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Eternal Sky Online   作者: E.T.
スカイ・エントランス

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13/15

カフェデート

私たちはSkylandというお馴染みのカフェに入った。


「暑いね、今日。」


「そうだね、僕はアイスコーヒーと苺のミニパフェにするよ。」


「…甘いの好きなの?」


「好きだよ…」


少し寂しそうに言うゼファー…

私の質問いけなかったかな…?


「じゃあ、私もアイスティーと苺のミニパフェにする。」


「いいね。」


飲み物と苺のミニパフェが到着した。

真っ赤な苺がデコレーションしてあり、苺ソースとチョコレートソース、それにキャラメルソースも混じってる。

アイスクリームの部分を食べると甘くて少し酸っぱくて、冷たさが身体の火照りを鎮めていく。


「美味しい…!」


「そうだね…」


彼はスプーンで苺を食べ、静かに外を見た。


「ねぇ?

聞きたい事あるの。」


「何だい?」


「私の事…

その、胸が大きいから…

彼女にしたの?」


「そんな訳無いでしょう?

そうでも言わなきゃ君は彼女になってくれない。」


「じゃあ、なぜ…?」


「…初恋の人と似てるから。

馬鹿みたいな理由だろう?」


彼は私の頬についた苺ソースを指に取った。


「そ、そんな事無いけど…」


びっくりして、ナプキンで口元を拭く。

指をペロリと舐める彼。


「き、汚いよ!」


「甘い…

甘すぎて吐く…」


「えーと…

甘いの好きなんじゃ…?」


「苦手。

だけど、彼女が好きだったから…」


「初恋の…子…?」


なんだか、ズキリ…と胸が痛んだ。


「そう…

もうその話は止そう。

はい、残りあげる。」


私はゼファーの分まで苺パフェを食べる羽目に…

ゔぅ…

流石に甘い…


「えーと、年とか…

聞いても、いいのかな?」


「年齢か…

いいよ、現実世界では23才。」


「へぇー!

じゃあっ、お仕事してたの?

それとも、大学院生とか!」


「さぁね、何してたかな…?」


「もうっ!

全然教えてくれないんだから!」


「怒ってるの?

可愛いね。」


可愛い…!?


真っ赤になる。


「あそこに見える、空の海が見える?」


ゼファーが話を変えるように、窓の外を指差した。


「え、あ、本当だわ…

空に海が浮かんでる…の…?」


空海(くうかい)と呼ぶんだけどね。

飛行船じゃ入れないし…

飛行潜水艦は存在しない。

どのプレイヤーもあの奥は何も分からないんだ。

未開の海だよ。」


「そ、そっか…」


なぜ、そんな話をしたのか、私にはその時は分からなかった。


「出ようか、そろそろ。」


「うん、あっ、お会計は私が!」


「いいよ、男に払わせて。」


ゼファーは結局全てデート代を持ってくれた。

そういえば、これってデートだったのかな…?


うーん、分からない…

私も鈍感な所は確かにあるけれど、ゼファーは謎過ぎる所があるし…


とにかく私たちは宿屋に帰っていった。

ここまで読んで下さって誠にありがとうございます…!

少しでも面白い、と思われましたら、お星様の評価、ブックマーク、イイネ、感想にて応援よろしくお願い致します!

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