45話 誘導殲滅戦術
深夜、鏡界。Y08ベース管轄区周辺ビルの屋上――。
わたしは、キルゾーン(敵を誘導・拘束し、攻撃・殲滅するためのエリア)となる十字路を見下ろすビルの屋上に、バイポッドを装着した地獄の殺戮者を伏射姿勢で構え、準備万端の態勢でBランクの魔塊獣を待ち構えている。
Cチームの残り4人も、それぞれキルゾーンを見下ろせる別のビルの屋上に配置され、同じくBランクの魔塊獣を待ち構えているはずだ。
作戦は単純。Aチームが魔塊獣をキルゾーンまで誘導し、待ち構えているBチームが拘束。A・B両チームで集中攻撃し、Cチームはその援護を行う――いわゆる誘導殲滅戦術だ。
直接Bランクの魔塊獣と対峙するAチーム、Bチームはかなり危険だが、Cチームは拘束された標標的を撃つだけの簡単なお仕事で、リレッタやカーミラさん、セラさんは今回の選抜から外されたらしく(不安要素があるため)、わたしとしては安心して任務に専念できる状況。
近接戦闘は避ける方針で、Aチームは移動しながらの中距離攻撃が可能な魔法少女で構成され、Bチームは拘束・防御が得意な魔法少女と、火力の出る中距離攻撃が可能な魔法少女で構成されている。
Cチームは魔咆哮の深刻な影響を受けないギリギリの距離、キルゾーンまで200mほどの場所に配置されており、『フォーサイト』を使用しなくても当たるかなって距離。さらに航空機動部の魔法少女が空から周囲を偵察しているため奇襲の心配もない。
ちなみに、こうした上空からの偵察が可能なのは、今回の敵であるBランクの魔塊獣が、すべて遠距離攻撃能力を持たない同種だからで、通常はそう易々と空を飛び回ることはできないらしい。
魔法少女は、追尾機能のあるビームや光線、魔法の矢、銃弾などを普通に撃ってくるため、戦争時には現界の『高地優位(物理的な高さが戦術的・戦略的な優位性をもたらす)』という概念はほぼ通用しない。
防御魔法などがあっても、飛行中は地上からの集中砲火を受ければ長くは耐えられないため、航空機動部はベースから離れた地域への高速展開や偵察、追撃などに使われるとのこと。
今回はレニーさんの飛行能力を活かし、ここまで抱っこで運んでもらった。リレッタより断然快適! ピョンピョンじゃなくてスーッとした感じだからね!
レニーさんには、弾数が少ないことと、敵によっては魔力の消費が激しくなるかもしれないことを伝えたんだけど、『そのへんはCチームの役割に合わせて調整してあるから、敵が見えたら順番通り撃てば大丈夫』と言われたので、信じるしかない。
しかし、バラバラのビルに配置されてよかったわ。ラティーナと一緒よりは、1人の方が100倍気が楽だ……。
なんて思っていると、マギリングのマップに表示されている青い光点が、赤い4つの光点を引き連れてキルゾーンへと近づいてくる……結構早い。
『Cチームへ、こちらレニー。キルゾーンで敵を拘束後、各自射撃を開始せよ、オーバー』
『シルヴァ、了解。アウト』
『ミレイユ、了解。アウト』
『エルフィーネ、了解。アウト』
『ラティーナ、了解。アウト』
『リリナ、了解。アウト』
シルヴァは白銀のポニテの娘で、わたしの地獄の殺戮者くらいの大型銃を持っている。魔力弾を超高速で打ち出す超電磁砲らしい。そして銃口同軸スコープをHMDに表示する未来的照準システムを搭載している! 羨ましい!
ミレイユは赤茶のショートボブの娘。得物は大型クロスボウで、着弾後に爆発する矢とか、色々な種類の攻撃ができる強力な魔法の矢を装填できるらしい。そして専用スコープ付き! 羨ましい!
