47話 激戦、OD04エリア
『桜華乱舞』作戦6日目、夕方、小田原、OD04エリア某ビル屋上――。
神奈川西部方面へ派遣されて2日目。周辺を一望できるビルの屋上に配置されたCチームは、Bランク魔塊獣の大群に囲まれつつあった。
「ゾロゾロ出てきてるんだけど! どうすんのコレ!?」
「魔塊獣が3方からBチームの方へ向かってる。私の虚空貫槍の射撃速度じゃ間に合わない!」
ミレイユさんがクロスボウの魔法矢を再装填しながら吐き捨てるように叫び、シルヴァさんがHMDを頭の上に上げて周囲を確認し、言い放つ。
「これ、キリがないよ!」
「移動できるくらいには回復したはずだけど……」
ラティーナはBチームの退路を確保すべく弓を連射し、Bチームの負傷した魔法少女へ回復弾を撃ち込んだエルフィーネさんは、不安そうに呟く。
どうしてこんな状況になっているのか――それは、少し前に遡る。
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『桜華乱舞』作戦6日目、午後、小田原、OD04エリア某所――。
三浦半島の討伐を終え、休む間もなく神奈川西部方面へ派遣されたCチームだったが、A・Bチームのメンバーが変わっただけで、やることは今までと同じ繰り返しだった。
つまり、Aチームがキルゾーンへ誘引・誘導してきた魔塊獣をBチームが拘束し、A・B・Cチームでタコ殴りにする、あの流れだ。
Cチームは引率(?)のレニーさんを含め、以前と同じ6人。
Aチームは航空機動部の7人、Bチームは特殊作戦部の7人と、Y08ベースの時より半分以下の人数になったが、戦闘力は同等以上だと言われていた……が、それは完全に嘘だった。
航空機動部・特殊作戦部のA・Bチームの戦闘力は、Y08ベースのA・Bチームより格段に上だ。
誘引途中でのAチームの攻撃は確実にBランク魔塊獣にダメージを与え、魔塊獣がキルゾーンに入った時には、Cチームが1発撃つか撃たないかという間に討伐が終わってしまうという、下手をすればA・Bチームだけで十分なんじゃないかという状況。
その討伐ペースは驚異的で、昨日は1日で9か所、42匹のBランク魔塊獣の討伐に成功していた。
移動は他の航空機動部の人も手伝ってくれたので余裕だったし、何よりほとんど魔力も弾薬も消費せずに戦闘が終了するという、ほぼ観戦モード。
全然役に立っている気がしなくて、休息時間にA・Bチームの魔法少女に聞いてみたら、「討伐時間が早くなったよ」と喜んでくれていた。お世辞かもしれないけど。
そして今朝。小田原方面に移動したんだけど、何やら雲行きが怪しくなってくる……。
「魔塊獣の位置が、かなり変わっているらしいの。この周囲にいた魔塊獣が消えてるんだって。今日は慎重にいくから、一旦ビルの上で待機していて」
数時間おきに作戦領域の偵察をしているはずなのに確認できないということは、魔塊獣達が短期間で長距離を移動したということだ。
レニーさんの指示で、当初の予定を一旦放棄。
周囲で一番高い、70mほどのビルの屋上へ運ばれ、他の航空機動部の魔法少女と一緒に偵察に出るレニーさんを見送る。
いつもは5人バラバラに別の場所に配置されるから、偵察が終われば移動するんだと思うけど、下では特殊作戦部の魔法少女達が当初予定されていたキルゾーンに野戦築城しているので、一応Cチームもこのビルでの狙撃ポイントを確認しておく。
Bチームはせっせと野戦築城しているけど、狙撃ポイントの確認を済ませたCチームは何もすることがないのでダラけムード。
自分のポジションに座って、偵察チームの位置を確認しようとマギリングでマップを開いたのだが……おかしい。偵察チームがマップに表示されていない。
「ねえ、偵察チームがマップに表示されないんだけど? みんなはどう?」
Cチームのみんなに確認すると、ベースとのデータリンクが切れていることが判明。
基本的にデータリンクはベースの影響圏内で維持されるが、マナ通信機と違い、隣接エリアにマギリングを装備した魔法少女がいれば短距離データリンクの中継点となり、ベースの影響圏外でもデータリンクが維持される。
今回は、魔法少女を中継点となるエリアに配置することで、ベースの影響圏から離れた小田原までデータリンクを維持していた。
データリンクが切れたということは、今いるエリアに隣接するエリアに、千桜の魔法少女が1人も存在しないということになる。
Cチーム全員が同じ状況なので、マギリングの故障はあり得ないと判断――これ、ヤバいだろ。Cチームのリーダーであるレニーさんが不在なので、勝手にやらせてもらうことにする。
こういう時に役職がどうとか気にして動かないと、マジで取り返しつかなくなるんだよね。
『Bチームへ、こちらCチームのリリナ。データリンクが切断され、Aチームの動向が不明です。周囲を警戒してください。Bチームに何か情報は入っていますか? オーバー』
ビルの上からBチームを眺めつつ近距離通信機能を使うと、Bチームが野戦築城の手を止め、自分たちのマギリングを確認しているのが見え――。
ドォオオン!!!!
