオンは振り返り、自分の船のメインデッキを見た。
数分前まで弓の弦のように張り詰めていた彼の怪物的な軍隊も、ようやくリラックスしつつあった。
「素晴らしい仕事だ、サイラス」
レオンは言い、広く、心からの笑顔が彼の犬の鼻面を伸ばした。
「奴らの鼻先を見事にすり抜けたな。ルキウスを解放し、最終戦争に向けた強力な同盟者を得た。おまけに船も無傷だ。寝る前にアルコールをあおる資格は十分にあるだろう!」
レオンは声を張り上げた。彼の遺産の権威が、甲板全体に暖かく、活気に満ちて響き渡る。
「錨を下ろせ! オーク、海へ入れ! 一番太った魚を獲ってこい! ドワーフ、ラム酒の樽の栓を開けろ!」
純粋な喜びの咆哮が巨獣たちから噴出した。
三体の深淵のオークは勢いよく手すりを飛び越え、巨大な水しぶきを上げて海へ飛び込んだ。10分も経たないうちに、彼らは巨大なキング・クラーケンと、十数匹の巨大な装甲メカジキを甲板に引き上げた。
アナベルは二度言われる必要はなかった。
手首を素早く振ると、彼女の短剣は焼けるような真紅の炎で発火した。暗殺者は空中で肉の巨大な塊を切り分け、グリルし、ローストと海塩のたまらない香りで船を満たした。
その間、ポールと巨大な双子ドワーフは樽の蓋を叩き割り、バケツほどの大きさの木製ジョッキを回し始めた。
甲板は巨大で混沌とした野外の居酒屋へと変貌した。
ポールは木箱の上に飛び乗り、琥珀色のラム酒がなみなみと注がれたジョッキを掲げ、クルーたちを見下ろした。
「俺たちの新しい同盟者、ルキウスに!」
激しい歓喜に黄色い目を輝かせながら、猫の戦士が乾杯の音頭をとった。
「そして、海軍からの逃走に! 俺たちは無傷で、あのクソったれな大艦隊を出し抜いたんだ!」
「同盟と、開かれた海に!」
レオンは仲間のジョッキに力強く自分のジョッキをぶつけながら同調した。
クルーは盛大に祝った。
鉄茨のベヒーモスは喉の奥で笑い、キング・トリトンの電撃の三叉槍に自分の斧をカチンとぶつけた。
十体の始祖の火山蜂はマストのロープの周りを嬉しそうに飛び回り、一方、マストドン級の悪魔の鴉とアリックは、舵輪の近くで静かでスペクトルな乾杯を交わしていた。
しかし、視覚的にシーンを支配していたのは三体の『魔王』だった。
最終進化を遂げた彼らのプロポーションは、恐ろしく、底知れないものになっていた。
身長は驚異の18メートルに達し、その純粋な体積は巨大なドラゴンをも凌駕していた。
威圧的なオニキスの角と、黒い火の力強い翼を持つ、純粋な黒檀の肌の山。
しかし、その黙示録的な外見と計り知れないサイズにもかかわらず、彼らは甲板に静かに座り、巨大なクラーケンの触手をむしゃむしゃと食べていた。レオンの絶対的な指揮の下、完全に大人しかった。
宴は夜更けまで続き、彼らの笑い声は波の穏やかな音と入り混じった。
やがて、一日中蓄積された重い疲労が彼らを襲った。
巨大な獣たちは次々と木の板の上に丸くなり、彼らのいびきが船体を揺らした。
ポールとアナベルは「おやすみ」を告げ、ハンモックに倒れ込むために下の甲板へと引き下がり、レオンは消えゆく残り火のそばに一人残された。
船長は筋肉質な腕を伸ばした。
しかし、彼の思考は停止することを拒否した。
瀑布の島の広場のカオスの中では、クリスタルのカタコンベから蘇らせたあの三体の小さな悪魔(今や18メートルのタイタンとなって立っている)の能力を確認する時間がなかった。
力の絆を通じて、レオンは部下たちの正確な数値を知ることはできなかったが、彼らのレベルと能力を明確に知覚することはできた。そして、それで十分だった。
「お前らデカブツが何をやれるか、見てみようか」
レオンは独り言を呟いた。
精神的な命令と共に、彼はお馴染みの青いホログラムインターフェースを呼び出した。
彼はカンストした自分自身のデータをスクロールし、メインマストの近くで安らかに眠っている三体の漆黒の巨像に焦点を当て、クルー名簿を開いた。
【 従属ユニットステータス 】
名前:魔王(x3)
レベル:100 (MAX)
・スキル1:【黒魔術】―― 深淵の破壊エネルギーを凝縮し、広範囲を消滅させる。
レオンは満足げに頷いた。「黒魔術……まさに重砲だな。海中の老賢者たちが言っていた通りだ」
しかし、二つ目の能力を読むために下にスクロールした時、彼の目は大きく見開かれた。
青く光る文字が、血管の血を凍らせるようだった。
・スキル2:【生命力の収穫】―― 殺害した人間の生命力を吸収し、契約の主へと転送して不老不死の糧とする。
レオンは息を止めた。彼は説明をもう一度読んだ。そして、さらにもう一度。
この能力は、彼らを指揮する者にエネルギーを転送するのだ。
今のところ、恩恵を受けているのは彼だった。しかしレオンは、この世界における彼らの過去に隠された、恐ろしい真実を即座に理解した。
ラム酒のジョッキが彼の手から滑り落ち、木の甲板に鈍い音を立てて落ちた。
その音は、操舵輪の近くでまだ起きて、機械の腕の小さな真鍮の歯車を調整していたサイラスの注意を引いた。
フクロウは見上げ、レオンの石化した表情に気づいた。