エルフィーネは金髪の王冠編みの娘。古風な装飾の施された魔法のマスケット銃で、弱点を可視化するマーキング弾、回復弾、散弾、拘束弾など、色々な種類の弾が撃てるらしい。セラさんの長距離タイプっぽい感じ。スコープなしのお仲間!
ラティーナは巨大なロングボウ。超精密射撃、曲射、ホーミング矢……そして魔法の弓攻撃の定番『アローレイン』っぽいのが使えるらしい!
あと、リレッタの言ってた『視界を共有できる使い魔』みたいなのを持ってるのってラティーナだった。黒い煙に包まれた鷹みたいなのを連れてた! 羨ましい!
戦闘音が近づいてきて――魔法少女達が視界に入る。
Aチームがさらに2チームに分かれて、片方のチームが攻撃中に、もう片方のチームが後退する、いわゆるバウンディング・オーバーウォッチとかリープフロッギングって言われるやつで魔塊獣をキルゾーンに誘導している……のだが、魔塊獣の移動速度が速すぎて、リレーしているような感じで、両チームともほとんど全力で走り続けている。
お世辞にも連携が上手く取れているとは言い難いバラバラな動きなんだけど、多分、個々の能力が高いから何とかなってるって感じ。
魔法少女じゃなければ絶対ムリな戦術だよなぁ……ああ、だから魔法少女にされたのか! と妙に納得する。
ゴールに走り込むように、Aチームがキルゾーンを走り抜けるのとほぼ同時に、4匹の魔塊獣がキルゾーンに入る!
わたしの担当は左から5匹目なんだけど、4匹しかいないので、4人が撃った後で1番強そうなのを撃つことになっている――。
『『『『ガアアアッ!?』』』』
仕掛けられていたトラップ魔法具に引っかかったようで、交差点の中央でAチームを追ってきた4匹の魔塊獣の足が止まる。
さらにBチームの拘束魔法だろう、様々な光を放つものが魔塊獣の四肢へと絡みつき、ギチギチと音を立てるように魔塊獣の動きが完全に止まる――同時に、各所から魔法の発動光が煌めき、A・Bチームからの一斉攻撃が始まった。
Cチームも、周囲のビルから4匹の魔塊獣へ向けて攻撃が飛んでいく。
シルヴァの超電磁砲は1撃で魔塊獣の頭を吹き飛ばし、ミレイユの光の矢は魔塊獣の頭部に当たると魔法光を発しながら爆発、大ダメージを与える。
エルフィーネの射撃は頭部へ命中すると、ここに当てろと言わんばかりに淡く光る。フォーサイトの弱点と同じ個所なので、弱点のマーキング弾というやつだろう。A・Bチームの攻撃がそこへと集中しはじめる。
ラティーナの巨大なロングボウから放たれた輝く矢が正確に魔塊獣の頭部へ命中、さらにもう次の矢を放っている!
一番ダメージが少なそうな左から3番目の魔塊獣を狙い、『フォーサイト』を発動。魔力消費もなく、光のラインはいつもの頭部ではなく、みぞおちの1点へ収束……。
いつもよりかなり小さい、点のような光だ。でも、あそこを撃てばいいんだって分かる。『フォーサイト』が導いているかのように力強く瞬いている1点へ……照準――発砲!
ガァァァァァーーーーーーン!
爆発音のような発砲音が響き渡り、左から3番目の魔塊獣の胸部に大穴が空き、ガクリと膝をつくとゆっくりと煙になって消えていく。
排莢しながら、やっぱり、あそこを撃てばよかったんだなと納得。多分、A・Bチームの頭部への攻撃で、すでに魔塊獣の防御力が落ちていたんだろう……ラティーナ以外の次攻撃がないので、勝手にやらせてもらうことにする――装填。
パッと見、シルヴァの撃った1番左の魔塊獣は、1発でヤれそう。数を減らした方がいいと判断し、照準……すぐに『フォーサイト』の光がみぞおちへと収束。照準、即・発砲!