爆撃でも受けたかのようにキルゾーンの交差点の中心が爆発し、轟音と共に周囲へ破片を撒き散らし、砂煙が立ち上る。
「どうなってんの!?」
「なに!?」
Cチーム全員がキルゾーンだった交差点を注視する中、ヒュンッという音が聞こえたと思ったら、もう一度爆発音! さらに大きな破片が撒き散らされる。
それを皮切りに、ヒュンヒュンッという飛翔音が続き、キルゾーン周辺が連続で爆発。あっという間に周辺の建物が瓦礫の山へと変わっていく。立ち上る砂塵で、Bチームがどうなったのか確認できないが、無事ではすまないだろう。
どこから来るのだろうと周囲を見渡すが、5~6発ほどで砲撃(?)が終わったため、視覚による情報は皆無でよく分からない。
ただ、建物の倒壊具合から考えると、多分、キルゾーンである交差点を挟んで向こう側のどこかだろうと思って『フォーサイト』を発動……だが、見ているそばから深黒の煙を纏ったBランク魔塊獣の群れが近づいてくる!
「みんな! 南、キルゾーンの向こう側から魔塊獣の群れが来てる!」
大声でCチームのみんなに叫び、狙撃の準備をさせると、無事かどうか分からないがBチームにも警告する。
『Bチームへ、こちらCチームのリリナ。南から魔塊獣の群れが接近中。多分、5~6匹。動けるなら、今すぐ撤退しろ! オーバー!』
まだ収まりきっていない砂塵の中、動く影が見える。
よかった! まだBチームは生きているようだ! だが、7人いたはずのBチームで、見えるのは3人。しかも1人は負傷しているようだ。
『とりあえずコッチへ……』
そこまで言ったところで、Bランク魔塊獣の群れが、ビルの下をBチームの方へ走っていくのが見えた!?
『いや、ダメだ、西へ……』
さらに西から、東から……そこらじゅうから魔塊獣の群れが現れ、Bチームの方へと向かっていく。
「みんな、Bチームを援護して!」
周囲の状況を確認しながら、CチームにBチームの生き残りの援護を依頼――。
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――そして冒頭に戻る。
「ゾロゾロ出てきてるんだけど! どうすんのコレ!?」
そこらじゅうからBチームの方へ向かっていく魔塊獣の群れに、ミレイユさんが叫び声を上げる。
「魔塊獣が四方からBチームの方へ向かってる。私の虚空貫槍の射撃速度じゃ間に合わない!」
シルヴァさんが周囲を確認しながら叫ぶ。
A・Bチームの攻撃が無い状況。5人だけで倒せるBランク魔塊獣には限度がある。パッと見ただけでも、Cチームだけで何とかなる数じゃない。
「これ、キリがないよ!」
Bチームの方へ向かう魔塊獣の群れへ弓を連射しながら、ラティーナが叫ぶ。
「移動できるくらいには回復したはずだけど……」
Bチームの負傷者へ回復弾を撃ったエルフィーネさんが、不安そうに呟く。
Bチームの負傷者を含めた3人は南方から来る魔塊獣の群れを攻撃し、逃げ出すそぶりはない。このままだと、シルヴァさんの言う通り、包囲されて終了だ。
マップを見ると、そこらじゅうから魔塊獣がBチームの方へ向かっている。
パニックになるのは絶対にマズい。
Bチームの生き残りの3人は今すぐ逃がす。Cチームは……このままやり過ごして援軍を待つか……。
素早く対応を考える。ベストじゃなくても、今考えつく限りベターだと思える方針。リレッタとの狩りを思い出す。
『Bチームへ、こちらCチームのリリナ。上だ、今すぐ建物の屋根を伝って逃げろ! 民家の屋根じゃ連中の自重を支えられない。なるべく民家の屋根を伝って逃げろ! これは命令だ! 繰り返す、これは命令だ! 今すぐ逃げろ! オーバー!』
短距離通信で大声を張り上げる。
こういう混乱した時は、声の大きい者の断定口調に従っちゃう傾向があるんだよね。
『命令』は、訓練された特殊作戦部の魔法少女なら従うかもと思ったから適当に言っただけ。そんな権限ないし。
『りょ、了解……オーバー』
『了解……オーバー』
『了……解。オーバー……』
1人が腕を失った魔法少女を抱えながら、ジャンプしてビルの上へ登っていく。
さすが精鋭魔法少女だけあって、かなり強化されているようで、リレッタ以上の身体能力で危なげなく逃げていく。
頼むぞ、魔咆哮だけはやめてくれよ。今、この数の魔塊獣から一斉に魔咆哮を食らったら、防御魔法を使っていてもBチームが危ない……。
『いいぞ! CチームはBチームを追撃する魔塊獣だけを狙い撃ちにしろ! なに、ざっと見ただけで3、40匹程度だ。昨日1日分の討伐数より少ないんだから問題ない! いつも通り落ち着いて自分の仕事をこなせ!』
全部ウソだ。ざっと見ただけで何匹いるかなんて分かるわけない!