「レオン? どうしたんだ?」
サイラスは足を引きずりながら彼の方へ急いだ。
レオンは一言も発さなかった。彼は単にホログラムのインターフェースの角度を変え、魔導機関のフクロウがそれを読めるようにした。
サイラスのサイバネティック・アイは、光る青いテキストをスキャンしながら猛烈にブーンと音を立てた。
彼の頭脳がその単一のスキルの恐ろしい意味を処理するにつれて、金属的なハム音はより大きく、より速くなった。
フクロウの獣人は一歩後ずさりし、その生身の目は純粋な混じりけのない恐怖に見開かれた。
「星々にかけて……」
サイラスは囁いた。彼の金属的な声は震えていた。
「サイラス……これはいったいどういうことだ?」
レオンは低く、暗い唸り声で尋ねた。
フクロウはゆっくりと首を横に振り、彼の輝かしい頭脳は、海底都市ですでに推測していたことと、この生々しい真実を結びつけた。
「レオン……俺があそこで計算した通り、この世界のオリジナルの人間たちは生き残るために変異したわけじゃなかった。だが、偶然に姿を消したわけでもない。彼らは『収穫』されたんだ」
サイラスは震える羽毛の指を画面に向けた。
「魔王が自らの自由意志で行動したことなど、一度もなかったんだ! これらのモンスターは、人間を根絶やしにし、その生命力を吸収し、それを別の誰かに送って永遠の命を保証するため『だけ』に作られたんだ。もっと遥かに上位にいる誰か、あるいは何者かが、個人的な収穫のための鎌として奴らを使っているんだ」
アリックの霜よりも冷たい、身の凍るような沈黙が甲板に降りた。
レオンはゆっくりとインターフェースを閉じた。
彼は、起源の航路の果てに向かって伸びる暗く果てしない海を見渡した。
真実の玉座で彼らを待っている存在は、手出しできない神でも、不可解な計画を持つ神聖な実体でもなかった。
それは、ただのクソみたいな寄生虫だった。
神を気取ろうとする哀れな試みの中で、一つの種全体をむさぼり食った、死に怯える惨めな暴君だ。
レオンの犬歯が剥き出しになり、無言の殺意に満ちた唸り声が漏れた。
最終戦争はもはや、故郷へ帰ることや疑問の答えを見つけることだけが目的ではなくなっていた。
それは、あの偽物の神を台座から引きずり下ろし、墓穴に叩き落とすための戦いとなったのだ。
【 キャプテン総合ステータス 】
名前:レオン クラス:海賊王 | レベル:100 (MAX)
HP:1300 / 1300
攻撃力 (ATK):1000
防御力 (DEF):865
速度 (SPD):1245
運 (LUCK):200(最大上限、7つの海の指輪により倍増)
絆/シナジー (BOND):100(異常ステータス MAX)
支配 (DOM):100(異常ステータス MAX)
残りステータスポイント:90
【 アクティブ・パッシブスキル 】
天空の支配 (パッシブ): 掴んだ対象の重量、重力、慣性を無効化するマナの円盤を作成。無限の飛行が可能。
野生の疾走 (パッシブ): 永続的に基本速度+100%。生きた稲妻のように動く。
犬の噛みつき (パッシブ): 永続的に噛みつきの威力と貫通力+100%(野獣の指輪により4倍)。
必殺の射手 (パッシブ): 投擲武器の基本ダメージ+100%。
不朽の肉体 (パッシブ): 毒、猛毒、胞子、病気、状態異常に対する絶対的かつ永続的な免疫。
海賊王の鼓動 (アクティブ): クルー全員のステータスを150%増加させる。
捕食者の本能 (アクティブ): 一時的に攻撃力(ATK)を25%増加させる。
船長の絶対権限 (パッシブ): 支配的なオーラが絶対的な重力と精神的圧力を及ぼす。知覚を持つ精神を打ち砕き、服従させる。
【 特殊装備 】
永遠の火山石
暗黒の短剣&伝説の盾
7つの海の指輪
野獣の指輪
EXPプラスの印
【 クルーステータス 】
最大容量:37 / 36 - 上限超過
天空のドラゴン - レベル: 100 (MAX)
地獄の熾天使 - レベル: 100 (MAX)
アリック (霊体の副船長) - レベル: 100 (MAX)
キング・トリトン - レベル: 100 (MAX)
ポール (精鋭戦士) - レベル: 100 (MAX)
アナベル (冥界の暗殺者) - レベル: 100 (MAX)
霊霧の覇王 - レベル: 100 (MAX)
原初の火山ヒドラ - レベル: 100 (MAX)
魔王(x3) - レベル: 100 (MAX)
始祖の火山蜂 (x10) - レベル: 100 (MAX)
鉄茨のベヒーモス - レベル: 100 (MAX)
マストドン捕食キノコ (x2) - レベル: 100 (MAX)
悪魔のグール (x3) - レベル: 100 (MAX)
影を刈る鴉 - レベル: 100 (MAX)
深淵のオーク (x3) - レベル: 100 (MAX)
巨大な双子ドワーフ (x2) - レベル: 100 (MAX)
装甲ガニ (x4) - レベル: 100 (MAX)
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