ガァァァァァーーーーーーン!
1番左の魔塊獣の胸に大穴が空き、後ろに仰け反るように倒れながら黒煙になり消滅……排莢し、装填!
ラティーナがロングボウを速射して攻撃している1番右側の魔塊獣を覆っている黒煙はかなり薄くなっているので、このまま倒しきれるだろう。
『ガアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーッ!』
その時、まだ残っていた魔塊獣の1匹が叫び、脳を揺らすような魔力の波動を感じる。魔咆哮だ。
A・Bチームは防御魔法でガードしているから大丈夫だろうが、何のガードもなしで200mの距離で食らうと、物理的な被害はないものの結構くる……といっても射撃できないほどではない。
どうしよう? 魔力はほとんど減ってないし、弾薬もあと10発残ってる。もう1匹撃っちゃうか!?
魔咆哮の影響だろうか、ミレイユの攻撃が止まっているようなので、左から2匹目だった魔塊獣を狙う――もう黒煙は薄くなっており、案の定、『フォーサイト』の光はみぞおちへ収束。照準……発砲!
ガァァァァァーーーーーーン!
魔塊獣の胸に大穴が空き、そのまま地面へ倒れ込みながら煙になり消滅……。
排莢、マガジンを引き抜き、マガジンポーチから取り出した予備マガジンに交換し、装填……最後の1匹を見ると全員からタコ殴り状態で、ああ……見ているうちに煙になって消えたわ。
キルゾーン周辺で、歓声があがっているのが聞こえる。
何だかんだ、射撃してた時間は1分もない。完勝である!
Bチームが魔塊獣を完全に拘束していたのと、200mという短い距離のおかげで『フォーサイト』を使ったのにほとんど魔力を消費していない。Aチームの誘引と、Bチームの拘束に感謝である!
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次の標的の誘引ルートの策定や、周囲の警戒は航空機動部・特殊作戦部の魔法少女達がやってくれてるようなので、小休止中――。
キルゾーン周辺でダベっている魔法少女達を眺めながら、駄菓子屋で買った最後の飴を舐める。もっと買っておけばよかったわ。
レストランが24時間開いてるせいか、龍鳳学園ってコンビニみたいな店舗とか無いんだよね。ちょっとしたお菓子でも、複合アミューズメント校舎まで買いに行かなくちゃいけないので、そこら辺は面倒くさい。
向こうからレニーさんが飛んでくるのが見えた。
レニーさんは脚に装着するタイプの魔法具で飛行している。衣装は海賊っぽいけど、空を飛んでるから空賊かなぁ……あ、賊じゃないか、などと下らないことを考えていると、なんか困ったような顔をしている?
「リリナちゃん、ずいぶん頑張ってたみたいだけど……魔力は大丈夫?」
わたしの隣に着地すると、レニーさんが困ったような顔のまま聞いてきた。
魔力の使い過ぎで、すぐに『マナ結晶』を使わせろとか言われたら困るのかもしれない。高いらしいからな。
「大丈夫ですよ。敵が完全に拘束されていたのと、狙撃距離が近かったので魔力はほとんど消費していません」
「でも、3匹倒したのはリリナちゃんだし、結構な速度で連射してたでしょ?」
とどめを刺したのはわたしだけど、A・Bチームが拘束・攻撃してくれたおかげだしなぁ……。Cチームの他のメンバーとの比較なら、地獄の殺戮者のおかげだ。
超電磁砲は連射性能に問題がありそうだし、クロスボウとマスケット銃は再装填時間と照準時間の両方に難がありそう。ラティーナのロングボウは連発速度は速いけど、1発の威力は低め。
地獄の殺戮者は3発までは再装填にそれほど時間がかからないし、照準は『フォーサイト』とバイポットのおかげで安定してる。トータルで一番いい感じの性能だったってだけだろう……そう説明すると、レニーさんはさらに微妙な顔をする。
そして、わたしの肩に手を置いてから話し続ける。
「今回の作戦はスピードが重要だから、リリナちゃんが頑張ってくれて凄く助かるんだけど……最初から飛ばしてるとバテちゃうよ? 肩の力抜いていこう」
うーん、『新入社員が張り切り過ぎて残業しまくってる』みたいに見られてしまったのだろうか?