でも、こうやって具体的な数値にしてやると、意外に安心するもんなんだよね。そして、いつものルーチンワークだと思えば、浮ついていた気持ちも落ち着いてくる。
パニクったらできないことも、落ち着いてやれば意外に何とかなるもんだ。
後でいくら疑われても、今だけ信じさせればいい。信じさせる秘訣は、全く自信なんかなくても、自信タップリに言うことだ。
わたしも地獄の殺戮者で、3人に追いすがる魔塊獣達を射撃する。とどめを刺すことより、足止めが目的だ。
幸い、魔塊獣はBチームの3人を追うことに夢中で、魔咆哮を放つ気配はなく、目論見通り、CチームはBチームを追って屋根の上に登る魔塊獣を狙い撃ちにし、討伐はできずとも追撃を阻むことに成功している。
『Bチームへ。追撃する魔塊獣はCチームが足止めする。焦らずに急いで逃げろ。データリンクが切れてるから、ベース方面にも魔塊獣がいる可能性が高い。適当に高いビルへ上って、援軍の到着まで隠れていろ。オーバー!』
『了解した、Bチーム、マイアだ。感謝する、幸運を! アウト』
『了解、Bチーム、レアだ。感謝する、幸運を! アウト』
『了解だ、Bチーム、アデルだ。感謝する。幸運を! アウト』
かなりのスピードでビルからビルへとジャンプしながら遠ざかっていく。
「Cチームは射撃終了。このビルに隠れて魔塊獣をやり過ごすぞ」
あの砲撃(?)をこのビルにされたら、逃げる間もなく死にそうだ……。
援護のためにバンバン撃っていたので、ここに目を付けられる可能性がある。Bチームの離脱を確認した後、すぐに射撃をやめさせる。
さて、大丈夫だろうか……。
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下でウロウロしている魔塊獣達に見つからないように、腹ばいになって視界が通るビルの縁に集まった。一番の新入りなのに偉そうに命令してしまったので、ちょっとバツが悪い。
「出すぎた真似をして、すいません……」
全然反省なんかしてないけど、一応謝っておく。
「いや、助かったよ。リリナのおかげで少し落ち着いたわ。あたし、ビビっちゃってたからさぁ……」
ミレイユさんが頭を掻きながらお礼を言ってくれる。
「わたしパニックになっちゃってたから、リリナのおかげで助かったわ。リリナがいなかったら、Bチームの人達も逃げなかっただろうし……本当にありがと」
「うん、助かった。四方八方からゾロゾロ魔塊獣が出てきたときには、私も焦ったからね。リリナの言葉で落ち着いた」
エルフィーネさんも、シルヴァさんも、気分を害していなくて良かった。
「うん、ボクも、ちょっとビックリしちゃってたから助かったよ! さすがボクのリリナちゃんだね!」
お前のじゃねーよ!
さすがラティーナ。こんな時でもブレない!
とりあえず、「新人のくせに出しゃばりやがって」とか言われなくてよかった。何もしなかったくせに後から文句言う人って結構いるからね。
「命令し慣れてる感じだったけど、この後もリリナに任せていいかな? 私はバラバラに動くより、リリナの指示で動いた方が良いと思うんだけど、みんなはどう思う?」
シルヴァさんの言葉に、みんなが肯く。
確かに誰かが指揮を執った方が良いんだろうけど……正直に言うと嫌だ。
さっきはBチームの3人が死にそうだったから思わずやっちゃったけど、せっかくそういうのから解放されて清々してたので、できれば遠慮したいところ。
「ゴメン。わたしは、ちょっとムリかな……」
悪いが、他人の命なんか背負いたくない!
責任ある立場とか御免被る!
せっかく黒い男との『契約』で色々解放されたと思ってたのに、そんなもんしょい込みたくない!
