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#25 写し世
何も知らないし
何もわからない
何も分かってくれないし
正しさは相変わらず正しい
理不尽はかわらずそこにあるし
それは正義の盾を持って
人を責め立てる
貴方の言っていることは正しいよ
世界の言う正論は正しいよ
だからこそ息ができないんだ
だからこそ涙が出るんだ
理解という名の
当たり前の押し付け
人と違うことは
この世では極悪とされてしまうらしい
何も知らない人こそ
何かを知った気になって優越に浸る
それが何を起こすかは知らないまま
それが何を傷つけたかを知らないまま
血は流れてるよ、今も
流れて落ちてゆくよ、優しさの代償が
その色が見えないだけで
足元は水たまりだ
傷は癒えはしない
見えなくなっただけ
上に重なった傷によって
無くなった様に見えるだけ
それでも
落ちた過去は
いずれ骨となり血潮になり
体を巡り
人を生かしてゆくのだろう
傷を癒す術は持ってない
血を止める方法も知らない
何も無かった様に忘れることもできない
自分では自分を癒すことなんてできない
それでも
傷となった過去は
いずれ骨となり血潮になり
体を巡り
人は生かされてゆくのだろう
人は生かされて
誰かを生かして
この生を生きてゆくのだろう
自分が考えた事をそのまま書いた詩です。ぜひ他のものも読んでみてください。
感想をいただけると嬉しいです。次の創作の参考にします。