そんなつもりはないんだけど……ん? 新人のわたしは知らないが、強制任務では何か暗黙の了解みたいな『取り決め』があるのか?
そこまで考えて、ちょっと不安になる。もしかして、先輩方が活躍する機会を奪ってた!?
わざわざレニーさんが来たってことは、何かありそうな気がする……うーん、恨まれる前に自重するか。
「分かりました。そうですね、少し自重します。レニーさん、ありがとうございます!」
「うん。他のメンバーもみんな優秀だから、1人で頑張りすぎることはないからね」
やっぱり、レニーさんは他の先輩方に睨まれる前に警告しに来てくれたようだ。
こういうことは誰かが教えないと分からないからね。どの業界でも、ある程度の『お話合い』は必要だよね!
自分の分担以外は先輩方にまかせる方向で動くことにしよう。討伐した分、報酬が上がる歩合制だったらちょっと迷うけど。
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『桜華乱舞』作戦1日目、夜、鏡界、神奈川県東部某所――。
結局、初日は5か所、移動含めて16時間ほどの戦闘で、22匹のBランクの魔塊獣の討伐に成功。
正直、航空機動部・特殊作戦部の優秀さには感心することしきり。
敵の位置は事前にほぼ把握しており、移動ルートや狙撃ポイントの策定も見事で、わたし達は指示通りに移動して、指示通りに戦えばいいだけって感じだった。
7日間拘束とか、かなり不安だったけど、移動と待機時間が長いだけで思ったよりずっと楽チンだ。主力が一般魔法少女からの選抜チームだから、安全策を取ってるんだろうけど、ちょっと……いや、かなり拍子抜けである。あ、楽なのはCチームだけなのかな?
現状の残弾は2発、魔力消費は感じないくらい。
問題は弾だ。24時間で回復するが、マガジン毎に順次回復していくので、ちゃんと回復時間の管理をしないと、いざという時に弾が無いってことになりそう。
正直、今の倍の8マガジン24発は欲しいところだが……やっぱり鏡界でも、金の問題に悩まされる……嫌なことを思い出すので深く考えないことにしよう。
今は、航空機動部・特殊作戦部が確保したビジネスホテルで野営(?)中。
今日の分の『マナ結晶』が支給された後、7時間ほど寝ることになった。ちなみに、鏡界でも寝れば魔力は回復するが、現界と違って寝てても魔力が消費されるから回復率は悪い。
「リリナちゃんは鏡界でのお泊りは初めてだよね? 割り当ては何号室?」
なぜか灯りが点いているホテルの階段を上っていると、後ろからラティーナに声をかけられる。ツインルームなので同室だったら、ちょっと……いや、かなり嫌なんですけど!
