第69話:【竜使い】が『竜の君主』へ大進化!〜伝説のドラゴン12頭をテイムして、大将たちの包囲網を海底へブチ破る〜
「ついてこい」
レオンは天空のドラゴンの巨大な首のクリスタルの鱗を軽く撫でるだけで、命令を下した。
荘厳な獣は星の光の翼を広げ、真っ直ぐ上を目指し、瀑布の島を覆う雲の層を超音速で突き抜けた。
ルキウスは船長の意図を完全には理解していなかったが、マウンテンドラゴンの脇腹を強く挟み、ウォーターフォール・クレスト・ドラゴンと共に後を追った。
彼らが大気の上層部を突き抜けた時、目の前に広がったパノラマにルキウスは息を呑んだ。
空気が凍りつくほど薄いその高度には、何十本もの巨大なチタンケーブルが逆流の滝の浮遊岩にまだ固定されていた。
その巨大な金属の鎖に囚われ、10頭の超希少なドラゴンたちが方向感覚を失い、怒り狂いながら旋回していたのだ。彼らは暴君が何十年もかけて集めた伝説の獲物だった。
「あいつらに手を貸してやろうぜ」
レオンは唸った。
天空のドラゴンの背から跳躍した船長は、【空の支配】の能力を使って何もない空を走った。
彼の怪物的なパッシブスキル【犬の噛みつき】を呼び起こし、【野獣の指輪】によって計り知れないほど増幅されたレオンは、顎を大きく開いた。
システムによってダイヤモンドを超える硬度を与えられた彼の犬歯が、爬虫類たちを固定している巨大なチタンのリングに噛み付く。
純粋で破壊的な腕力だけで、レオンは引き裂けないはずの金属を噛み砕き、まるで乾いた木のようにへし折っていった。
ルキウスも負けてはいなかった。ドラゴンの鞍に乗って飛び回りながら、彼は巨大な両手用の鋼のハンマーを振り上げ、地震のような一撃を放ち、残りの南京錠や鎖を火花のシャワーと共に打ち砕いた。
自由になると、10頭の翼のある巨獣たちは宙を舞い、混乱し、誇り高く、近づく者すべてを攻撃する準備を整えた。
「俺のステータスについて話したことを覚えてるか、ルキウス?」
レオンは風にレザーコートをはためかせながら、天空のドラゴンの背に身軽に着地して言った。
「俺の200ポイントの『運』は、カードで勝つためだけにあるんじゃない。システムのクソみたいなルールを曲げ、周囲の世界全体の確率を強制する力だ。前回お前がテイムしようとした時、俺はお前の隣にいなかった」
レオンは反抗的な群れを爪で指差した。
「オーラを広げろ。今すぐあいつらを勧誘するんだ。全部な」
ルキウスは強く生唾を飲み込み、船長を見て、それからマストドン級の翼のある獣たちを見た。
彼は目を閉じ、深呼吸をして、彼の『ドラゴン親和性 100』をエーテル空間へと解き放った。
何ヶ月もの間、失敗とエラーしか返してこなかったルキウスの青いインターフェースが、突如として途切れることのない黄金のシンフォニーを奏でて爆発した。
【 ストーム・ドラゴン (Lv. 85) を勧誘しました。 】
【 ヴォルカニック・アッシュ・ドラゴン (Lv. 88) を勧誘しました。 】
【 アビサル・ファントム・ドラゴン (Lv. 90) を勧誘しました。 】
【 ヴェノマス・スワンプ・ドラゴン (Lv. 87) を勧誘しました。 】
【 セレスティアル・サンダー・ドラゴン (Lv. 92) を勧誘しました。 】
【 グレイシャル・ピーク・ドラゴン (Lv. 89) を勧誘しました。 】
【 マグネティック・アイアン・ドラゴン (Lv. 91) を勧誘しました。 】
【 ソーラー・フレア・ドラゴン (Lv. 93) を勧誘しました。 】
【 ディープ・アース・ドラゴン (Lv. 86) を勧誘しました。 】
【 イミュニティ・ドラゴン (Lv. 95) を勧誘しました。 】
咆哮が同調して響き渡り、空を揺るがした。
コロッサルなスケールの10頭のドラゴンは混沌とした飛行を中断し、ルキウスの後ろに完璧な楔形の陣形を組み、絶対的な服従の証として装甲に覆われた鼻面を下げた。
【 最大指揮制限に達しました (12/12 ドラゴン)。要件を満たしました。 】
【 クラス進化:竜使い(ドラゴン・テイマー)が進化 -> 竜の君主 】
【 パッシブスキル強化:従属するすべての竜族の戦闘ステータスに、永続的な+200%のボーナスを付与します。 】
【 新しいアクティブスキルをアンロック:【竜の融合】。使用者が従属するドラゴンと融合し、至高の人型ドラゴンを生み出すことを可能にします。 】
