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君はもう夢の中

すみません、昨日は色々とトラブルがあって投稿が出来ませんでした。

まじですいません。


そして、夜。


ミネルヴァを狩るために日中から準備をしていたテイラーは夜更けにミネルヴァの寝室に闇の中から現れた。ミネルヴァの部屋は勉強机などがあり女の子らしい小物が置かれているなどそれっぽくされている。


そして、ベッドの上でミネルヴァは眠っていた。


テイラーは音どころかまさしくそこにいないような自然さでベッドに近づく。


そして、額をナイフで突き刺し、異変に気付いた。


彼女はもう、死んでいたのだ。


「これは…」


警戒していたテイラーでさえもわからない殺人。テイラーは布団を慎重にめくる。そして、少し目を細めた。


「ザルフ、他の二人は?」


部屋の隅で浮かんでいたザルフに聞く。そうするとザルフは何でもないように


「死んでるよ。ちなみに二人とも違う殺人方法。コシクは首吊り、ヒルルは胸に風穴があいてる。」


「三人とも殺害方法が違う、か。舐めてるな。」


少し舌打ちしながらひとり呟く。


「相手は手練れどころじゃない、俺以上だ。そしておそらく魔術持ち。厄介だな。」


行くぞとテイラーは部屋を出て行く。その背をぷよぷよとザルフが追いかけていく。その背が心なしか歪んで見えたのは自分だけだろうか。


そして、テイラーとザルフは明かりに満ちた繁華街に出てきた。繁華街はいつも通りでどんちゃん騒ぎである。しかし、テイラーは逆にそれに疑問を持った。


「なぜ、人がいない。」


驚愕に目を見開いたテイラーの横でザルフも驚愕していた。そして、安心していた。


人が繁華街にいなかった。いや、人影はあるし騒々しい喧騒もそのままだが人はいない。そして、テイラーは改めて結論にたどり着いた。


(ここは、魔術世界か。)


魔術世界。


魔術にしか使えず、魔術が生み出すこの世にたった一つの世界。その世界は魔術を習得するための試練の一種でもあり魔術の力が最も発揮される世界である。


ここで、今まで説明してこなかった魔術についても説明しよう。

この世には特殊な二つの力がある。魔術と魔法だ。



まず、魔法。基本的な属性の魔法であれば修練を積めば誰でも会得が可能であり才能の有無はあるが上達も理論上どこまでも可能である。そして、適性が必要なだけでそのほかは同じの通称適性魔法がある。代表例として隷属、影、闇、光、などがある。独自の進化を促すのも可能である。


一方、魔術。

現在確認、認識されている数は三十三、内、どのような能力かが判明しているのは二十一である。しかし、これらの殆どは聖魔法による神託という魔法によって明かされた情報であり実際に会得されたことのある魔術は二十とかなり多い。魔術は適性が必要なく試練さえ突破すれば必ず習得できるので案外多いのだ。


しかし、聖魔法神託による魔術の総数は五十二である。そして、魔術にはそれぞれ相反する魔術があるので一つの魔術が判明すればもう一つの魔術も判明するのである。だとしても、いまだ不明な魔術の数は十九であり、なぜかわからない一つを除けば残り魔術は十八個、見つけるのは九個でいいと多いのかわからない数字である。


つまり、魔術には残り【九つの空白】があるのである。


そして、現在テイラーがつかんでいる情報のなかでこのような状況に合致すると考えられるのは前日暴走した


   【夢】


だけである__________。

もしかしたら気づく人もいるかもしれません。


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