「ええと、わたしは307号室」
「ボクと同じ部屋だね!」
マジか……。
「こっち、こっち! リリナちゃん、この部屋だよ!」
はしゃぐラティーナの後をうなだれながら部屋に入る。ラティーナの熱いウザさで絡まれると思うと、ちょっと気が重い。BGMは『ドナドナ』である。
「結構いい部屋だよ! リリナちゃん、早く、早く!」
部屋の中は、どういう原理か謎だがビジネスホテル特有の薄暗い照明が灯っており、綺麗にベッドメイクされている。
鏡界では電気製品や機械類はまともに動かないが、ベッドとか布団は普通に使えるらしい。
「フカフカだよー!」
先に部屋に入ったラティーナはベッドの上でジャンプしてボヨンボヨンやっている。
自由だな、オイ。
「はぁ~~」
地獄の殺戮者やマガジンハーネスは送還したので、特に荷物もなくベッドに座り、ラティーナのボヨンボヨンを見ていたら、ため息が出た。
魔力はまだ余裕があるし、身体は疲れていないのだが、少し気疲れしている……ラティーナと同室だし。
「あー、疲れちゃったよね。リリナちゃんは、こんなに連続で戦闘するのとか初めてでしょ?」
ラティーナはボヨンボヨンしながらニコニコ顔で聞いてくる。
元気だなぁ……。
「うん。ちょっと精神的に疲れちゃったかな……ラティーナちゃんは、こんなに連続で戦闘したことあるの?」
「あるよ。黒狼戦の時は、結構酷かったよ。臨時編成されたパーティーで、何日も黒狼の魔法少女達と戦ったんだ。ボクはあんまり魔力使わないからいいけど、魔力消費の激しい魔法少女は頭痛や吐き気がするって大変そうだった」
やっぱり戦争だと、そうなるのか。「学校行くから現界に帰ります」ってわけにはいかんもんな……。
「もしかして、ラティーナちゃんって、結構ベテランの魔法少女なの?」
「うーん、リレッタと同期だから、2年くらい?」
ラティーナがボヨンボヨン飛びながら答えてくれる。
リレッタと同期か……じゃあカーミラさんやセラさんのことも知ってるのかな?
「戦争の時って、リレッタ達のパーティーは大丈夫だったのかな? あ、知らなかったら別にいいんだけど……」
「ああ、『ホンモノ』ちゃん達のことか! 『ホンモノ』が反応するのは魔塊獣相手の時だけだから、戦争の時は大丈夫だったんじゃない? 時々、戦場で見かけたけど、ちゃんと戦ってたみたいだよ」
ラティーナがボヨンボヨンを止めて、わたしの向かいのベッドの上に座りなおす。
カーミラさんもセラさんも戦争経験してるのか……ちょっと舐めてたけど、マジで先輩なんだよな。認識を改めよう。
「リリナちゃん、もしかして、リレッタと『ホンモノ』ちゃん達の仲がいいから、ジェラってる? あはは、可愛いー!」
全然違げえし!
「ボクだったら、リリナちゃんにそんな心配させないよ?」
ラティーナが、隣に座ってきた!?
「リレッタは、あの2人のことがあるから、リリナちゃんとずっと一緒にはいれないでしょ? ボクだったら、ずっとリリナちゃんと一緒にいるよ。同じ遠距離攻撃タイプだし……色々相性がいいと思うんだ?」
ラティーナはわたしの耳元で呟きながら、太ももの上でクルクルと指先で円を描く。
「どう? ちょっとだけ試してみない? リレッタには秘密にするからさ?」
また太ももを指先でツツーって……な、なにこの怪しい雰囲気!?
「うーん! 今日は疲れたから、もう寝る! おやすみラティーナちゃん!」
ラティーナに背を向けて、強引に布団の中に潜り込む。
「もう、リリナちゃんは、つれないなぁ! まあ明日も明後日もあるし……」
ラティーナの恐ろしい呟きをそこまで聞いて意識が途切れる……魔法少女は寝ようと思えばすぐ寝れるのだ!
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そして、『桜華乱舞』作戦4日目、朝――。
3日間で、わたし達が倒したBランク魔塊獣の総数は68匹にも上り、『桜華乱舞』は順調に進行している……多分。
Cチームのシルヴァさん、ミレイユさん、エルフィーネさんとも仲良くなった。2日目以降は民家の部屋でザコ寝だったので、5人一緒に宿泊したのだ。
ラティーナとはその後も何もなく(ホントだよ?)、今日もルーチンワークになりつつあるBランク魔塊獣討伐戦が始まるのであった――。
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