黄金の衝撃波がルキウスを包み込み、彼の目を誇り高く威厳に満ちた光で輝かせた。
彼は巨大なハンマーの柄を握りしめ、12頭の翼のある厄災との生物学的な絆が魂に直接脈打つのを感じた。彼は七つの海で最も手出しできない航空艦隊と、信じられないような新しい戦闘能力をたった今手に入れたのだ。
彼は驚きと共にレオンを振り返った。
「あいつら……微塵の抵抗も見せずに、全員受け入れた。これはお前のおかげだ、レオン。お前がここにいなければ、絶対に成功しなかった」
レオンは牙を見せて微笑んだ。
その直後、下から鈍く、凄まじい音が響き、彼らの注意を引いた。
彼らの眼下で、瀑布の島は炎と破壊の地獄と化していた。王宮広場は、レオンのクルーの総攻撃によって文字通り更地にされていた。
遠くで世界海軍の警告サイレンがすでに鳴り響いている。近くの港からは狼煙が上がり、援軍の戦艦と大将たちが、この前代未聞の攻撃に対応するために集結しつつあった。
「俺たちはたった今、都市を破壊し、奴らの王を殺したんだ」
レオンは下のカオスを見下ろしながら、戦術的な冷酷さで状況を分析した。「お祝いをしている暇はない。海軍の大艦隊がすぐにここへやってくる。俺たちの同盟がどれほど強力でも、今ここで消耗戦に巻き込まれるのは愚かだ」
レオンはルキウスを見た。彼は今、新しく止まらない12頭の獣の軍隊の真ん中で誇らしく浮かんでいた。
「俺たちの道はここから一旦別れるぞ、ルキウス」海賊王は言った。
「お前にはお前の艦隊がある。お前は自由だ。雲の上を飛び、海軍が島を完全に包囲する前に姿を消せ」
ルキウスは頷き、その表情は感謝と鉄の決意で固まっていた。「お前はどうするんだ、レオン? 何をするつもりだ?」
レオンは天空のドラゴンを操り、クリスタルのドラゴンの鼻面を果てしない地平線へ向けた。
「いつも通りさ。奴らに追わせる。だが、俺たちの本当の目的地がどこかは、二人とも分かってるはずだ」
船長は三角帽子を直し、燃えるような約束に満ちた眼差しで、転生した仲間をじっと見つめた。
「起源の航路の果てで会おう、ルキウス。玉座の島でな。あいつら全員を絶対にレベル100にするんだぞ」
ルキウスは巨大なハンマーを掲げ、武術の敬礼をした。「必ずやるさ。玉座の島へ、船長」
力強い、一斉の羽ばたきと共に、ドラゴンの群れは飛び立った。
ルキウスは飛び去り、新しく得た空の領土で捕まらない無敵の存在として、足早に高い雲の中へと消えていった。
一秒も無駄にすることなく、レオンは急降下し、空を切り裂きながら魔導海賊弩級戦艦が待つ湾へと舞い降りた。
数分後、船長は黒い木製の甲板に重々しく着地した。
彼の周りでは、キング・トリトンから巨大なヒドラまで、コロッサルの軍隊全体が整列し、出航の準備を整えていた。
煙突からは濃い煙が立ち上り、サイラスがすでに魔導エンジンを最大回転数まで押し上げている証拠だった。
「船長! サイラスのレーダーが、東から少なくとも20隻の海軍の船が接近しているのを感知しました!」
ポールがサーベルを抜いたまま、バルコニーから叫んだ。
アナベルが彼の横に着地し、鱗に覆われたドラゴンの翼を折りたたんだ。「完全に包囲されたわ! ご命令は?」
レオンは甲板を大股で歩き、操舵輪に近づいた。そこではアリックが、凍てつく霧の手をコントロールに乗せたまま無表情で彼を待っていた。
船長は水平線に現れた、砲撃準備を整える敵の戦艦を見つめた。
「命令は、奴らを狂わせることだ」レオンは猛禽類のような笑みを浮かべて唸った。
「アリック、サイラス! ハッチを塞げ! 空気のドームと深淵スラスターを起動しろ! 潜るぞ!」
弩級戦艦が咆哮した。
フクロウのエンジニアリング・コマンドの下、エネルギーと空気の完璧なドームが甲板を包み込む。潜水スラスターが恐るべき電磁サージと共に起動した。
海軍の艦隊が一発の砲弾を撃つよりも早く、巨大な黒い船は船首を海底へと向け、海面下へ突っ込み、完全に視界から姿を消した。
水面に向かって盲目的に大砲を撃つ敵を残し、レオンの戦艦は暗い深淵へと滑り込み、起源の航路の終点へ向けて真っ直ぐに、目に見えぬまま進んでいった。
真実を求める狩りは、最終局面に突入したのだ。
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