「なあ、リリナ。別に死んだって、あたしは文句言わないよ。リリナに任せるのが一番生き残る確率が高いって思うから頼んでるんだ。まあ死んだら文句なんか言えないけどさ!」
ミレイユさんが、そう言ってニヤリと笑う。
「わたしも、一番生き残れそうなのはリリナが指揮することだと思う。多分、この中だとリリナが一番適任だと思うの。リリナには面倒事を押し付けるみたいで悪いと思うけど……」
エルフィーネさんはそっと視線をそらす。
エルフィーネさんも、そういうしがらみのせいで魔法少女になったのかもしれない……。
「ボクは、リリナちゃんになら命を預けられるよ! だってリリナちゃんとボクは一心同体だもん!」
さすがラティーナ。どんな時でもブレずに、ニコニコしながら言い切る。
「『前』に色々あったんだろうってことは何となく分かるけど、リリナ真面目過ぎ」
シルヴァさんがニヤニヤ笑いを浮かべる。
「魔法少女なんかやってる連中なんて、どこで野垂れ死んでも誰も気にしないようなクズばっかりよ? リリナも分かってるでしょ? つまりこの中の誰が死のうが生きようが、リリナが責任感じる必要なんかまったくないってこと。クズが1匹消えるだけよ?」
シルヴァさんの自虐的な言葉に、みんな苦笑いしている。
「そんな訳で、せめて一番生き残る確率が高いトコに賭けさせてよ? ね、リリナ?」
そう言われてもなぁ……。
こんだけぶっちゃけ話されると、つまんない言い訳する方が失礼だよな……。
「シルヴァさんの言う通り、わたし、魔法少女なんかやってるクズだから、結構エグい指示出すよ? さっきだって、Bチームの3人は瓦礫の下の仲間を助けるために逃げずに戦ってたのを分かってて、仲間を見殺しにして逃げさせたんだ。そういうことができちゃうクズだけど、いい?」
あの時、Bチームの3人は瓦礫の下の仲間を助けるために、あの場に残って戦っていた。
そしておそらく、あの時すぐに瓦礫を掘り返して助ければ、瓦礫の下の魔法少女達は助かっていた。
だって、あの時、マップでまだ瓦礫の下で生きてるのを確認してたから……。
でも、仲間を見捨てさせた。
助けられるかもしれない魔法少女達より、確実に助けられる3人を選んで、瓦礫の下の魔法少女達を見殺しにしたのだ。
間違ってたとは思わない。
あのまま戦っていれば、瓦礫の下の魔法少女達を助ける前に3人とも魔塊獣に殺されていたと思うから。
だけど、良心が痛まないわけじゃない。
これが一番良い選択なんだ、みんなのためになるんだと自分に言い聞かせながら、自分なりに一生懸命生きてきたつもりだった……その挙句の果てが『魔法少女』とか笑えるわ。
「いいねぇ! サイコパスほど指導者に向いてるらしいけど、リリナは素質あるんじゃない?」
ミレイユさんが茶化すように笑う。
「本当にサイコパだったら、今頃、現界で左団扇だよ。こんな所で魔法少女なんかやってるってことは、まあ、察してね」
苦笑しながら肩をすくめると、まあ、他の連中も同じようなものだったんだろう。全員苦笑する。ラティーナも同じように苦笑してたのは、ちょっと意外だったが。
「大体分かった。でも、私は『こんな所で魔法少女なんかやってる』ようなクズだから、自分が生き残るために、嫌がるリリナに無理やり嫌な仕事押し付けちゃうんだよねー。ってことで、リリナ、よろしく!」
「あたしも『こんな所で魔法少女なんかやってる』クズだからね。まずは自分の命ってことで、リリナ頼むわ! あたしが生き延びられるようにしてくれよ!」
「ごめんね、リリナ。わたしも『こんな所で魔法少女なんかやってる』1人だから、リリナに押し付けちゃう! Cチーム全員、生きて帰ろうよ!」
「安心してリリナちゃん! 辛いことも悲しいことも全部ボクが忘れさせてあげるから! ベースに戻ったら、いっぱい幸せにしてあげるからね!」
ラティーナ、ブレねぇな、オイ!
ラティーナってマジでサイ……いや他人の悪口はやめよう。ブーメランになりそうだし!
ただ、これだけは断言できる。ラティーナは絶対『女』絡みで魔法少女になるハメになった。絶対間違いない!
「了解、了解。命令とかは嫌なんで、わたしは、わたしが最善だと思うことを『提案』するから。従うも従わないもみんなの自由で、ってことでいいかな?」
みんな肯いてくれる。
「よしっ! じゃあクズな魔法少女同士、頑張って全員生き延びましょうか!」
みんなが乾いた笑い声をあげる。
わたしも、まあ、ミアやリレッタ達ともう一度会いたいし、ちょっと頑張るか!
ブックマークとか、評価ポイントとか、感想とか、頂けると凄っごく嬉しくて、凄っごく励みになるの、是非是非お願いします!




